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閉じ込められ36日目 4作業員を救出

 【北京・工藤哲】中国山東省平邑(へいゆう)県の石こう鉱山が昨年12月25日に崩落し、作業員19人が閉じ込められた事故で、生存が確認された4人全員が29日夜、次々に引き上げられた。国営中国中央テレビ(CCTV)は事故発生から35日ぶりの救出劇を大々的に伝えた。

     坑内には29人の作業員がいたが、発生5日後の昨年12月30日に生存者がいることを確認。小さな穴を開けて地下220メートルにいた作業員に空気や食料、水を送り続けながら、救出のための穴を掘っていた。救助された作業員はいずれも動ける状態で、近くの病院に搬送された。

     事故を巡っては、鉱山を経営する企業の会長が自殺している。

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