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八丈島 集まるザトウクジラを観光資源に
1月29日 6時11分

ザトウクジラが去年から集まるようになった伊豆諸島の八丈島で、ホエールウオッチングを観光資源にしようと、勉強会が始まりました。
八丈島では、去年の11月からザトウクジラの群れが、島の沖合200メートル辺りの近い場所で見られるようになり、28日も潮を吹く様子が観測されました。
八丈町が主催した28日の勉強会には、ダイビングショップなどの島の観光関係者や町の職員などおよそ60人が集まりました。
勉強会では、クジラの生態に詳しい東京海洋大学大学院の加藤秀弘教授が講演を行い、沖縄や小笠原などでしか確認されていなかったザトウクジラの繁殖行動が、ことし初めて八丈島の周りで行われているという調査結果を報告しました。
そのあと、観光資源とするためにクジラと一緒に泳いだりダイビングしたりするにはどんな危険があるのかなどの課題について議論が交わされました。
参加した人は「クジラがこれからも島の近くで繁殖活動を続けてくれるように期待しています」と話していました。

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