初めに言っておくと、
私は「ら」抜き言葉が大っ嫌いです。
どこがどういけないという意見ではなく、感覚として「ら」抜き言葉を見たり聞いたりすると気持ち悪くなってしまうんですよね。
そもそも「ら」抜き言葉は、中学生で習うはずです。
動詞の活用形っておぼえていませんか?五段活用とか、下一段活用とか。
私は中学生の頃ちゃんと勉強していたので、どの動詞が「ら」抜き言葉になるのかなど、感覚でわかります。
しかし、「ら」抜き言葉を使う人は大量に溢れています。若い人だけではありません。年齢が上の方だって使う人はいます。
「ら」抜き言葉を使っている人にも種類があります。
・そもそも「ら」抜き言葉という存在すら知らない人
・「ら」抜き言葉がどれか分からない人
・くだけた会話だけ使う人
この3タイプに分けられるでしょう。
みなさんはどのタイプかにあてはまりますか?
それともちゃんと「ら」抜き言葉を避けていますか?
日本語が進化、変化してきた、そう一言で言えばたやすいことでしょう。
「重複」を「じゅうふく」と呼ぶのもそういってしまえばおしまいです。
しかし、単語が変化するのと文法が変化するのではレベルが違います。
言葉は生まれ消えていくものなので、読み方が変化していくのも仕方がないと思えます。しかし、文法が変化するということは言語が変化するということです。
せっかく全国共通で使える日本語という言語があるのだから、きちんとした文法を守って誰もがしぜんに会話できるほうがいいと思うのは私だけでしょうか。