「もう3200メートル以上の出動はしません」 「救助落下事故」で静岡市が設定した「上限」

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富士山の3500メートル付近の救助活動で死亡

   事故は2013年12月、富士山御殿場口登山道9.5合目付近(標高約3500メートル)で京都の男女4人が滑落し、そのうち男性1人をつり上げて救助しようとする際に起きた。隊員が男性をヘリに収容する直前に救命器具が外れ、男性は約3メートルの高さから地面に落下した。悪天候などからヘリは救助を断念し、翌日になって別の部隊が男性を発見した。男性は心肺停止状態で、後に死亡が確認された。

   静岡県内で運用されている消防防災ヘリは、県、静岡市、浜松市の計3機。事故当時、県の防災ヘリは定期点検中で出動できず、3自治体間で結んでいる相互応援協定に基づいて県から要請を受けた静岡市が救助に出向いた。静岡市の消防航空隊は南アルプスで3000メートル級の救助活動に対応できるような訓練を積んでいるものの、富士山の9.5合目付近で活動するのは訓練を含めて初めてだった。

   この事故をめぐっては、救助活動に過失があったとして、男性の遺族が15年12月、静岡市を相手取って9169万7100円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こしている。

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053
んー 2016/1/28 15:42

でもこれで登山する連中は覚悟がついたんじゃないかな。遭難=死っていう覚悟がね。
本当に山が好きで山に挑んでる連中は元々覚悟は有ったんだろうから、この人達については今更な話。半端者もこれで同じ覚悟がついたでしょ。
起きてしまった事は今更どうにもならんけど、同じ事が起きなきゃいいんだしね。
同じ事を起こさない為に、更に話を進め冬山に関しては全面的に救助を止める事にすればいい。

052
この記事じゃ、わからん 2016/1/28 15:15

本当に3200m以上の高度でないヘリコプターの救急活動ならそんな事故は起きなかったのかどうか?
救出後のヘリコプターと救助者を繋ぎとめておく拘束がなんらかの原因で解かれて転落死したのなら、拘束具の扱いの訓練不足とか局所的な烈風で救助者の体が振り回されて拘束具がそれに耐えきれず破損したとかなら納得もできるが、ただ単純に高度というのが事故の要因にもなっているという根拠が不可解だ。
何か事故後の対策を取らなければと悪戯にあせり理性をなくして無責任でその場しのぎのでたらめな思い付きを対策にしたのでないなら、説明責任を求めるべきじゃない?
もし、まぬけじゃないないなら...

051
ちょっと 2016/1/28 13:44

もう一度重ねて言います。出動した防災ヘリは静岡『市』のヘリであり、ヘリの救出限界設けたのは静岡『市』です。富士山は静岡『県』内にありますが静岡『市』内にはありません。お間違えなきよう

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