道の駅候補地2カ所 新工業団地の外側追加 福島市、整備計画委で方針
東北中央自動車道大笹生インターチェンジ(IC、仮称)付近に福島市が道の駅を整備する計画で、市は20日、市役所で初の整備計画策定委員会を開き、整備候補地として2カ所を示した。
市はこれまでの地権者説明会で、IC周辺に工業団地と道の駅を一体的に設置する考えを明らかにしていた。新たな候補地はフルーツライン(県道上名倉・飯坂・伊達線)の向かい側に位置する。工業団地予定地外で、これまでの候補地に比べ、ICを降りた車が入りやすい利点があるという。
市は国土交通省の重点「道の駅」指定を目指している。委員会では今後、地域活性化に貢献できる施設に向けて、建設地や施設の在り方を話し合い概要を決める。
委員会では小林香市長が学識経験者や地元代表者、農業・観光関係者、行政職員ら27人を委員に委嘱した。委員長に小山良太氏(41)=福島大経済経営学類教授=を選んだ。
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