「ファンヒャンニョ(還郷女)像の設置」でバランス感覚を回復しなければならない
バンダービルド
過去の慰安婦被害に対する謝罪と補償を要求する次元で、韓国人が日本大使館前に慰安婦像を設置した。
しか、中国大使館の前に像は一つもない。
韓国女性に苦痛を与えた国としては、中国が欠かせない。
過去(17世紀)に、多くの韓国女性が中国に引きずって行かれて、性暴行などの痛みにあった。
当時脱出したり、身代金を支払って韓国に帰ってきた女性を、「ファンヒャンニョ」(還郷女)と呼んだ。
中国で妊娠して韓国に来て産んだ子供は、「ホロジャ」(湖奴子)と呼んだ。
被害女性の規模は50万人前後と推定される。

韓国人慰安婦の規模が、現実的には4000人前後だと推定されるので、算術的に見れば、今日の中国大使館
前の「ファンヒャンニョ像」は、125個は設置されている必要があってこそ正常である。(慰安婦4000人:ファンヒャンニョ50万人=像1:125個)
ところが、中国大使館の前には、ファンヒャンニョ像が一つもない。
併せて、日本に向けては、繰り返し謝罪や補償を要求しているのに対して、中国に向けては、常に静かだ。
「バランス感覚喪失」も、ほどほどにしてにこそ悪口を言われないものだ。
他国の人々がこれについて知れば、何と言うだろうか?
「韓国人たちは、少なくとも良心があるなら、中国大使館前にも、ファンヒャンニョ像を少なくとも十数体は設置する必要がある」と批判するのではないか?
併せて、このままでは他の人が、「韓国はなぜ中国だけを特別待遇するのか?」という誤解までするのではないか?
慰安婦関連団体などは、もう少し視野を広げて、手遅れになる前に、中国大使館前にもファンヒャンニョ像を速やかに設置すべきである。
特に最近になって、地球上で女性の人権を最も大事にしている国として急浮上した韓国の立場では、これは欠かせない課題(ファンヒャンニョ像設置)である。
好ましいのは、ファンヒャンニョ像の横に、小さな「ホロジャ像」(湖奴子像)も添えて、セットで設置しておけばいいだろう。
さらに、米国やオーストラリア、カナダなどの主要な外国にもファンヒャンニョ像とホロジャ像を今後継続して展開していくのも良い方法である。
像の説明文には、「悪どい中国によって、韓国女性50万人が強制的に連行されて、性暴行などあらゆる苦難を経験した」というふうにしておけば無難ようだ。
中国政府が激しく反発する可能性もあるが、国連などの国際舞台で「普遍的女性の人権」を続けて強調しつつ圧迫していけばいい。
先進市民の条件の中には、「バランス感覚」も含まれる。
日本と中国、それぞれに対する今日の韓国人の態度を見れば、「バランス感覚」自体が最初から失われた状態だと見ることができる。
つまり、「バランス感覚の喪失」のため、先進市民の資格もまた欠けている状態に置かれているという話である。
これらの面で、ファンヒャンニョ像とホロジャ像の設置は、バランス感覚の回復を通じた「先進市民化」を成し遂げる絶好の機会となる。
普段から慰安婦関連で「女性の人権」に特に関心を払ってきた多くの韓国人たちと関連団体が、速やかに乗り出すべき仕事である。
バンダービルド
引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=132633&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1