意外に思う方が多いのですが、実は英語にも丁寧語は存在します。
初対面の人や、上司や目上の人と話す時には、英語も日本語と同じように丁寧語を使います。
特に日本人の私たちは、丁寧語を覚えておくことで、初対面でも気軽に話しかけられるということもあるはずです。
今回は、海外旅行でも仕事でも超便利な「丁寧にお願いする」ことができる、短くシンプルな英語表現を紹介します。
シンプルで丁寧な英語表現
Could you take a photo?
(写真をとってくれませんか?)
道行く人に写真を撮って欲しい時には、これだけでも通じるでしょう。
ボタンの場所はJust press here.(ここを押すだけです)などと伝えると良いでしょう。
May I take a photo?
(写真を撮っても良いですか?)
観光施設などで写真撮影が可能かどうか聞きたい時に使えます。
Could you tell me the way to the station?
(駅への行き方を教えてもらえますか?)
Could you tell me ~? はとても便利な表現です。
Could you tell me what the word means?(その言葉の意味を教えてもらえますか?)のような使い方をすることもできます。
Could you lend me some money?
(お金を貸していただけますでしょうか)
ホテルや知人などで少しだけ借りたい時の表現です。
Could you call me later?
(あとで電話をして貰えませんか?)
電話を相手からかけて欲しい時の表現です。
敬語には段階がある
日本語の敬語でも、「電話して」から「電話をお願い」「電話をお願いします」「お願いできませんでしょうか?」など、無意識のうちに何段階もの敬語を使い分けしていますが、英語にも多くの段階があります。
同じ電話をかけるよう頼む場合でも、下に行くほど丁寧になります。
Call me.
Please call me.
Will you call me?
Can you call me?
Would you call me?
Could you call me?
I wonder if you could call me.
Please をつけても、命令形のままではそれほど丁寧ではありません。「電話してね!」くらいのニュアンスです。
初対面や上司、目上の人に対してはCould you〜?くらいがちょうど良いでしょう。
ぜひ、参考に実践してみてください。