辺野古移設の担当審議官らを増員へ
防衛省は26日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を本格化させるため、担当審議官らを増員することを決めた。護岸工事や埋め立て工事に向け県や周辺住民との調整にあたる。
同省はすでに真部朗整備計画局長をトップに約40人で構成する移設推進チームを設置している。ナンバー2の審議官と課長級の参事官を1人ずつ増やし、それぞれ2人体制にする。増員分には技官を充てる方針だ。
地元で辺野古の工事発注や県との折衝を行う沖縄防衛局も局次長と調達部次長を1人ずつ増やす。【村尾哲】