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      イルカ飼育巡り新団体が発足

      イルカを飼育している全国の水族館などが、飼育技術の向上などについて情報交換する新たな団体を設立したことが、関係者への取材で分かりました。
      イルカの追い込み漁が行われている太地町の施設も参加し、今後、連携していくことにしています。
      新たに設立されたのは、「日本鯨類研究協議会」です。
      関係者によりますと、今月下旬、イルカを飼育している全国のおよそ30の水族館などが水産庁で開かれた会議に出席し、新たな団体の設立に合意したということです。
      イルカを飼育している施設は、これまで、主に、「日本動物園水族館協会」の「鯨類会議」という団体で情報交換してきましたが、追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を協会が禁止したことなどから、去年12月に解散しました。
      新たな団体は、「鯨類会議」に所属していた施設を中心に設立され、追い込み漁が行われている和歌山県太地町の「町立くじらの博物館」も参加して、今後、飼育技術の向上や、新たなイルカの入手などについて、情報交換することにしています。
      「太地町立くじらの博物館」の桐畑哲雄副館長は、「水族館での繁殖の取り組みと追い込み漁による入手のバランスを取りながら、科学的な立場を重視して取り組んでいきたい」と話しています。

      【水産庁「研究に参加も」】
      これについて水産庁国際課捕鯨班は、「イルカも含めた鯨類の持続的利用の観点から、今後、新しい団体から要請があれば、研究にも参加していきたい」と話しています。

      01月29日 12時31分