北垣博美
2016年1月29日03時00分
日独のアーティストら7人が集う座談会「フクシマや難民を前に、芸術に何ができるか」が30日、左京区川端通荒神橋上ルにあるドイツの公的文化機関「ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川」で開かれる。
福島第一原発事故からまもなく5年を迎える日本。そして急増する難民やテロの脅威に直面するドイツ。大きな社会問題に向き合ったとき、芸術に何ができるのか。可能性や必要性について、振付師のパウラ・ロソレンさんら両国の建築家や美術家たちが議論する。
ヴィラ鴨川に滞在するドイツからの招聘(しょうへい)芸術家を軸に企画されるトークシリーズで、これまでも「アートは都市をどう変えるか」「表現者の変化と進化」などのテーマで開いている。 今回は座談会冒頭に、登壇者が各自の活動を映像や画像で紹介(約5分)。ディスカッション後は交流会も予定する。担当者は「日独の文化芸術の共通テーマを取りあげ、意見交換をする貴重な場。ぜひ聴きにきてほしい」と訴える。
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