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補償金受け取り契約後 甘利氏秘書に500万円1月29日 21時37分
28日に辞任した甘利前経済再生担当大臣の事務所を巡る問題で、千葉県の建設会社は、UR=都市再生機構との間で2億円余りの補償金を受け取る契約を結んだ2週間後に、前大臣の秘書に現金500万円を提供していたことが分かりました。甘利前大臣は28日の会見で「秘書は『補償金額の交渉には介入していない』などと話している」と説明しています。
千葉県白井市の建設会社は、周辺でURが行っていた県道工事を巡りURに補償金を求めていて、週刊誌の報道では建設会社は補償交渉を有利に進めるため、甘利前大臣の事務所にURへの口利きを依頼し、その見返りとして現金を提供したと指摘されています。
URによりますと、平成25年6月、甘利前大臣の秘書から求められる形でURの担当者が秘書と面会し、補償交渉の進捗(しんちょく)状況などを説明したということです。
同じ年の8月6日、URは建設会社側に、およそ2億2000万円の補償金を支払う契約を結んだということです。
甘利前大臣の28日の会見によりますと、秘書が建設会社側から現金500万円を受け取った時期は8月20日で、建設会社は補償金の契約を結んだ2週間後に現金を提供したことになります。
これについて建設会社の担当者は、週刊誌の中で「URから補償金が得られたことへのお礼だった」としています。
一方、甘利前大臣は28日の会見で「秘書は『補償金額の交渉には介入していない。500万円は政治献金として受け取った』と話している」と説明しています。
また、URは「甘利前大臣の秘書には補償の金額については説明しておらず、いわゆる口利きや圧力はなかったと認識している」としています。
URによりますと、平成25年6月、甘利前大臣の秘書から求められる形でURの担当者が秘書と面会し、補償交渉の進捗(しんちょく)状況などを説明したということです。
同じ年の8月6日、URは建設会社側に、およそ2億2000万円の補償金を支払う契約を結んだということです。
甘利前大臣の28日の会見によりますと、秘書が建設会社側から現金500万円を受け取った時期は8月20日で、建設会社は補償金の契約を結んだ2週間後に現金を提供したことになります。
これについて建設会社の担当者は、週刊誌の中で「URから補償金が得られたことへのお礼だった」としています。
一方、甘利前大臣は28日の会見で「秘書は『補償金額の交渉には介入していない。500万円は政治献金として受け取った』と話している」と説明しています。
また、URは「甘利前大臣の秘書には補償の金額については説明しておらず、いわゆる口利きや圧力はなかったと認識している」としています。