英語の “動詞と主語は2つで1つ” にして一致させる
これまで、英語で話すときは英語の発想に切り替えることの
大切さを述べてきました。
>英語で考える力を癖付けたら、英語力が飛躍的にアップした?!
そして、その英語の発想を身に付けるためのコツも紹介しました。
今回は、そのパート2といったところです。
上記の記事と併せて見ていただくとより一層理解を
深めていただけると思います。
動詞と主語は2つで1つ
- ❌ I red a book before go to bed.
- ❌ He said cannot take class.
日本人は実は英語的主語(動作の主体)を言うことに慣れていません。
日本語は基本的に “察する” ことを前提とした言語ですから、
いちいち動作の主体を言わなくても、聞き手が察してくれるのです。
1. 私は寝る前に読んを読む
「私は私が寝る前に本を読む」と言わなくても聞き手には分かります。
2. 彼は授業に出られないと言った。
「彼は彼が授業に出られないと言った」と言わなくても聞き手には明らかです。
だから、日本人は、
- I red a book before go to bed.
- He said cannot take class.
のような英語を言ってしまいます。
しかし、この例文はgoの主語、takeの主語を言えばとたんに正しい英語になります。
- ⭕️ I red a book before I go to bed.
- ⭕️ He said he cannot take class.
さらに日本語においては主語をまったく言わないことも少なくありません。
むしろ、日本人にとってはその方が多いくらいです。
例えば…
「毎週見ているテレビ番組を今日は見なかった」
動作の主体は一切言っていません。
それでも、聞き手は「誰が見なかったんだろう?」「誰が毎週見ているんだろう?」
とは、思わないはずです。当然、動作の主体はどちらも話し手本人だと
聞き手が察してくれます。
英語におていはこのような都合のいいことは起こりません。
しかし、日本語の発想のまま英語を話していると、
つい次のような英語で喋ってしまいます。
❌ I didn’t watch the every week watch TV program today.
いくらなんでもこんな英語は言わないと思われるかもしれませんが、
英語中級レベルと言われる人でも、つい言ってしまう1つのパターンです。
“動詞を言いたい時は、必ずいつでも主語も一緒に言う”
主語と動詞は切っても切れないものです。
2つでやっと1つのまとまった情報です。
主語を言わなくてもいいのは命令文の時だけです。
それ以外の場合は、ある動詞が使いたければ必ずその動作の主体も
一緒に言うことです。先ほどのようなおかしな英文は、watchの主体を
言えばたちまち自然な英語になります。
動詞を2回使うなら、主語+動詞の構造も2つで、2つの文にすればいいのです。
⭕️ I watch the TV program every week,
but I didn’t watch it today.
初級レベルならこれで十分です。
さらに理解を深めるために、こちらを参考にしてみてください。
>英語で考えるコツ=動詞と主語は2つで1つ(Let’s try!)
- 英語の動詞と主語でよくやる間違いと正解例
- 英語が話せる人の「主語」「 動詞」「 目的語」の使い方
- 英語の主語と動詞の選択が間違っていませんか?
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- 英語の動詞活用表|分かりやすく厳選した動詞の一覧と使い方
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