2015-01-07 [お知らせ]オープン・フィールドノーツという試み 
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。新年早々ではありますが、大事なお知らせがあります。
2014年、ヘイトスピーチにかかわる街宣やシンポなどの実況を勢力的に続けて参りました。
年末、とあるトークイベントに顔を出した時にたまたま知り合いの編集者さんとお会いしました。ツイッターでの実況を見てくださっていたらしく「あれってどっかからお金もらってんの？」と言われてちょっとびっくりしました。これまで実況は誰かの依頼を受けることなく、どれも自分の意思で行っていたためです。
しかし第三者から見ればたしかに「見返りもないのに何でそんなに一生懸命実況してんの？」と思われても不思議ではない行為であることにその時、ハタと気づきました。
ということで、自分が実況を行う目的についてあらためて告知するとともに、その扱いに関する注意事項などこちらに掲示したいと思います*1。
先に結論を書けば、今公開している実況データは取材／調査経過をスピーディに公開する「オープン・フィールドノーツ」という試みの一環です。簡単に言えば、現場で見聞きした取材ノートを都度upし、実際に取材（調査）対象者にもその過程を見てもらいながらデータを公にするという営みです。
これから、以下の手順でオープン・フィールドノーツについて説明していきます。わりと長めの文面になるので「全部読むのがかったるい」という方は必要なところだけお目通しください。
１、フィールド・ノーツ（FN）とは？
２、オープン・フィールドノーツ（OFN）とは？
３、OFNが目指すもの
４、OFNの注意点（取材・調査対象の方へ／同業者の方へ／その他ツイートをご覧になる皆様へ）
１、フィールド・ノーツ（FN）とは？
まず最初に自分の立場について改めて断っておきます。私、松岡瑛理は現在大学院で社会学という学問を専攻しており、ヘイトスピーチ・デモに対し2013年以降に起こった抗議活動（通称「カウンター」）について、フィールドワーク（現地調査）のデータに分析を加え、今後博士論文、ひいては書籍としてまとめることを目指しています。
ここでの「フィールド」とは「フィールドワーカーが第一次資料を求めて調査を行う場所や状況一般*2」を、また「フィールドノーツ」は「調査地で見聞きしたことについてのメモや記録（の集積）」を指します。
フィールドノーツの種類としては、例えば以下のものがあります*3。
� Ы侏荵�が起こっている最中にメモ用紙、メモ帳、カードなどに書き込んだメモ（現場メモ）
�◆Л，覆匹鬚發箸�1日（あるいは数日）のあいだの観察や考察をまとめて清書した記録（清書版フィールドノーツ）
��：聞き取りの記録（インタビューの最中にとったメモおよび録音テープを起こした記録を含む）
�ぁ�調査の最中につけた日記や日誌
…こう書いてもあまりイメージが湧かないかもしれません。ジャーナリストが現場でつける「取材メモ」の研究者版、と考えていただくといいかと思います。
２、オープン・フィールドノーツ（OFN）とは？
「フィールドノーツ」とはどのような形式で、何を書くべきものかについて、研究者のあいだでも厳密な規定や定義はありません。そこで、以下は松岡の調査事例に限定して話を進めていきたいと思います。現在、調査をしながらつけている記録は以下の通りです。
Ａ. 公的なイベントのツイッター実況／ブログレポート（トークイベント、シンポジウムなど）
Ｂ.Ａなどを元に書いた取材記事・学術論文
Ｃ.私的な場でなされた聞き取りの記録（インタビューのメモおよび録音データを含む）
Ｄ.調査の最中につけた日記や日誌
このうち、オープン・フィールドノーツの対象となるのは主にＡです。つまり（１）「公開の場」でなされたイベントで松岡が見聞きした情報を（２）SNSなどのwebツールを通じて都度公開する、という２点に大きな特徴があります（ＣやＤに関しては公開対象とはならないことをあらかじめお断りしておきます）。
形は「出来事が起こっている最中に書き込んだもの」（現場メモ）に近いですが、一般への公開を前提としているため、それらを編集（清書）する作業を同時に伴っています。このため、「フィールド・ノーツとは？」で挙げた�仝従譽瓮發鉢∪興馮�FNの中間的な性格を持ちます*4。
３、OFNが目指すもの
オープン・フィールドノーツはヘイトスピーチの問題が現在進行形であることを念頭に置き、（取材対象である）カウンター参加者や、この問題の情報を必要とする人々に対し、自身の経歴や立場を活かす形で松岡が行きついた取材成果の還元方法です。
松岡は修士課程修了後、インターネット・メディアで社会人として働いた後、2013年春に博士課程に戻りました。復学とほぼ同時期にジャーナリスティックな媒体（ネットニュースや週刊誌）でも活動を始めたこと、かつ取材（調査）に費やす時間も含め、実際にはアカデミズムの外で過ごす時間の方が長かったたように思います。
そうした中で実感したのは（特にジャーナリズムと比較した際に）問題への成果を出すにあたってのアカデミズムのスピードの遅さでした。成果が出るまでに「何をやっているのかわからない」こともあり、アカデミズムに対して閉鎖的な印象を抱いている人も少なくないことに気づかされました。
「tsudaる」（＝「社会問題上重要度の高いカンファレンスにオンライン状態で出席し、現場で発表された発言の140字要約postをTwitterのTimeline上に送り続ける行為」*5）の語源となったジャーナリストの津田大介さんも、ツイッター中継を始めたきっかけとして、文化庁の文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会に出席していた際、情報公開までの「スピードの遅さ」に苛立った経験を挙げています。
この手の審議の内容は、基本的に議事録や発言録として、監督官庁のサイトで公開されることになっているのだが、官庁職員が多忙な通常業務の合間を縫って制作するため、完成・公開までには1〜2か月かかってしまうのが一般的だ。（略）しかし本来であれば、いずれも早急に議事録を公開し、その内容が世に問われるべきものである。（略）それだけに「1ジャーナリストとして、そこで行われる議論について多くの人に知ってもらいたい」「読者の関心の高い情報はいち早く積極的に提供すべきだ」という職業意識から、当時使い方を模索していたツイッターで議論の様子をつぶやき始めたのである *6。
松岡が現場から情報を「tsudaり」という形で積極的に発信しているのも、基本的にはこうしたジャーナリスティックな問題意識を引継いでのことです。
例えば研究者がある現地で調査を行い、それを論文という形で学術誌に掲載にするまでを考えてみましょう。最終成果物（論文）が公になるまでには（１）査読時間（２）公開分量という2点の課題があります。
（１）査読時間
→「査読」とは学術誌に投稿された学術論文を専門家が読み、その内容を査定することを指します（出典：コトバンク）。つまり、学術論文として公になっても恥ずかしくないものかどうか、その筋の専門家たちがチェックするということですね。
査読の回数は学術誌の刊行頻度によっても左右されます。松岡が所属する一橋大学キャリア支援室のスタッフによれば、学会年報の場合には通常「再査読」までですが、月刊・隔月刊・季刊で刊行される学術誌の場合は締切を設けない場合も多く、審査期間もより長期化する傾向にあるということです*7。
実際の査読を経て論文が形になるまでの時間はケース・バイ・ケースですが、例えば日本社会学会の機関誌である『社会学評論』（年4回刊行）に2001〜2011年の間に投稿された論文の平均査読回数と日数を分析した齋藤圭介の論文によれば、最初の投稿から掲載決定が決まるまでの日数は、平均で310日といいます*8 。つまり、調査対象者が「自分が受けたインタビューがどのような形でまとまったか」を知るためには、およそ1年程度の期間を要することを覚悟しなくてはなりません。
（２）公開分量
→たいていの場合論文には字数制限が設けられているため、どんなに詳細なFNをつけても、そのすべてを盛り込むことはできません。ある程度紙幅に余裕がある場合も、主題（＝研究者の問題関心）に沿って情報が取捨選択されるため、データの全体像を対象者が知ることはできません。
取材を受けた時に自分が「どのように記録され、描写されたか」は誰しも気になる所かと思います。けれども、記録方法からデータの取捨選択に至るまで、情報を管理する権利は取材者側が独占しています。そうした意味で、調査実施〜取材成果公開までの過程は、調査対象者に不安・不信感を抱かせる側面が多々あるのではないかと考えています。
FNも同様に、ある種「閉じられた読み物」としての側面を持っていました。フィールドワークの第一人者でもある佐藤郁哉氏は「FNには現地社会の人々のプライバシーに関わる事柄が書き込まれていることが多いという事情があって、ごく最近まで実際に書かれた現場観察のメモが公開されることは滅多になかった」と述べています*9。調査成果が公になる前のFNは学会や研究会などの空間で、研究者間だけで限定的に共有されることが常でした。
もちろん、調査を進めるにあたり対象者のプライバシー保護などには十分配慮しなければなりません（「私的な場でなされた聞き取りの記録」を公開していないのものこのためです）。けれども、OFNは（１）オープンな場で話された公益性の高い情報を、取材対象者や一般の人々に早い段階で還元し（２）イベントの全体像を伝えることによって、メディア報道／研究者の関心にそぐわず切り捨てられるデータを掬い上げる、という意義を持っています。
（ヘイトスピーチというテーマに限らず、学術的なシンポジウム一般に関しても、主催の許可を得た上で実況を試みることがあります。
→例えば12月14日に行われた東大の文化資源学フォーラム。これらは話の内容をできるだけ噛み砕いて伝えることで、一般に敬遠されがちな学術的イベントの敷居を下げることをねらった取組の一環です）
また、万が一ツイートした内容に問題があった場合は、その都度指摘をもらうことによってFNの正確さと対象者の満足度を高め、調査成果が「出た後」のトラブル発生率を低めることを目的としてもいます。
以上をもう一度まとめますと、OFNの目指すところは以下の通りです。
１、調査テーマ（ヘイトスピーチ）が現在進行形の課題であることを考慮し、対象者や問題に関心を寄せる人々への迅速な情報公開・成果還元を行うこと
２、対象者との相互的なやりとりにもとづいて、調査の最終的な完成度を高めること
４、OFNの注意点（取材・調査対象の方へ／同業者の方へ／その他の皆様へ）
とはいえ、こうした調査スタイルを取ることで懸念すべき点も発生します。この1年余り実況に携わってきた中で蓄積された注意・告知事項を以下、宛先別にまとめました。
●取材・調査対象の方へ
・はじめに書いた通り、現在行っているカウンター活動の調査は今後も取材記事などでまとめていくとともに、最終的には博士論文として、ひいては学術書ないし一般書籍として刊行することを目指しています。現在行っている実況ツイート（特にヘイトスピーチに関するもの）も、清書版FNとして編集を加えた上で記事や論文中に引用・紹介する可能性があります。
・引用・紹介の際はできる限り当人に確認を取るよう心がけますが、カウンター活動に関わるすべての方の連絡先を知っているわけではないので、必ずしも連絡が差し上げられるとは限りません。もし引用・紹介を避けて欲しいという場合は、一度松岡にご連絡をいただけると助かります（ツイッター等で@osomatu_san宛にメンションいただければ、メールアドレスをお教えします）。
・松岡がこれまでに行ってきた実況については、こちら（これまでの実況INDEX）にまとめました。「自分の話したことがどこで使われたかわからなくて気になる」という方は、この中からご自身が参加・発言なさったイベントをご参照いただくのが良いかと思います。
●同業者の方へ
・ここで言う「同業者」とは、松岡と同じくヘイトスピーチに関わる事象を対象としながら今後取材や研究（卒業論文、修士論文執筆などを含む）を行うことを考えている、また現在進行形でそれらの活動を行っている方々（研究者／ジャーナリスト、ライターなど）を指します。
・ツイートは不特定多数に向けて公開しているので、松岡のツイートを情報収集に使っていただくことはもちろん問題ありません。ただし、ツイートの引用等に際していくつか注意事項があります。
＊引用の際には必ずお願いしたいことがあります。それは「出典リンクを明示する」ことです。簡単に言えば「自分の取材／調査」と「松岡の取材／調査」とを区別してね、というお願いです。引用の書式はこちらのリンクなどを参照してください。
＊そんなの当たり前じゃない？と感じる方も多いかもしれません。しかし残念ながら、出典が明確にされずにツイートを取材／研究成果に無断転載されてしまう、という出来事が昨年二度ほど起こりました。いずれも成果公表前に自分が気づき、本人に出典を明示してもらうよう連絡して事なきを得ました。ただし、これが気づかず公になってしまった場合はどうか。少なくとも研究の世界ではアウトです。
＊なぜアウトなのか。これから卒業論文等の執筆に臨む方に向けて「引用」のルールについて簡単に説明しておきます。
「他人の意見」と「自分の意見」の区別は、知的財産権の問題に属します。佐々木健一によれば、学問の世界での知的財産の問題は全面的に「モラルの目」で捉えられるといいます*10。つまり「自分のものではない知的成果を自分のものであるかのように偽った、という行為として取り上げられる」 ということです。出所を示さず実況ツイートを論文にコピペして公表することは「剽窃」、すなわち「他人の文章・作品・学説などを盗用し、自分のものとして発表すること」とみなされ、「研究不正」の一種として厳しい処遇を受けます。論文の場合は「第三者からなる調査委員会が構成され、指導教授や審査員はいわば証人かつ被告の立場 」に置かれます*11。このように、コピペが発覚した場合には、周囲にも多大な迷惑を及ぼしかねないことをまず知っておいていただきたいと思います。
・厳しい制裁が待っているにもかかわらず、なぜ実況ツイートのコピペが続いたのか。推察する理由の1つは、引用元が紙文献ではなく「ツイッター」であったからではないか、というものです。webは引用源として相対的に軽視されており、かつ紙と違って自分で文章を打ち込まなくても簡単にコピー＆ペースト（コピペ）が可能です。
けれど、実況する側（松岡）は毎回一定の時間と労力を犠牲にして、目の前の出来事のストーリーを正確に伝えられるように必死でツイートをおこなっています。取材・調査する立場にある方には、そうした取材成果を断りなしに盗用することは「マナー違反」であるという認識をお持ちいただければ幸いです。
・今後、実況ツイートの無断転載を発見した場合には、一切の言い訳（「ソースを入れ忘れてしまった」など）を抜きに厳正な対応を取らせていただきます。どうぞご承知おきください*12。
●その他ツイートをご覧になる皆様へ
・以下は「カウンターとして現場に行っているわけでも、研究・取材にかかわっているわけでもないが、ヘイトスピーチの問題に関心を持って松岡のツイートを見ている」という方々への注意事項です。
・前項でも書いた通り、情報収集のためにツイートを使っていただくことはもちろん問題ありません。ただし、それを越えてツイートを別の目的に利用する場合には、これがあくまで（１）松岡個人の見方を通した（２）「実況」という形式を取っていることへの配慮をお願いしたく思います。
・実況に際しては、話し手が誤解されないようにできるだけ正確で詳細なつぶやきを心がけています。それでも話し手の表情、話の間合い、会場の反応などを含めて、現場でなされているすべての情報を伝えることは不可能です。
また実況の際は話を要約したり、補足して伝えることもあります。福井健策弁護士の執筆記事によれば、逐語録ではなくこのように「自分の言葉でかみ砕いて」事実を伝える限りにおいて「tsudaり」という行為は講演の著作権を侵害せずに済むとのことです。
こうした翻訳行為が間に挟まっている以上、実況ツイートの内容を絶対視してイベントに対する批判を加える行為は危ういと言わざるを得ません。もし具体的なコメント等を加えたいという場合はできるだけイベントの一次資料（音源、映像など）に当たるようにしてください。
実況を行うシンポジウムやイベントなどには、有料のものも多くあります。著作権法41条では時事の事件を報道する際「報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる」と定められており、「報道」の要素を加味することでツイート実況の正当性を担保することができます。ただし営利目的のシンポジウムの場合、報道を介して無料で情報を伝えることはイベントの「本来的利用」と衝突するのではないかという見方もあります*13。こうした点に配慮し、特に有料イベントの場合は主催者側の確認を事前に取るように心がけていますが、意見を述べる側も「自分はそれに見合うだけの対価を払っているか」という点を考慮いただければ幸いです。
（もちろん何も発言するな、と言っているわけではありません。実況を元に感想をつぶやくことで、主催側に喜ばれることもあると思います。ただし、感想の域を越え内容的な「批判」にまで踏み込む場合は、発言者・イベントの来場者の両者が不快になりかねない可能性があります。そうした「効果」も頭に留めていただければ幸いです）
色々と堅苦しくなってしまいました。「tsudaる（ツイッター実況）」という行為が定着したのもここ数年の話です。一般的なイベント等はともかくとして、アカデミズムのなかでこうした試みを行っている人は現状周囲に見当たりません。その中で新たな手法を確立していくためには、アカデミック・コミュニティのお作法も踏まえたルール整備を行う必要があると感じました。
今後も試行錯誤を続けていく予定ですが、こうした試みによって社会調査ないしアカデミズムというもののありかた、またそれらに対する世間からの見方を少しでも変えていければといいなと思っています。
そんなわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
*1：今回の記事を公開するにあたって、学術的な面を山田哲也先生（一橋大学大学院社会学研究科教員）、法的な面を原田學植弁護士、現場から見て気になる面を野間易通さん（C.R.A.C.）にそれぞれご確認いただきました。ありがとうございました。
*3：佐藤郁哉 2002『フィールドワークの技法』新曜社,p160
*4：Ｂに関して、記事や論文などで最終的に公表するデータは編集を施した「清書版FN」となります。読みやすさなどに配慮し表記に微修正を施すことがありますが、対象者から申し出があった場合を除き、元データから大きく形は変わりません。
*5：津田大介 2009『Twitter社会論』洋泉社新書,p59
*6：[津田 2009:61]
*7：佐藤裕・三浦美樹・青木深／一橋大学学生支援センター編著 2014『人文・社会科学系大学院生のキャリアを切り拓く』大月書店,p58
*8：齋藤圭介 2012「データからみる『社会学評論』――投稿動向と査読動向を中心に」日本社会学会編集委員会編『編集委員会報告書：「社会学評論」の現状と課題――若手支援のために・自己点検のために』,p5-26
*9：佐藤[2002:161]
*10：佐々木健一 2014『論文ゼミナール』東京大学出版会,p99
*11：佐々木[2014:109]
*12：実況しておいて何ですが、自分自身は特に取材・調査をする立場にある人に対して「まとめを見てわかった気になるより前にまず自分で現場に足を運んで欲しい」とつねづね思っています。ツイッターを通して伝えられるのは、あくまで松岡というフィルターを通した現実でしかありません。オリジナリティを持った「取材」や「調査」を行うからには、自分自身がフィールドに足を運ぶことが不可欠です。無断でツイートが転載された事例では、いずれもこうした姿勢が欠けていたように思います。取材・調査を行う方には、是非この点も頭に留めていただければ幸いです。
*13：津田[2009:72]