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TPP署名式 内閣府などの副大臣派遣で調整1月29日 4時01分
政府は、甘利前経済再生担当大臣の辞任を受け、来月ニュージーランドで行われる、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の署名式について、国会審議への影響を考慮して、後任の石原大臣は派遣せず、内閣府などの副大臣を派遣する方向で調整に入りました。
来月4日、ニュージーランドで行われる、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の署名式について、政府は交渉を担ってきた甘利前経済再生担当大臣を派遣する方針でしたが、甘利前大臣が、みずからの事務所の政治とカネの問題で辞任したことを受けて、対応を検討していました。
その結果、甘利前大臣の後任の石原大臣を派遣した場合、新年度、平成28年度予算案の審議に影響が出るおそれがあるため、国会審議を優先する立場から、石原大臣は派遣しない方針を固めました。
一方で、署名式に先立って、閣僚会合も開かれる予定となっていることから、甘利前大臣の下でTPPを担当してきた高鳥内閣府副大臣など、副大臣クラスを派遣する方向で調整に入り、29日にも最終的な対応を決めることにしています。
その結果、甘利前大臣の後任の石原大臣を派遣した場合、新年度、平成28年度予算案の審議に影響が出るおそれがあるため、国会審議を優先する立場から、石原大臣は派遣しない方針を固めました。
一方で、署名式に先立って、閣僚会合も開かれる予定となっていることから、甘利前大臣の下でTPPを担当してきた高鳥内閣府副大臣など、副大臣クラスを派遣する方向で調整に入り、29日にも最終的な対応を決めることにしています。