(3人)こんばんは。
さあ「鑑定団」始まりました。
グアム行って戦後70年で戦地まわってきましたよ。
そこのコーディネーターさんがキャラがきつすぎて熱演してくれるんですよ。
アメリカ軍があっちの丘のその近く現場なんであの丘まで追いやったんですよ。
そのときに言ったんですよ上官が。
貴様ら命をムダにするな!って絶叫したんですよ丘の上で。
最終的にみんなの注目の的で恥ずかしかった。
朋ちゃんの愛称でお馴染み
4人兄弟の3番目でたった一人の女の子だったため両親にとてもかわいがられて育ちました。
小学生のとき歌手の中山美穂さんに憧れ…
渋谷でスカウトされ念願のアイドルとしてデビュー。
当時はなんとこの番組でリポーターをしたこともありました。
ご存じでした?
3万円ですよろしくお願いします。
その後我らが今田耕司司会の深夜番組に出演したところたまたま見ていた音楽プロデューサー小室哲哉さんの目に留まり
するとそのキュートなルックスとのびやかな歌声が若い女性たちの人気を集め
更に出演したCMが話題を呼びヒューヒューという言葉はこの年の流行語にもなりました
ヒューヒュー!
その後小室哲哉さんのプロデュースを離れ一時活動を休止していましたが2012年見事復活。
休業中地道なボイストレーニングを重ねたためその歌声にいっそう磨きがかかりました
華原朋美さんの登場です
依頼人の登場です。
東京都からお越しの久しぶり。
お願いします。
お願いしますどうぞこちらのほうへ。
失礼します。
この人もいろいろあった人ですからね。
まさに深夜番組やってたときに4回か5回くらい出て急に来なくなったんです。
この間まで水中カルタ取りゲームやってた子が急にスターになっていったから。
あの頃この番組のリポーターみたいなのもやらせていただいて使っていただいたんですよ私のことを。
あのとき私が考えてたのはここに出ることだったんで今20年以上ぶりにこの場所に立ててることがものすごく感謝してます。
ありがとうございます。
こんな頭下げるような子やなかったんですよ。
早速拝見します。
あらきれい。
マイセンの飾り壺です。
25年前くらいに両親がヨーロッパに旅行に行きましてそのときにドイツのアンティークショップで買ったものなんです。
いくらで買ったの?120万円くらい。
ほんとにお母さんがアンティークがすごい好きで買うときに将来朋美にあげたいからねえパパ買ってみたいなことをお母さんが言ったみたいで。
ああじゃあ朋美にあげるんだったらいっかって言って。
でもこれは見たことないんですよ私。
たぶんですけどほんとにお母さんがすごい大事なものっていうものに関しては私たちも入れないようなお部屋だったんでそこに入れてたんだと思うんですよね。
うちのお母さんほんと隠し癖があっておいしい食事とかいただくじゃないですか。
それを冷蔵庫の中に新聞紙で何重にもして危険食べると大変とか書いてあってなんだこれはって言ってお兄ちゃんとか弟と絶対触らないほうがいいよって言って触ってなかったものとかもあったんで。
そのうちお母さんが貯めに貯めたものくれるよ。
くれるんですかね?いやでも絶対くれなさそう。
新聞紙で飾ると危険とか書いてあるんですかね。
偽物ですか?いやいや聞いたらあかんがな。
ご本人の評価額ですけどもおいくらくらいでしょう?120万円くらいでお願いしたいです。
買ったまんまで?わかりましたまいりましょう。
オープンザプライス!すごい!倍以上!そんなにですか!?1880年くらいにドイツのマイセン窯で作った作品に間違いありません。
ケンドラーっていうマイセンでとても有名な造形作家が発案してこの形を作っている。
マイセンの代表作ですよ。
それで丸くなってるゴルフボールみたいなそれをスノーボールっていうんですよ。
一つずつの花を全部貼り付けてる。
もともとこのスノーボールっていうのは1739年にポートランド王の王妃のために作っていくんです。
全部花尽くしのディナーセットを作る。
ご結婚なさればこれはたぶん朋ちゃんのものになると僕は思いますけど。
今田さん結婚しようよ私と。
話題にはなるやろな。
これもらえるから私。
いやこれのためだけに結婚するのかいな。
なんですかこれ。
こんな値段つくなんてほんとにお母さんもびっくりですよ。
お母さんにぜひ報告してあげてください。
どうもありがとうございました。
番組のほうも最後まで楽しんでいってください。
ありがとうございます。
続いては…
早速ご自宅にお伺いするとこたつを囲み3世代のご家族がお揃いでした。
次なる依頼人は実家に帰省中の…
僕は今郡山に住んでいるんですけど2か月に一度は気仙沼の実家に帰って元気な姿を見せられるようにしてるんです。
せっかくですからご家族の皆さんを紹介してください
はい。
おじいちゃんとおばあちゃんです。
そして僕の両親です。
これが妹とまるです。
なるほどで隣にいらっしゃるのは?
僕の妻です。
妻もよくここ気仙沼に一緒に遊びに来るんですよ。
だそうです
祖父健一さんは
以来祖母先子さんと二人三脚で地元の小売店やゲームセンター海水浴場の売店などに菓子を卸してきました。
しかし5年前東日本大震災が発生しその後の都市整備計画で
そこで家族総出で倉庫を整理していた際今回のお宝を発見したそうです
でもおじいちゃんはお宝にまったく興味がなくて捨てようとしてたんですけどもしも高ければ売って鑑定よろしくお願いします。
依頼人の登場です。
宮城県からお越しのさぁどうぞこちらのほうへ!いいお孫さんね!さわやかな優しいね…。
今日はご家族が来られてるみたいなんで…。
どうですか?おじいちゃん…お宝に興味ないんですか?いくらにもならないでしょ?どういうものか拝見しましょうこちらです!うわっ!!超合金79点です。
いや〜すげえ!ど真ん中ですよ僕。
今田さんこれで遊んだんですか?いや俺ね1個か2個くらいお父さんのお金拝借して買った覚えが…。
拝借…。
わかるわおじいちゃんにしてみたらただのガラクタ…。
これが家にあったっていうのはなんでなんですか?40年ほど前に東京から気仙沼にですねトラックで見知らぬ業者さんが来ましてどうしても買ってほしいということでしぶしぶ買ったみたいなんです。
ただ東京で流行っててもその当時はまだ気仙沼にその流行りがまだ追いついてなくって…。
でどうしてもさばくのが大変で。
在庫やん!しかもピッカピカですやん!箱もきれい…。
北原さんの大好物箱が…。
おじいちゃんはもうこれ捨てようかなと…。
はいはい…邪魔くさくて。
邪魔くさい!重いしね。
今回これ高かったらどうしますか?祖父母の旅行代にしたいなと。
あら!じいちゃん…。
どこか行きたいとこあるんですか?今日ここに来て…このスタジオを拝見させてもらっただけでもそれで十分ですよ。
なんと欲のない…。
永井豪原作のテレビアニメ『マジンガーZ』はパイロットが巨大ロボットに直接乗り込み操縦することそしてロボットの体が超合金Zという極めてかたい架空の合金でできていることなどの画期的な設定により子供たちに大人気を博した。
これを受け1974年株式会社ポピーが発売し圧倒的に支持された玩具が…
とはいえ実際にはそんな合金は存在するはずもなくその材質は亜鉛と錫の合金だったが溶かした金属を圧力で金型におしこむ鋳造法…すなわち
作りは精密で超合金というネーミングに妄想をかき立てられた子供たちはずっしりとした重量感やひんやりとした感触に身震いするほど感動したのであった
更にマジンガーZの必殺武器として原作どおりのロケットパンチを発射する仕掛けを取り入れたことも大きな魅力で価格は1,100円と子供にとっては少々高かったが発売した年だけで50万体を売り上げる大ヒットを記録した
その後も…
他のキャラクターも次々と発売されたことにより1番組に登場した架空の金属の名称超合金はロボットキャラクター玩具の代名詞になったのであった。
そして現在その人気は海外でも高まる一方でコレクターが急増しており初期の超合金には驚くほどのプレミアがついている。
改めて依頼品を見てみよう。
超合金79点でそのうち…
『マジンガーZ』の続編として1974年9月からおよそ1年間放送されたロボットアニメで前作の成功を受け番組の企画段階から商品化が検討されており放送1か月後にこの超合金が発売された。
今なおその人気は極めて高く超合金のコレクションでは核となるアイテムである
実写作品をもとにした初の超合金で胸部のミサイルとフライングナックルに加え左足に四輪マシンマッハトリガーを収納する仕掛けが付いている
『秘密戦隊ゴレンジャー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマでスーパー戦隊シリーズの第1作目にあたる。
この超合金は人間がモデルのためロボットと比べると体型はややずんぐりしているがひじや腕が動く仕掛けになっている
同じく石ノ森章太郎原作の特撮コメディーで1974年10月からおよそ2年半放送された。
当初超合金は作られる予定はなかったが番組が高視聴率を記録したため急きょ主人公ロボコンの超合金が発売されその後クラスメートなど24種類が追加された
いずれも箱付きで保存状態は極めてよい
さぁご本人の評価額ですけども。
1個1万円で79万円でお願いします。
1個1万円で79万円。
それではまいりましょう。
オープンザプライス!
(驚きの声)すご〜い!おじいちゃんえらいことですよ!バンザイ!ほんまにびっくりぽんや!びっくりぽん!これはすごいですね。
グレートマジンガーこれは1期2期3期4期とあるんですけどこれは2期です。
それで10万です。
こんなもん金の延べ棒やがな!それからマッハバロンも1つ8万円。
高い理由3つあるんです。
まず1つは状態ですよね。
小売店に並ぶとダース箱というのはまずないですからね。
更に店頭にあると日焼けしちゃうんですよ。
日焼けまったくないです。
それからパーツだとかが入っている袋説明書スポンジ…すべて完璧ですね。
2番目がこの超合金で遊んでいた子供たちだいたい今40代から50代前半ですよね。
いちばんコレクションにお金を使える年代なんですよ。
3つ目はですね海外でコレクターが多いです。
ただしこれだけ同じものが数あるのでこれをさぁ売ろうっていったときにこの値段よりかは下がる可能性はあります。
はい。
世界1周に切り替えます!さっきまでこのスタジオで十分言うてましたのに。
いやおめでとうございました。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
お宝列島日本縦断
今回の舞台は…
赤城山の南麓に位置し市内には坂東太郎こと利根川がとうとうと流れる。
もともとは畑作地帯で細々と養蚕が行われていたが1872年日本初の機械製糸工場が造られると飛躍的に発展。
戦前までは生糸の町として岡谷豊橋と並び称された。
名物は焼まんじゅう。
小麦粉を米麹で発酵させ蒸したまんじゅうに甘く濃厚な味噌ダレを塗り焼いたもので19世紀の半ばごろから作られるようになった。
その後製糸工場で働く女工などに好まれたことによりついには群馬を代表するソウルフードになった。
一方こちらは吉田松陰の妹美和子の夫にして初代群馬県令楫取素彦が提言し地元有志の寄付により1884年に建てられた迎賓館で明治天皇や大正天皇をはじめ多くの皇族が滞在した。
本番前のひとときその茶室で一服の茶を喫し心を静めているのは本日の
会場は早速いってみよう
(2人)出張!なんでも鑑定団IN前橋!
まずは鑑定士安河内の大ファン私にとったらじゃあもう今日なんかドキドキで。
ドキドキで来たんですけども…。
こちらが素朴な疑問なんですけど田中先生どこがいいんですかね?たまにハンカチを口に押し当てるんですよ。
お宝は…
10年ほど前骨董店で発見しひとめぼれ。
山里の収穫風景が描かれており農業を営む自分にぴったりだと思い75万円で購入した
奥さまには?奥さまにはね。
実は昨夜緊張したまま寝入ったせいかこの番組に出演した夢を見てしまい…
スタジオのほうへ行って安河内さんが鑑定をして一十百千…パッ。
本人評価額はこのくらいはするはずと120万円。
一十百千で目覚めたのでどうもいやな予感がしてならない。
ひょっとすると正夢だろうか。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
やっぱり
ちょっとひどいですね。
玉堂の風景というのは昔懐かしい風景なんですよね。
その道はもう舗装されてるように見えるんですよね。
軽トラが走ってそうな。
畑はあまりにも小さすぎますよね。
家庭菜園並みに小さい。
もっともひどいのは印章ですね。
普通は印ですから押してあるものです。
これ描いてあるんです。
描いてあるんですか?どっかいいとこないですかね。
そうですね…。
ないですね。
ないですか。
続いては茶道歴25年の何かきっかけはあったんですか?そうですね私実は造園業をやってるんですけども。
造園業はいはい。
40代の頃茶庭を造ってほしいと頼まれた際茶道の素養がなくてはいい仕事ができないと思い始めたところすっかり夢中になり茶道具にもこるようになってしまった。
お宝は骨董市で実は買ったものですけどなんかさっきの方とパターンが同じでちょっとまずいかななんて不安なんですけど。
すごい気に入りましていいなと思って女房の前で買うとは言えないんでちょっとマケてくれないかって聞いたんですよね。
そしたらかなりの値引きですね。
少々怪しいとは思ったが自分の目を信じ買おうとすると横にいた妻が猛反対したためとりあえず帰宅。
しかしどうしても諦めきれず妻にないしょで
3日後に電話して3日後に買った!こちらが
本人評価額は買ったときと同じく70万円。
妻のあの口ぶりからするとはらわたが煮えくり返っているかも。
もしも偽物だったらどうしよう。
果たして結果は!?
そうぞ!ジャカジャン!
よかった〜。
奥さん表情が一変
ねえあんだけ心配心配って言っておりましたけどにこやかなお顔。
それに引き換えいちばん最初の奥さま…。
これは名碗ですね。
大樋っていう焼物は代々飴釉といってね茶色い釉薬なんですよ。
九代はあえて伝統を打ち破ることに挑戦した。
そしてこの艶のいい黒を作ったんですね。
1回黒をかけてその上に更に分厚い黒をかけると腰のあたりに幕のように波が出る。
これが九代の特徴なんです。
箱は裏千家15世鵬雲斎宗室の直筆で銘は歴々とございますね。
禅語で…。
真理というものは見えないようだけど目の前にあるんだ。
歴然としてるんだといういい銘ですね。
大切になすってください。
続いてはキャンプが趣味のもともと釣りが趣味なんですね。
釣りっていうのは朝が早くてですねそうすると朝早く車で行くよりもキャンプとかして泊まっちゃったほうが早いかなっていうことで。
しかしときには危険な目にあうこともありあるときテントで眠っていると外でガサガサと物音が。
てっきりクマに違いないと思い大急ぎで車に逃げ込み
テントのほうをパッて照らしたら目がキラッて光って。
お宝は…
母方の曽祖母がですね嫁入りのときに記念というか嫁入り道具で持ってきたと。
もともとは一双だったが曽祖母が半双を親戚の方にあげてしまったと聞いている。
残った半双はずっと大事にしてきたが何と書かれているのかまったくわからずかろうじて読めるのは
「鉤」みたいな字でで「魚」があってで流れがどうとかって書いてあるんですよ。
なんか今の聞いたら
しかも今日の流れを見ているうち急に不安になってしまった
本人評価額はとりあえず本物と信じ60万円。
実はこれを飾る場所がないのでもしも高ければ売り払いずっと欲しかったキャンプ用品を買いたい。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
大幅アップ
本物だ…。
本物だ!すげえ。
この詩自体がですねこれで一応完結してますので一つでも十分作品として問題ないと。
荘子の「秋水篇」について書かれた自作の詩ですね。
荘子が釣りをしているところをその国王の一行が政治をやってくれないかと打診するわけです。
しかしながら自由でありたいと断るわけです。
そういう内容が書かれています。
非常にいいものだと思いますぜひ大事にしてください。
続いてはリフォームが趣味の今までどのへん直したんですか?玄関直したりテラスを廊下に直したりですね。
しかし時には大失敗もあり
朝新聞読んでたんですね。
そしたらドーンっていうんでものすごい音がしたんですね。
慌てて外に飛び出すとなんと自分が作った塀が倒れていた
穴を掘るのを…。
お宝は…
3年前フリーマーケットに行ったところ1軒の家から出た不用品をまとめて処分している方がおりビニール袋を手に…
あまりいいものは100円だからないと思うけども手当たりしだいがが〜っと詰め込んで。
家に帰ってから一つひとつ取り出しじっくり眺めていると…
これ目に留まったんですよ。
見慣れない模様なんですね。
これは日本のじゃないな。
今から500〜600年くらい前の昔の中国のじゃないかなと思って。
ひょっとすると名品ではないかと思うようになった。
本人評価額は期待をこめて10万円
100円の詰め放題で名品が手に入るなんて普通はありえないが今日は万に一つの奇跡を期待したい。
果たしてどうなるのか?
3年前フリーマーケットに行ったところ不用品をまとめて処分している方がおり100円でビニール袋詰め放題というので挑戦。
その中に混ざっていたもの。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
これはすごい!
人間上がると強気になりますね。
やっぱりね。
今から390年くらい前の明王朝天啓時代に作られた染付の皿なんです。
江戸時代の日本の茶人たちはこのお皿を古染付と呼んだんです。
「古」というのは古いという意味じゃなくて風格がある茶の味があるという意味なんですね。
この四角い絵絹織物の柄の文様なんですよ。
周りが如意頭文という吉祥文の中に蓮の花を散らしてございますね。
土と釉薬の収縮率が違うものですから縁がぽろぽろ…欠けるんですよ。
ところが日本の茶人たちは虫食いだといってこれも鑑賞したわけなんですね。
たいへんいいものです。
大切になすってください。
続いては家庭菜園が趣味の…
おいくつでいらっしゃるんですか?え〜!すごいお元気ですね。
天気がいい日は必ず畑仕事をしている。
出来た野菜は家族だけでは食べきれず親戚や友人にも差し上げているが面倒なので畑から勝手に持っていってもらっている。
しかし女性の場合は…
私が掘って手伝ってやるんだけども。
いいですね。
お宝は江戸時代初期の天台宗の僧…
もともとは祖父が持っていた屏風にはられていたが…
そのとき家を新築して引っ越すときに古いものをみんな処分したんです。
新築のときにね古いものを全部。
屏風も裏が破けてましたので…。
しかしこれだけはひょっとすると価値があるかもしれないと思い屏風からはがし額装した。
以来ずっと玄関に飾ってきたが…
何て書いてあるんですかこれ?
本人評価額はあてずっぽうで50万円
どれだけ価値があるのか見当もつかないがその重々しい筆致からして絶対本物!果たして結果は!?
どうぞ!ジャカジャン!
う〜ん残念!
どこからどう角度で見ても1,000円ですかこれ。
印刷物です。
天海という人は家康秀忠家光と徳川三代に仕えた天台宗の僧なんですけどもこの本物埼玉県川越の喜多院にあるんです。
書かれている「東叡山」というのは寛永寺のことなんですね。
天海がしたいちばん大きな業績は寛永寺を創建したことなんです。
それについて書いてあるということで非常に重要な内容ですが残念ながら印刷物ということになります。
これからも飾りますかね?取りますか。
最後は救急救命医の…
大変なお仕事ですねでも。
救命医ですから…。
最後までは診ないケースが多いんですよ。
なるほど。
そのため患者さんの顔を覚えていることはほとんどない。
後日町なかで声をかけられてもまったくわからずつい口を滑らし…
お宝は…
インターネットオークションで落札したものです。
はいはい…。
大丈夫でしょうかね?
10年ほど前この皿が1枚出品されておりひとめぼれ。
当時ひと月の小遣いは2万円だったが我を忘れて競り合ってしまい…
最終的にいくらまでいったんですか?これ1枚。
これはですね…。
え?7ですね。
その7のあとにつく言葉が大事ですね。
えっとそうなんですよね。
正直に言うと7万円で落札した。
するとその後出品者から連絡があり…
すごく悩んだ末にですねオッケーということで…。
それでもう購入されたと?ええ購入してしまいました。
ということは全部でいくらだったんですか?これ全部でですねまぁ7万円の5枚ですから。
奥さまにはちょっと低くね。
やっぱりね。
予算は大幅にオーバーしてしまったがとても気に入っている
肌触りとかこの重みとかゆがんでたりするところも武骨な感じがしてて好きなんですよね。
本人評価額は買ったときと同じく35万円
自分でもみっともないほど歯切れが悪いと思うが要するにそれだけ妻が怖いということ。
果たして結果は!?
どうぞ!ジャカジャン!
やった!
ありがとうございます。
作られたのは今から350年くらい前の江戸時代前期寛文年間ですね。
以前は藍九谷といって九谷焼の一種と考えられていた。
初期伊万里の侘び寂びの感じから柿右衛門が余白というものを大切にし始めたちょうど中間両方の雰囲気を持ったお皿で縁のところに瑠璃をぐるっと塗ってめりはりを利かせて。
飾ってもいいし使うのもいいしたいへんいいものです。
大切になすってください。
出張鑑定IN前橋はこれにて無事閉幕
続いては…
次なる依頼人は風光明媚な下田湾のほとりをウォーキングしているこの方
私薬剤師なんです。
当然この辺りの地理にはとても詳しくなったそうでお勧めの絶景ポイントを教えていただきました
なんと下田湾が一望できるではありませんか。
時が経つのも忘れてしまいそう
我慢してください
薬局を営むかたわら下田の歴史を研究し…
以来20年にわたり発行を続けたそうです。
その同人の中にはのちに国民的作家となったかの吉川英治もいました
その一方で大の骨董好きで古民具や焼物書画などを大量に収集。
今回のお宝はそのなかのひとつで…
鑑定のほどよろしくお願いいたします。
いったいどんなお宝か?スタジオで拝見しましょう
依頼人の登場です。
静岡県からお越しのよろしくお願いします。
こちらへどうぞ。
はいありがとうございます。
きれいな景色でしたねあそこ。
いいところですよ。
あそこでほんとはビールを飲みたい。
そりゃそうです。
我慢ですね。
やっぱり患者さんを見たら俺も…。
ここまではいったらあかんなとかいろいろ思うでしょう?やっぱり5060になってくると糖尿病の患者さんほんと多くなってくるんですよ。
何に気つけりゃいいですか?もう僕今年50ですからね。
食べたら運動する。
それが大事だと思います。
ありがとうございました。
今日は本日はどうもありがとうございました。
拝見します。
おっこれは…。
豊臣秀吉の側室の淀殿の書です。
え!?確かに古そう。
おじいさんはどうやって手に入れられたんですか?昭和初期伊豆半島の西海岸なんですけどもそこの方から寄付をしてもらったというふうに聞いています。
今回もしこれ高かったらどうします?あのへんにいる自分の息子たちに受け継いでもらいたいんだけど。
どっちかっていうとお宝よりも今田さんとか華原さんとかそれから石坂さんとかそういう方々にお会いしたいっていうことで彼らは来ています。
これの価値どうこうじゃなく?淀君の書よりかは朋君のですね…。
朋君。
朋君の書を家宝にしたいなと。
朋君の書はすぐ書きますから。
淀殿は天下人
しかしその生涯は戦乱の世にあって三度の落城を目の当たりにし辛酸をなめ尽くすなどまさに波乱万丈であった。
父は戦国大名浅井長政。
母は織田信長の妹お市。
三姉妹の長女で次女は若狭小浜藩初代藩主
そして三女は徳川第二代将軍
5歳のとき父長政が信長と敵対し小谷城が落城。
長政は自刃しお市と三姉妹は信長の弟信包のもとに身を寄せた。
しばらくは平穏な日々が続いたが
信長が非業の死を遂げたため事態は一変。
信長の後継者をめぐり羽柴秀吉と柴田勝家が一騎打ちの様相を呈するとお市は信長の三男信孝の意により勝家に嫁ぐことになり三姉妹もこれに付き従った。
しかし
勝家は秀吉に大敗。
居城北ノ庄城は落城し勝家とお市はともに自刃した。
この後三姉妹は仇敵秀吉の預かりの身となったがその際秀吉が側室として選んだのが長女の茶々であった。
これはもともと秀吉がお市に恋慕の情を抱いておりその面影を最も色濃く受け継いでいたのが茶々であったからといわれている
すると長らく子宝に恵まれなかった秀吉はおおいに喜び産所として山城国に淀城を築きこれを与えた。
以来茶々は淀の方あるいは淀殿と呼ばれるようになったのであった。
残念ながらこの第一子鶴松はわずか3歳で夭折したが2年後今度は秀頼を産むと淀殿は天下人の世継ぎの母として正室北政所おねと壮絶な権力争いを繰り広げた
その後は淀殿が幼い秀頼の後見人となったが豊臣政権は大きな基盤を失ったためほどなく内部分裂し一気に関ヶ原の戦へと突入していった。
その際淀殿の側近だった西軍の将石田三成は秀吉恩顧の武将を味方につけるべく秀頼の出馬を要請したが淀殿は幼い我が子の身を案ずるあまり拒否。
その結果西軍の士気は上がらずこれが天下分け目の戦いで大敗を喫する遠因となった。
一方東軍の総大将として勝利した徳川家康は征夷大将軍となり江戸に幕府を開いたが将来の禍根を断つべく1614年淀殿と秀頼の居城大坂城を攻撃。
これが世にいう大坂冬の陣である。
このとき淀殿は家康に屈することをよしとせず甲冑を身にまとい徹底抗戦を叫び陣頭の指揮を執った。
大坂城は難攻不落だったためこの戦いは長期化し2か月後本丸のみを残すとの条件で和睦にいたったが翌年再び攻撃を受けるとあっけなく落城。
淀殿は秀頼とともに潔く自刃した。
改めて依頼品を見てみよう。
淀殿の書で…
淀殿の直筆は極めて少なくわずか数点しか存在しないが…
さぁご本人の評価額ですけどもおいくらくらいでしょう?300万円でお願いしたいと思います。
300万円でいきますか300万で。
それではまいりましょう。
オープンザプライス。
よしこい!おっ!え〜!25万。
色紙というのは元来署名をしません。
これは淀君の書ではございません。
違う?同時代に活躍した女流書家の小野お通という人の書いた書ですね。
実在した人物なんですけども生没年から何からほとんどわかってない。
しかし当時秀吉のそばにいてしかも淀殿のそばにいたらしいという可能性もある女性なんですがその人の筆跡が今残っております。
この書がその筆跡とぴたっと一致します。
書かれている内容は新古今和歌集の慈円の作った冬の歌で古歌なんですね。
やはりこれだけきらびやかな紙というのは桃山から江戸初期のものでほぼ間違いないと。
それで字を見ますと「屋よ時雨」の「屋」という字非常に大きく書いてあります。
それから「そめまし」の「し」という字非常に伸びやかなたいへん上手な書で書かれている。
これやはり大事にしていただきたいと思いますね。
ちょっと興味持ちましたか?間違いなく我が家にとってはお宝になりましたと。
わずかな時間でえらいしっかりしたね。
これからも大事になさってください。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
たぶんお母さんまだまだ隠してるはずやから。
それを見つけてまた2度目の登場お待ちしております。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ということで「鑑定団」また来週ですさようなら。
ありがとうございました。
2016/01/26(火) 20:54〜21:54
テレビ大阪1
開運!なんでも鑑定団【懐かしの“超合金”大量出品!】[字]
大の骨董収集家だった祖父が、最も気に入っていたお宝は、なんと豊臣秀吉の側室“淀殿”の書。果たして本物?▽倉庫の隅から出てきた大量の玩具“超合金”に驚きの値が!
詳細情報
番組内容1
【有名戦国武将の側室の書】
お宝は祖父が大事にしていたもの。祖父は骨董が大好きで膨大なコレクションを所有していた。祖父亡き後、その大半を手放してしまったが、このお宝だけは祖父が気に入っていたので取っておいた。それは何とあの豊臣秀吉の側室“淀殿”にまつわるもの!?淀殿のお宝に本物は極めて少ないと言われるが、果たして驚きの鑑定結果は!?
番組内容2
【懐かしい!新品同様の“超合金”79体】
40年ほど前、菓子問屋を営んでいた祖父が業者に頼まれしぶしぶ買い入れた大量の玩具。そのままずっと倉庫にしまいっ放しになっていたが、それは何とかつて子供たちに一大ブームを巻き起こした“超合金”シリーズ!グレートマジンガーやロボコンなど、懐かしのキャラクターが新品同様で大量出品!祖父は全く興味がないが、仰天の鑑定額が!!
出演者
【司会者】
石坂浩二、今田耕司
【アシスタント】
吉田真由子
【ゲスト】
華原朋美
【出張リポーター】
松尾伴内
【ナレーター】
銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
阿藤芳樹(「阿藤ギャラリー」代表取締役)
永井龍之介(「永井画廊」代表取締役)
増田孝(愛知東邦大学教授)
田中健(「那須オルゴール美術館」館長)
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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