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日銀 新たな金融緩和策決定 当座預金金利マイナスに1月29日 12時50分
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日銀は29日まで開いた金融政策決定会合で、金融機関から預かっている当座預金の一部につけている金利をマイナスに引き下げる新たな金融緩和に踏み切ることを決めました。これによって、日銀の口座に積み上がっている金融機関の巨額の資金を貸し出しに振り向けて、デフレ脱却を着実に進めるねらいがあると見られます。
日銀は29日までの2日間、金融政策決定会合を開き、声明を発表しました。
それによりますと、日銀が金融機関から預かっている当座預金のうち一定の水準を超える金額につけている金利について、現在の0.1%からマイナス0.1%に引き下げる新たな金融緩和に踏み切ることを決めました。マイナス金利は来月16日から導入するとしています。
これによって、金融機関が必要以上の資金を日銀に預けておくメリットが薄れることから、日銀としては、日銀の口座に積み上がっている金融機関の資金を、より積極的に貸し出しなどに振り向けるよう促すねらいがあるとみられます。
それによりますと、日銀が金融機関から預かっている当座預金のうち一定の水準を超える金額につけている金利について、現在の0.1%からマイナス0.1%に引き下げる新たな金融緩和に踏み切ることを決めました。マイナス金利は来月16日から導入するとしています。
これによって、金融機関が必要以上の資金を日銀に預けておくメリットが薄れることから、日銀としては、日銀の口座に積み上がっている金融機関の資金を、より積極的に貸し出しなどに振り向けるよう促すねらいがあるとみられます。