サッカー リオ五輪アジア地区最終予選 準決勝 日本×イラク 2016.01.26


手倉森ジャパン。
立ち上げから2戦2敗。
一度も勝てていないイラクとオリンピックをかけて戦います。
イラクもまた、全てをかけて日本に立ち向かってきます。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫試合の前に両国の国歌が流れます。
≫続いて、イラク国歌です。
≫オリンピックをかけたイラクとの戦い。
日本のスターティングメンバーです。
ゴールキーパーは1番、櫛引。
そしてディフェンスは左から山中今日はセンターバックに奈良が起用されています。
植田、そして、室屋ダブルボランチには原川そして怪我が心配されたキャプテンの遠藤がスターティングメンバーに名を連ねています。
攻撃的な左のポジションには中島右には南野が起用されています。
2トップにはグループステージ第2戦対戦以来の鈴木武蔵。
そして久保。
ご覧のようなスターティングメンバーとなっています。
松木さん、日本はイラン戦から4人メンバーを代えてきました。
この辺りがどう考え方として…。
ピッチが変わりますね。
実は今日、中山さん風が強く吹いているんです。
≫放送席ではあまり感じないですがピッチレベルだと旗の揺れ方がすごいですからね。
≫エンドが変わります。
ですから、これはイラクが、松木さん、風上をとったという形になってきますね。
≫ただ、日本の選手たちも今まで戦っていく中で相当、メンバーを入れ替えながらやってしかも、代わったメンバーがいい仕事していますから。
ですから今日もやってくれると思います。
≫イラクのスタメンです。
前線8番のアブドゥルラヒーム手倉森監督もとにかく警戒している選手だと名前を挙げています。
前線に非常に個の能力で高い選手を擁しています。
23歳以下、イラク代表です。
今、前半のホイッスルが鳴りました。
AFC、U‐23アジア選手権リオオリンピックアジア最終予選。
準決勝、日本対イラク。
画面の左から右方向に向かって風が吹いています。
≫イラクは前線に早めに入れてきますからね。
最初から立ち上がり準備しておいたほうがいいと思いますよ。
≫イラクの特徴というのは松木さん、ロングボールを使ったシンプルな縦への攻撃になりますね。
≫とにかく早く前線の選手にボールを供給というね。
圧倒的にプレッシャーをかけてきますから。
≫日本ボールのコーナーキックになります。
≫いいですね。
≫中山さん、1つ日本がいい形を作りました。
≫しっかりとしたキックから外を使いましたよね。
ボールがやはり遠くに飛ばそうと思っても飛んでいかないんです。
それがかえって、いい形に今、生まれましたよね。
≫イラク陣内から日本陣内に向かってやや強い風が今日は吹き付けています。
カタール・ドーハ。
イラクの9番のカミルが倒れていましたが起き上がっています。
日本ボールのコーナーキック。
セットプレーの守備というのは松木さんイラクは課題がありますからね。
≫どちらかというとボールを見てボールに引っ張られるという選手が多いですから多いですからその裏に、マークの選手がいなくなるような動きさえすればフリーになれると思いますね。
今のも完全に奥の選手がフリーでしたよね、植田。
≫植田が、ここでフリーで折り返しましたがシュートを打つことはできませんでした。
≫日本は準々決勝イラン戦から4人スターティングメンバーを入れ替えてきました。
今日はセンターバックに奈良が起用されています。
中山さん、この起用はどういったことが考えられますか?≫人が強いですから、人に負けないというところでの起用だと思います。
≫イランはとにかく前線個の能力が強い選手えをそろえています。
≫今、久保がいくのを間を置いたんですよね。
相手がくる瞬間を狙ってヘディングで前に出て入れ替わろうとしたんですけど相手も体を寄せてきていますね。
ファウルで止めるしかなかったという感じです。
今日のレフェリーはマレーシアの主審の方。
コンディションですが21.7度、湿度は34%という状況です。
このコンディションのなかで松木さん、一番気になるのは風ですかね。
≫今日はちょっと強いですね。
なのでボールが高く上がると本当に風に流されますからその辺の判断も注意しなくてはいけませんね。
≫やはりピッチの進藤さんその辺り感じますか。
≫カタールに入って2週間ぐらいですけど一番強い風ですね。
今日は。
≫その辺りコイントスで風上を選択しました、イラク。
遠藤へ、この辺りが通ると日本もリズムが出てきますかね。
≫室屋との意思の疎通ができていなかったですね。
遠藤は裏へ、室屋は足元へ。
そこがしっかり合ってくれば面白い攻撃になってきます。
≫そして、松木さん日本が準々決勝イラン戦立ち上がりかなり攻め込まれるというシーンがありました。
≫しかも今日のイラクの1つの戦略戦い方じゃないですが前線に強いボールをどんどん供給しますよね。
このあとのセカンドボールですよね。
≫これが1つのイラクの形になります。
こういった攻撃を松木さんどう日本が耐えていくのか。
≫今日は、この前の試合よりもいい反応をしていますね。
≫前半の立ち上がり。
そこが1つ課題になるとキャプテンの遠藤も話しています。
≫今のボールも戻されてるでしょ、風に。
≫ですから画面の左上から右下方向。
斜めの方向に向かって左上から右下に向かって風が吹きつける形になっています。
ですからイラクの左サイドからゴール前を狙ったクロスこれは、中山さん、スピードが増してくるわけですね。
≫そこのところの目測を誤らないことが大事ですね。
≫日本はディフェンスラインを非常に高く保っていわゆるコンパクトな陣形を整えてイラクにプレッシャーをかけ続けています。
≫近くにたくさん人がいますから。
≫山中、体に当てて守りました。
≫4番のボールがちょっと強かったので助かりましたけどね。
≫警戒しなくてはいけないイラクのセットプレー。
キッカーは7番のワリード。
左利きの選手です。
遠藤が弾いていきます。
ニアサイドいいボールがきました。
≫ここは集中ですよ。
≫まず、人ですよね。
≫日本ボールのゴールキックになります。
セカンドボールへの反応も中山さん、早いですね。
≫いいですね。
先ほどのシーンですがまず8番に当ててくるんですけど8番に当ててくるぞと見せかけて9番がいやなポジションに入ってくるんですよ。
そこを気をつけたいですよね。
≫中途半端なポジションだね9番がね。
≫ディフェンスラインとボランチの間にポジション取ってますね。
≫イラクは4−2−3−1というフォーメーション。
1トップに8番のアブドゥルラヒーム。
そのトップ下に9番のカミルという選手が入っています。
久保が後ろから倒されます。
≫久保はイラン戦から非常に自信を持って堂々としていますよね。
今のもすっと空いていれば前にボールを運ぶというそういう動きができているんですよね。
≫よく周りが見えていますよね。
11番、久保。
≫イラクのディフェンスからしてもファウルでしか止められないような体の切れ味、抜群のボールコントロールを見せています。
久保裕也はスイスのヤングボーイズでプレーをしています。
≫日本ボールのスローインです。
今日は本当に中盤に対して松木さんいいプレッシャーをかけていますよね。
≫いいですよね。
ですから、イラクもそう簡単にはいいボールを供給できないですよねこの時間帯まで。
相手に当てて日本ボールのスローインになります。
1つディフェンスラインでのボール回しというのが松木さん、ありました。
≫ただ、左サイドの6番の山中が前に飛び出していったときのきちんとしたフォローが今、7番の原川がいっていますけど10番がスピードありますのでね向こうは。
≫イラクの10番、ヒスニ。
もちろんA代表にも選ばれている選手です。
イラクは今日スターティングメンバー11人中8人がA代表での経験があります。
松木さん、もっといいますとこのメンバーがイラク代表の中心メンバーとなりますからね。
≫誰が出てきても同じような力が出せるという部分では本当に強いチームですよね。
≫触るのか触らないのか。
中山さん、この辺りの判断ですよね。
≫あとはキーパーからのコーチングが必要になってきます。
キーパーが今、そういう指示を出せれば奈良も素直に後ろに流すことができるんですが今、ちょっと迷いながらなのかなということを感じられたのでそこの声出しですよね。
コーチングが必要になってきますね。
≫風が少しあるからその辺で声が遅れたのかもしれない。
キーパー、櫛引の判断も非常に難しいですね今日の風の状況は。
≫吉野さん日本が守っている側で練習中イラクのゴールキーパーがてこずるシーンもあったんですがちょっと気をつけてほしいですね。
≫今、進藤アナウンサーのリポートにもありましたが日本サイドのほうがグラウンドが荒れているんですね。
ちょっと荒れていますよね。
試合前に相当水をまいているんですよねこのエリア内。
≫しかもゴール前に相当まいてるので選手、神経質になりますよ。
≫立ち上がり集中してゲームを進めていきたい日本。
≫距離感がいいですよね日本の選手。
≫イラクの選手をほとんどフリーにさせていません。
右サイドバックの室屋唯一の大学生プレーヤー明治大学でプレーしています。
≫いいプレーしていますよここまで、11番の室屋。
≫今日は右サイドでタッグを組む南野とは小学校6年生まで同じチームだったんですよね。
幼なじみの南野と右サイドで今日はコンビネーションを見せることができるのか。
≫いいね、幼なじみとプレーできるというのは。
しかも代表でね。
≫オリンピックをかけたゲームですからね。
≫すごい地区ですね、そこって。
≫今日は10番が出し手になってるよね。
前の試合も必ず10番に当ててくるようなそういう戦法をとってたけど。
≫どうでしょう松木さん日本がそれだけパスの出しどころに対してプレッシャーをかけられていると。
≫いいと思いますよ。
向こうのやりたいことができていないでしょう。
≫日本ボールのコーナーキックになります。
ワンタッチがありました。
南野がいい形で前を向きましたね。
≫ワントラップで相手を置き去りにしましたよね。
ああいうキレは彼、持ってますから。
今日はそのキレをどれだけ見せてくれるのか。
あとは、ゴールを狙っていってもらいたいですよね。
先ほどちょっと斜めに動き出しをしてボールが出なかったんですがそういう動きも相手はマークを外しがちになりますから非常にチャンスになる動きなんですね。
≫日本の今日、2本目のコーナーキック。
日本ボールのスローイン。
≫キーパー、櫛引もディフェンスラインの裏にきたボールに対処できるように多少ポジションを前にとっていますからね。
≫落ち着いて対応します、原川。
≫見てましたね。
≫イラクの監督ずっと怒っているんですよね。
≫テクニカルエリアの最前線で常にげきを飛ばし続けます。
ちょっと足が滑っています。
中山さん、相当ピッチ滑りますね。
≫滑りますね。
ゴール前だけじゃなく全体的に満遍なく水もまいてましたけど。
でも、特にゴール前は相当まいたように僕は印象持ちましたね。
≫今の11番の久保も自分じゃ止まるつもりなんだけど止まらずにファウルとられちゃいましたけど故意じゃないですから。
≫シュート、きた!≫これですよ、これ。
≫これが、松木さんイラクが得意とする攻撃ですね。
≫そうなんですよ。
ただ、まだ日本のディフェンスラインが上がっているからまだいいんですけどもっとゴールの近いところだと一発でしとめられますので。
≫イラクにとってはこの試合最初のシュートになります。
≫9番が今も上がってきましたからね。
こぼれ球に対して。
しっかり植田も対処してましたがあそこを打たせない距離にいっておきたいですよね。
≫ただマークも一瞬外れましたからね。
中山さんがおっしゃったようにちょうど中途半端なポジション。
≫1トップに入っているアブドゥルラヒームにシンプルにボールを当ててそのあと9番のカミルが狙ってきます。
イラクの攻撃。
イラクのファウルをとりました。
日本ボールのフリーキックになります。
キャプテンマークを巻いたディフェンダー4番のムスタファが倒れています。
今日は4番のムスタファがボランチでプレーしていますイラク。
≫ストッパーもやる選手ですよね。
ディフェンスラインにいる選手ですけどそれだけ中盤で拾いたいんでしょうね。
向こうも。
≫中盤でのボールの攻防というのが1つ松木さんこの試合のポイントになってきそうですね。
≫特に日本はリズムの悪い時間は中盤を制されるケースが今までも多かったですからこのゲームではそういうことのないようにね。
≫日本ボールのスローインになります。
≫ただ、向こうの4番の10番がパスワークでうまくいってないからね。
ちょっとお互い文句を言い合ってるのでどんどんやってほしいです。
≫イラクからすると松木さん攻撃の形がなかなか作れていないという状況ですかね。
≫10番は自分のところにくるもんだと思ってるんだけど。
≫ディフェンスラインを勇気を持って高く、コンパクトに保ち続けること。
これが1つのポイントになると手倉森監督も話していました。
≫いいですよディフェンスラインも本当にこまめにやっていますよね。
このこまめなポジションチェンジが相手を嫌がらせますのでね。
≫本当に1m、2mその辺りにもこだわってラインコントロールをしていますね。
≫ちょっとギャップができているのが気になるところなんですけどしっかりとラインを一直線に組んで…。
≫オフサイドフラッグが上がっています。
≫いいですね落ち着いていますね。
≫先ほど、言ったようにディフェンスラインの押し上げがあるのでこれが、かなってくるわけです。
だからこれは日本にとっては1つの大きなポイントになりますねディフェンスでは。
≫今、手倉森監督も拍手していました。
≫あのディフェンスラインのコントロールを松木さん90分を通してどれだけできるか。
≫自分たちのペースでどれだけできるかというのが大事ですね。
≫日本ボールのフリーキックになります。
南野、持ち味のゴールに向かうドリブル。
南野が倒されて日本、いい位置でフリーキックを得ました。
これが1つ、中山さん持ち味ですからね、南野は。
≫仕掛けたあとすぐ相手の前に体を入れましたから。
相手はファウルでしか止められないですよねあそこは。
≫そして、日本のフリーキック。
セットプレーの守備という意味ではイラクは非常に甘いものがあります。
≫ただキーパーが結構いいセーブを今までの試合も見せてますから。
≫192cm。
年齢制限のないA代表にも選ばれていますゴールキーパー、1番のタリブ。
どこに合わせてくるのか。
≫チャンスだな、これ…。
≫風に少し押し戻されるような形になるのかもしれません。
ピンポイントで狙うようなフリーキックを蹴ってきました原川。
日本ボールのスローインになります。
ここから、どう攻撃を組み立てていくかですね松木さん。
≫ただ、今いい感じで距離感がいいですから。
≫日本のファウルをとられます。
いい形で中山さん切り返したんですけどね。
≫打つかと思ったんですけどね。
≫ちょっと大きかったのかなボールが。
出て行ったところが。
相手にいった感じがありますね。
≫でもいいですよ11番、久保。
≫2013年7月から3シーズン、ヨーロッパでプレーしています久保裕也。
ヨーロッパで70試合以上試合に出ている経験があります、久保。
オフサイドフラッグが上がっています。
≫でも今ギリギリだったよね…。
ディフェンスライン1人、いたからね。
≫狙った形では松木さんなかったですね。
≫そうですね。
ここで1回オフサイドになってこの選手が戻ったんですよね。
だから、よく見てましたね。
オフサイドはオフサイドですね。
≫ただ、あのようにディフェンスラインが乱れたときが中山さん、ピンチになりますね。
≫あそこの中に切り込まれてきたところの対処法ですよね。
そこをまず入らせないことが第一なんですけどそして打たせないところに体を寄せるというところです。
≫ただ10番が持つといやだね。
≫キレがありますね。
≫手倉森監督もこのイラクというのはとにかくサッカーを壊しにくるチームだという話をしていました。
きれいにつなぐというよりかはシンプルにどんどんロングボールを多用してくるとそういう表現で話していました。
≫こぼれたところ、がちゃっと拾いにくるという単純策できますからね。
≫8番が強いですしボールも収まりますからそこにつないで、あとは後ろからの押し上げでなんとかしようという形ですよね。
≫ただ、その形というのは日本にとっても北朝鮮戦イラン戦、苦しんだ形になってるんですよね、中山さん。
≫そういった意味でその教訓を生かして今日は出だし、いいですよね松木さん。
≫いい。
しかもイラクも、考えているのかそんなにやみくもにタイミングが早く入れてこないですね。
だからこれも助かってるんですけど。
≫今、いい対応ですね13番の奈良。
≫今シーズンから川崎フロンターレでプレーします、奈良竜樹。
この試合に勝てば日本は6大会連続オリンピック出場が決まります。
鈴木武蔵、グループステージ第2戦、タイ戦で股関節を痛めましたがこの試合からスタメンに復帰してきました。
≫テープを巻いてますけど怪我がちな選手は先発ですよ。
途中から使ってまた怪我したらだめですから。
2人使わなきゃいけないんで。
もし、どうしても使う場合は先発ですからね。
いけるところまでいかせるというそういう感じでしょう。
≫2日前に全体練習に復帰した鈴木武蔵。
ここまでの動きを見ているとそれほど中山さん怪我の影響はまだ感じませんよね。
≫感じませんね。
前線で非常に動いていますし体も張ってくれていますからね。
それほど影響がないんじゃないのかなという感じで見ていますがね。
≫そして気をつけなければいけないイラクのセットプレー。
≫これもセカンドボールだよね。
こぼれたところを、どうやって集中できるか。
≫今日は風が左から右に吹いています。
ゴールキーパー櫛引が押さえました。
≫しかも濡れて…。
水まいたから、いやですよね。
目の前でバウンドするの。
≫中山さん、今もひと伸びしてきましたね。
≫そういうところキーパー、櫛引が要注意していってもらいたいですね。
≫今しっかり落ち着いてキャッチしてましたよ。
≫オフサイドラインよく見たほうがいいですねディフェンスライン。
≫久保!きた!鈴木武蔵から最後決めたのはエースストライカー11番の久保!日本、見事なカウンターで先制点を奪いました!目の覚めるような松木さんすばらしいカウンターからの先制点。
≫見事だね。
しかも、9番の武蔵のディフェンスから始まっていますからね。
ディフェンスから自分で奪ってそして、ここで間に合って中山さん、ね。
≫そうですよね。
このスピードです。
久保にすばらしいボールです。
≫逆サイドも空いているんだけどね。
≫南野が空いてたので空いてるとはいったんですけど。
≫これ難しいボールだよね。
よく足出したよ。
≫日本、この試合最初のシュートで先制に成功しました。
ニアサイド、見事に久保裕也合わせていきました。
日本が最初のシュートでこの世代最強とも言われていますイラク相手に1点を先制しました。
そしてイラクがより前がかりに松木さん、きますね。
≫これで怖いのが前線にこれですよ。
これ、今までやってくれなかったのでね。
これですよ、これきますよ。
だから全然今までの戦いと違ってたからもう、これ1点取られたらこれしかないと思いますよイラクは。
≫手倉森監督もイラクといえば切り替えが早いチームと。
フリーになったと見るやシンプルに前線にロングボールをパワープレーという形で入れてくる。
気をつけなければいけない戦法だという話をしていました。
1点を取られたイラクがこの時間帯前がかりにきています。
ですから松木さんここをどう耐えるか。
ゲームの進め方という意味でも大事になってきますね。
≫ただ、単純なプレーが多いのできっちりと人数足らせてボールサイドに人がいれば大丈夫だと思うんですよ。
ですから、自分たちのミスから何か相手に与えないというサッカーをしないとだめですね。
その間に2点目決めちゃえればいいんだよな。
≫理想ですよね。
≫相手が前がかりにくるということはそれだけスペースが空くということになりますからね。
≫まずはディフェンスでラインをしっかり引くんですけどそこからの切り替えですよねとったあとの。
≫前線には日本スピードのある鈴木武蔵がいますから。
中山さん。
≫先ほどのプレーも見てわかるようにスピード抜群ですから。
≫武蔵がみんなを引き連れるようにベンチに向かっていきましたからね。
まさに今の日本はチーム一丸で戦っています。
鈴木武蔵が怪我もありました。
グループステージ第2戦タイ戦以来の出場。
見事その起用に松木さん応えた形ですね。
≫本当に交代したメンバーがどんどん活躍するというのはすばらしいですよ。
≫原川にボールが右サイドから渡る、ボールが転がっている間に山中がすっと外に出てるんですよ。
ああいう動きですよね。
ボールが動いている間に次のポジションをとって相手の裏をついていくというのがチャンスを生みますね。
≫早い予測とタイミングですよね。
≫オフサイドはない。
ポストの右!鈴木武蔵のシュートは枠を捉えることはできませんでした。
≫今、フリーになったね。
≫今、縦に2本パスが松木さん、入りましたね。
≫でも今、南野が相手を引きつけているんだよね。
それでフリーになりましたね9番の武蔵がね。
≫いい位置に入ってきましたね南野が。
相手がついてきてなかったですよね。
相手の間に入っていましたから相手のプレスも遅れましたよね。
中島から南野そして鈴木武蔵縦にボールが2本つながってチャンスになります。
≫決定的だった。
≫ある意味、松木さんこのチームが練習してきた形ですね。
≫しかもやっぱり18番の南野が入ったことでドリブルのよさというのが出てきますからね。
≫今日何度も仕掛けてファウルをとっていますから。
≫ファウルになりましたただ、中山さんあそこ激しくいかないとやられますしね。
≫そうなんですよ。
いきたいところなんですけどねファウルになってしまうと相手のところなので当然なんですけど。
そこの駆け引きと選択ですよね。
いくべきか。
ぐっとこらえるべきかというところですよね。
≫イラクボールをセットしたのは左利きディフェンダー3番のハムザ。
ゴールに向かうボールを蹴ることができます。
あそこで、中山さん気持ちが伝わってきますね。
≫こぼれ球への素早い対処というか反応ですよね。
≫しかも自分のファウルからやられましたから。
≫日本、気をつけたい。
イラクのコーナーキック。
≫我慢だな。
今、山中がコースを松木さん寄せていきましたね。
≫しつこくいってますからね。
1回キックフェイントかけて自分でついていきましたから。
≫吉野さん今日、日本コーナーキックの守備2本目でしたが両方とも中島、南野2枚を前線に残しているんです。
切り替えも狙っていると思います。
≫進藤アナウンサーからリポートがありましたが中山さん、ショートカウンターをコーナーキックのときに狙う姿勢を見せていますよね。
≫相手は、とにかく点を取りにきていますからそういった意味で2人を残すことによって更に点差を広げようという狙いですね。
≫手の使い方でファウルをとられました。
≫相手を押さえたところとられましたね。
≫イラクは、高さが前線の選手中盤の選手背番号4番、ムスタファ長身の選手も前線に上がってきています。
≫なんかうまくいってない感じがしますよね、イラク。
このうちにもう1点取っちゃえ。
≫何度もこの世代はイラクの前に悔しさを味わってきた世代です。
≫今、倒れたらどうなったかな。
ちょっとね…。
≫今、中を見て判断迷いましたかね…。
≫この前のゲームでシュートまでいってますからねここで。
≫得意の角度ではありましたがちょっと足も滑っていますね。
ただ、中島が見事なボールをインターセプトしてチャンスを作ります。
≫前線の選手のディフェンスがきいてますよ。
≫奈良のファウルをとられます。
≫今も手の使い方ですよね。
≫今日のレフェリーが手の使い方に関しては松木さん非常にとりやすいということも頭に入れなくてはいけないということですね。
≫よく見てますから要注意ですよね。
ここまでやってきてわかってますから。
≫自由に、中山さん今のシーンでもさせていませんよね。
8番のアブドゥルラヒーム。
≫8番にフリーでヘディングをさせないことですね。
しっかりとしたアタックをしてそのこぼれを周りの選手が狙うというそういう形ができていますよね。
≫手倉森監督がこのチームを立ち上げてから公式戦ではイラクの前に2戦して2敗。
一度も勝てていません。
そのイラク相手に日本が1点を先制しています。
イラクは2013年に20歳以下のワールドカップでこのチームが主力となってベスト4という結果も残しているチームです。
≫南野がすっと中島の横に行ったのでそこにすっと落とせばって思ったんですけどね。
今もボディーバランスは中山さん中島、見事ですね。
≫相手からのプレッシャーをものともしませんよね。
≫日本ボールのスローインになります。
あとは中山さん、課題をあげるとすれば日本、どういったところになりますか?≫ボールが当たったところへの早いサポートですね。
できているシーンもあるんですけどそこでボールを1つ落とす、次のボールに対して周りが反応していくという連動した動きがあればよりチャンスは広がると思うんですよね。
≫このパスを中山さん、大事にしたい。
≫とった1本目ですね。
そこを大事にしたいですよね。
≫パスがきて、鈴木武蔵ボールに足が届きませんでした。
≫タイミングはよかったですよね。
ダイレクトでみんなが前を向いた選手をどんどん使っていくという部分では…。
惜しかったね、これ。
≫ただ、前がかりになってくるイラクに対して日本のショートカウンターが中山さん、何度もチャンスを作っていますね。
≫いい形でフォローできてるんですよね。
こぼれ球を拾えていますよね。
≫中盤、タッチ数が少ない日本。
相手もなかなかプレッシャーをかけられないような松木さん、そういう状況ですね。
≫ディフェンスラインの押し上げコントロールがいいんですよ。
やみくもに出すとオフサイドになりますからそこで時間をかけてくれるので日本のペースになると。
≫タッチ数が少なくて前にいけるということはそれ以外ボールを持っている選手以外の動き出しが早いということなんですね。
そして気の利いた動きができているポジションが取れているということなんです。
≫イラン戦、課題だった選手の距離感ということを選手は口にしていましたが中山さん、どうでしょう?ここまでは。
≫非常に選手がちょっと孤立する場面もなきにしもあらずなんですけどでも、イラン戦よりそれぞれが、いい距離感でやれていますから孤立する場面も少ないですよね。
≫しかも、今日はリアクションというか相手がくるのを待ってそこからいっていますから。
だからしっかりと守ったところから始まるのでスイッチの入り方がみんなわかってますよね。
≫チームとして前にいくときは一気にチーム全体として前への推進力を持っている今日の日本。
ディフェンスになれば相手の攻撃を遅らせます。
オフサイドフラッグですか…。
≫オフサイドか。
≫オフサイドフラッグが上がっています。
オフサイドにはなりましたが松木さん狙いどおりの形ですね。
≫もうちょっとだよね。
≫しかし久保がボールきたところスッと1つのコントロールで前を向いて、またそこからパスを出すタイミングね。
≫しかも久保に誰もついていないからどんどんあのポジションでボールを受けられれば絶対チャンス作れますよ日本。
≫いいところ入ってきていますね。
≫あんなフリーでやらせてくれるなんてないでしょう、多分ヨーロッパでやってたら。
≫はっきりとクリアしていきます。
あとは、ああいう仕掛けてきたあとのぐちゃぐちゃとしたあとのプレーですよね。
≫本当に勢いでもっていきますからぐちゃぐちゃっと。
うまくいってないなと思うと追いかけてきますから。
≫オフサイドフラッグが上がっています。
≫人数しっかり足りてる。
≫鈴木武蔵が抜け出して最後、合わせたのはエースストライカーの久保裕也。
強豪イラクを相手に先制点を奪っています。
本当に松木さん何度見ても最高の形ですね。
≫気持ちいいね。
≫あとはこの1点のリードをゲームをコントロールしながらオリンピック出場に向けて勝利の2文字に近づけることができるかどうか。
≫終わったときに勝っててほしいよね。
≫この前半の残り試合時間の進め方この辺りも中山さん1つポイントになってきますね。
≫ここで、しっかりとボールをキープしながら時間を使っていきたいですね。
このまま、前半終わってもいいと思うんですよ。
そこの時間の使い方ですよね。
落ち着いていますよね相手がくるのを待ってていいんですよ。
≫1点をリードしている日本です。
≫今ちょっと鈴木武蔵から中島に出なかったんですが中島もいい動きしているんですよね。
武蔵のところにボールが入った瞬間に外に出てましたから。
中島には選手がついていなかったですからね。
≫オフサイドフラッグが上がっています。
オフサイドにはなっていますけれどもイラクのディフェンスの裏を日本が積極的に狙ってきますね。
≫このチームのコンセプトですよね。
必ず裏を狙っていくという。
≫奪ってからのショートカウンターそして奪ってからつなぐ。
それを使い分けていきたいと手倉森監督も話しています。
≫このコーナーキック松木さん、集中したいですねここは。
≫そうですね。
ディフェンスラインの選手も随分と上がってきましたからね。
≫決められてしまった…。
イラク、同点に追いついた。
前半の43分。
櫛引が1度は止めました。
2度、止めた。
しかし3度目が止めることができませんでした。
さあ、これで振り出し。
≫低いボールでこれ、バウンドしたんですよ。
ただよく、いってんだけどな…。
≫櫛引も反応していたんですが…。
≫2回目の反応でジャンプをして下に手をついちゃったじゃないですか。
これで遅れちゃったんだよね。
でも、しょうがないな…。
≫これでゲームは振り出し。
松木さん、ここからですね日本は。
≫このぐちゃぐちゃのところがいやなんですよね。
単純にやってくるのがいやですね。
≫イラクが得意としているセットプレー。
この守備というのも1つ日本はこのあとも気をつけなくてはいけません。
イラクがこの時間勢いを持って前に出てきます。
≫1人いったほうがいいですね。
ボールに。
少し時間をかけさせたほうがいい。
≫出ないようなところから足がすっと出てきます。
≫普通諦めるようなところでも最後まで諦めないですからね。
今のは5番の植田は出るものだと思って判断してましたから。
≫日本のファウルをとられます。
今も手で、押さえてしまったということですかね。
≫何度も言うようですが今日のレフェリーのジャッジを見ると手に関しては相当厳しいものがあるので。
選手たち、わかったらお互いに話すのもいいかもしれません。
≫吉野さん、今イラクの監督の指示でゴールキーパーに蹴らせてみんな前にいけ前にいけと言っていますね。
≫ちょっと落ち着かせたほうがいいね。
≫日本ボールになります。
≫ボールを受ける前にちょっと相手に当てているんですよね、体を。
それで相手がよろけたところでキープしようとしているんですよね。
≫オリンピックをかけた日本対イラクの一戦。
日本は前半の26分松木さん、いい形を作りました。
≫本当にいい形からこの1点勝負といいますかねよく飛び込みましたよね、これ。
≫そして中山さんそのあとも日本が試合の主導権を握り続けた前半でした。
≫相手が前がかりになってきていますから2〜3人残してはいるんですが前線に残した3人の間にスペースが生まれていて、そこを使えていたんですよね。
≫ただ前半43分コーナーキックイラクのディフェンダー178cm、ナティクに同点ゴールを許すという形になってしまいました。
≫最初のバウンドのところ体をもっと≫オリンピックをかけた戦い。
日本対イラクの一戦です。
リオオリンピックアジア最終予選。
日本は前半先手を取りました。
日本が狙っていたカウンターが松木さん非常にいい形ではまりましたね。
≫本当にいい形ですね。
全ての選手が本当にいい仕事をしましたねこの得点は。
≫そしてやはりベンチのところに向かっていきます。
チーム一丸で戦いたいと話した、手倉森監督もガッツポーズを見せました。
そのあとも中山さん、日本が前がかりになったイラクに対して何度もカウンター効果的な攻撃を見せるというシーンがありましたね。
≫非常に相手の裏をつくというか相手がきているそれを利用してうまく攻めていたんですよね。
≫日本の手元の集計シュート数は2本。
イラクは6本。
ボール支配率は50%、50%という展開です。
何度もチャンスを作っていった日本。
ただ、やはり松木さん気をつけなくてはいけないイラクのセットプレーコーナーキックですね。
≫本当に単純策なんだけれどもただ、いろんなことを今日やってくる感じがしますからね。
それに対しての準備は選手たち、必要ですよね。
後半。
櫛引が2度弾きました。
ただ、背番号2番ナティクが3度目の正直、頭で最後押し込んできました。
≫最初バウンドしたところだな。
あそこで勝負ありだね。
≫松木さん、あそこでバウンドさせてはいけないわけですねイラク相手に。
≫だめです。
もう前にボールに向かっていくプレーが必要だね。
≫この大会で上位3か国にリオオリンピックの出場権が与えられます。
日本対イラク。
勝ったチームがオリンピック出場。
そして、もう1つのカードはカタール対韓国がこのあと、このドーハで行われる形になっています。
日本、イラク両チームの選手たちが出てきました。
中山さん、後半に向けてポイントになる点はどういったところになってきますか?≫イラクはここで多少落ち着いてくるかもしれないんですけどそういった、落ち着いた中でも当然、トップにどんどん当ててくると思うんですよ。
それをうまくマークしている人間がまずアタックにいく。
その次のこぼれ球セカンドボールを拾うことに神経を集中してそのボール、一発目をつなぎたいですね。
それがないと攻撃のつながりにならないんですよね。
一発目を失ってまた相手に波状攻撃を食らうというのが一番苦しい一番やってはいけないことなのでそこを大事にしていきたいですね。
≫日本がイラクからボールを奪ったその奪ったあとのボールを大事にしていきたい日本の後半。
松木さんはどういったところをポイントに挙げますか?≫まず立ち上がりの5分、10分ですね。
イラクがどういう形でくるかということとあとは風向きが変わりますから日本にとってもちょっと前向きなプレーをしていかないといけないと思いますので最初の10分プレッシャーをかけていってほしいと思いますね。
≫後半のキックオフです。
今、後半のキックオフを前に手倉森監督と早川コンディショニングコーチが何か、確認し合うような話し合いを持っていました。
中山さん、中盤にきて選手のコンディションも大事になってきてますからね。
≫ここまで4試合、選手も戦ってきていますから選手のコンディションを把握しながらどこで、どういうカードを切っていくのかという考えをまとめる助言が必要ですよね。
≫このチームのコンディショニングコーチとしてA代表で13試合の実績があります早川コンディショニングコーチがベンチに入っています。
ここまではすばらしいフィジカルコンディションを試合に持ってきています。
そして後半、ここまでのグループステージの戦いを見るとイラクはがくっと体力が落ちてきます。
日本のファウルをとられました。
9番のカミルが倒れています。
そして、この後半は日本は風上でゲームを進めることになります。
進藤さん、どうでしょうか。
風の影響というのはまだありますか、ピッチに。
≫試合前と変わらないです。
≫この位置で取られた部分ではまだディフェンスラインブロックもできていますから対処も可能なんですよ。
だから、とったあとの最初の1つ目のパスです。
中島に出したパス。
あそこを大事にしていきたいですね。
≫イラクから日本がボールを奪ったあとのボールこれをいかに大事にしていくことができるか日本。
≫選手は体をぶつけにきますからだから、そこでまず準備しておかないとだめだね。
≫競る前に。
≫しっかり準備をしてね。
ボールだけ見てると飛ばされますからね。
相手の動きも見ながらディフェンスをしなくちゃいけないから。
結構、単純なサッカーをやってるんだけど守るほうは結構大変です。
≫松木さん、日本からすると一番いやな攻撃になりますね。
≫いやですね。
≫前半もファウルにはなりましたけど8番のアブドゥルラヒームやはり自分にボールがくる前に相手に体を当てて、よろけさせて自分でキープしてるんですよ。
そういうところを気をつけなくてはいけないですよね。
≫鈴木武蔵が倒されて日本ボールになります。
≫吉野さん、先ほどコンディショニングの話になりましたが今日、ピッチで鈴木武蔵選手と遠藤選手がテーピングを巻いてプレーしてますよね。
もう1人、心配されていた豊川選手準々決勝の決勝ゴールの豊川が今、ウォーミングアップを始めました。
≫昨日まではウォーミングアップも別メニューだった豊川。
シュートがきた!ゴールキーパー、櫛引ここは守りました。
≫ここ10番絡みは本当に気をつけないとだめですよ。
≫19番のアットワンのミドルシュート。
≫よく櫛引、弾きましたね。
≫櫛引、いいな。
≫強い風が吹く中で今日のゲームは行われています。
体を当ててくるイラクのディフェンス。
久保のファウルですか…。
≫今、体の使い方うまかったけどね、久保。
相手を見ながらね。
この手が多分、とらえたんだろうな。
≫いい形で日本がとれればいいカウンターになるんですけどね。
≫松木さん後半の立ち上がり1つポイントになってきますね日本。
≫我慢するところだし自分たちのペースになんとかしたいですよね。
≫相手かなりパワーを持って入ってきていますからここ耐えるところですね。
あと中山さんイラクの18番の選手がずっとウォーミングアップしていてコーチからいろんな指示をもう与えられているんですね。
ちょっといやですね。
≫18番が入ってくると高さがあるんですよね。
≫フォワード18番のアイマンは190cm近い身長があります。
この選手が入ってくるとイラクはパワープレーに完全に切り替えてきます。
ただ、コンディションという形でいきますとイラクは準々決勝120分間戦って中2日。
日本も同じく120分を戦いましたが中3日で今日の試合を迎えています。
倒されて鈴木武蔵のファウルですか…。
ちょっともつれたようにも見えましたが。
≫ちょっと体をぶつけに…。
どっちもどっちだなこりゃ。
見ると。
≫ただ、日本は鈴木は50m5秒台スピードがありますから中山さん、ああいう攻撃も有効ですよね。
≫裏に大きなスペースが空いていますからそこにボールを運べるかどうかというところですよね。
≫この時間帯、日本はなかなかボールをキープすることができません。
≫あとイラクがこの時間帯10番のヒスニを左サイドに入れてきていますね。
≫10番、スピードのあるヒスニもこの時間帯左サイドに置いてきていますイラク。
≫しょっちゅう変わりますから右へいったり。
≫この辺りもマークが変わった混乱というのは気をつけなくてはいけませんね。
≫そうですね。
ただ十分、対応できていると思いますのでね。
ただ、10番の縦へのスピードというのは今日はあまり見られてないから日本のディフェンスのよさも1つ、いえると思いますよ。
≫通りませんでしたが中山さん1つ、いいボールが出ました。
≫いい形になりましたね。
南野がしっかり単純にはたいて3人目の動きですよね。
こういう展開がほしいですよねもっと多く。
≫オフサイドフラッグが上がっています。
ちょっと日本がこの時間帯イラクの攻撃を受けてしまうような時間帯になっています。
≫今、縦にボールを出していたんですけど中に入れたいところは山々なんですがそこでとられたことを考えると縦のほうがいいのかなという選択だと思うんですが。
あそこが中で1つつながると今度は逆サイドに展開できるのでよりチャンスは広がるんですけどそこを、どっちをとるかです。
リスクも高くなるので。
≫危ない…。
手は今日危ないからね…。
≫ホイッスルはありません。
日本が押し込まれる時間帯が続きます。
後半の10分が経過しました。
≫ヒヤッとしたね。
≫足を出してくるよね、今も。
≫日本ボールのゴールキックになります。
この時間帯、いったん、松木さん割り切ってロングボールを蹴って相手陣内で進めていきたいというような時間帯ですかね。
≫風も味方してますから。
とにかく大きく蹴って一度流れを断ち切るというのも1つの手ですよね。
そこから落ち着いてプレーするという。
≫手倉森監督もこのチームの1つの形として柔軟性と割り切りということをテーマに掲げています。
日本ボールのスローインになります。
久保、シュート。
シュートがなかった日本にシュートが生まれました。
≫いいシュート打ってるからね練習でもね。
≫後半、日本にとって初めてのシュート。
スローインからシュートまで中山さん、1つ久保がいい形を作りました。
≫しっかり見れてますよね。
ディフェンスがくるというのも予測できていますしそれをちゃんと視野に捉えて動きの切り返しで相手を振り切ってますからね。
≫惜しい…。
≫いいボールでしたね。
スピードもあるしね。
≫日本がこの時間帯リズムを作ります。
キーパーに向かうボール。
遠いサイドには南野がいました。
日本がサイドを使った攻撃を中山さん、見せました。
≫いい攻撃が連続してましたね。
室屋のボールもすばらしいボールだったんですけどね。
≫スピードがあって低いボールでね。
≫ちょっと高かったけどね1つこうやって1人いましたけどね。
≫ただイラクのディフェンスの特性ということを考えますと今のように日本はサイドを使った攻撃が1つ有効になってきますか。
≫そうですね。
≫人には強いイラクのディフェンス。
ただ、振られるとマークを見失いやすいんですよね。
≫サイドを使って揺さぶっていきたい日本の攻撃。
≫サイドから単純に上げるのではなくて切り返しをしたりパスを1つしてから上げることをすると相手マークがおろそかにしがちになりますから。
≫今また、10番右にいきましたね。
≫10番のイラクのヒスニがこの時間帯は右サイドでプレーしています。
久保が倒されて日本ボールになります。
久保が体を張ることによって中山さん、日本は時間を作ることができますからね。
≫ここ、張ってるときにどう、サポートするかですね。
≫日本のフリーキックです。
ここはイラクのディフェンスがよく見ました。
ゴールキックになります。
少し松木さんゲームが落ち着きましたかね。
≫そうですね。
ただね、日本は逆にいい感じになってきてますからね。
この時間、ちょっとチャンスかもしれないな。
≫後半の立ち上がりイラクのたび重なる連続攻撃を耐えました、日本。
日本ボールになります。
≫ちょっとイラクがディフェンスするとき慌ててる感じがするんでね。
今、チャンスじゃないかな…。
≫前線の選手が自分のマークを引き剥がそうとしていますがここはショートパスがつながりませんでした。
今、ミスにはなりますが松木さん、こういう攻撃を続けていくことが大事になってきますね。
≫そうです。
≫これはあまり気にしないでいいよね。
ただ、やっぱりサイドチェンジこれも必要だと思いますよね。
やっぱりゴールサイドにイラクの選手たち多いですから。
そこをちょっと逆に目線を変えさせるというのも1つの手ですよね。
≫確かに、ここまでのところ松木さん、サイドチェンジの回数が少ないですよね。
≫そうですね。
≫日本ボールのゴールキックになります。
中盤のイラクのプレッシャーというのも中山さんどうでしょうここまでもやっぱり厳しくかかっていますかね。
≫ボールを長く持ちすぎるときますからうまくサポートして展開を変えていきたいですよね。
先ほど松木さんも言っていましたがサイドチェンジが少ない。
そこでサイドチェンジをすることによって集まったディフェンスを置き去りにすることができますからね。
≫室屋のファウルをとられました。
結果的に、松木さんあそこ激しくいかないと相手のカウンターになりますから。
≫南野、打ってもよかったんじゃないかな。
もちろん角度からすると相手がいたのかもしれませんが打ってみるのも自分でもそんな感じがね…。
≫今、手元の集計では南野にシュートはありません。
≫確実に決めたいというのはチームのために決めたいというのはよくわかりますけどもねいいですよ、打って。
≫いい仕掛けでしたけど今、ドリブルでどんどん持っていきましたから。
相手のディフェンスも寄ってきましたしそうすることによって味方がフリーになりましたからね。
≫鈴木武蔵へのボールはオフサイドフラッグが上がっています。
≫室屋が今いい動きをしたんですよね。
こっちを選択してもよかったんですけどね。
≫鈴木武蔵が左の足がけいれんしていますか。
≫痛んでいるほうの足をかばいながら走っているんでしょうね。
ですから時間が経って、結構負担がきてるのかもしれませんね。
≫ベンチの選手たちも今急ピッチで上げています。
オナイウ、そして豊川矢島といった日本ベンチ動きがありそうです。
スタッフが今選手のペースを上げさせます。
≫ペースを上げさせましたね。
あと、逆にイラクは13番、中盤のバシャルすでにベンチでユニホームに着替えさせています。
≫ベンチワーク含めて松木さん、ここからの戦いも大事になってきますね。
≫そうですね。
≫やはり鈴木武蔵足がけいれんしています。
グループステージ第2戦のタイ戦以来の試合です。
2日前に全体練習に合流したばかりの鈴木武蔵。
≫日本ベンチはオナイウ阿道がユニホーム姿に進藤さん、なっていますね。
≫なりましたね。
もう準備しています。
≫日本は鈴木武蔵足がけいれんしている状態。
折り返された、危ない!室屋が守りました。
≫今、一瞬足が止まったね。
≫松木さん、ごちゃごちゃとしたところの集中力ですね。
≫そうなんですよ。
≫細かいことをやってきますからね。
≫コーナーキックも慎重にね。
≫このタイミングでイラクが1人代えますね。
ミッドフィールダー9番のカミルに代えてミッドフィールダー13番のバシャルを投入します。
このバシャルもA代表での経験があります。
選手交代のあとのコーナーキックというのも松木さん集中を切らせたくはない大事なプレーになりますね。
≫そうですね。
≫日本は集中して守りたい。
今日はコーナーキックから失点を許しています。
≫さっきと同じような形でやってくる可能性ありますからね。
≫低いボールを先ほどは入れてきましたイラク。
ゴールキーパー櫛引が押さえました。
イラクの選手が櫛引の前に立ちます。
≫これも言われたんでしょうねきっと。
≫相手のイラクのファウルを取りました。
そして今主審のアルミールさんが立ちはだかったディフェンス5番のファイズに対して注意を与えます。
その間に日本が鈴木武蔵に代えてオナイウ阿道を投入します。
今日は本当に先制点のきっかけを作った見事なアシストでした鈴木武蔵。
中山さん、改めて今日の鈴木武蔵のプレーを振り返ってどんな印象を受けますか?≫非常に自分の特徴を生かしていましたよね。
あの得点シーンは武蔵の非常によさが出たシーンですね。
相手がとれると思って出た足に対してそれよりも1個早く触ってましたからね。
≫少し広く使ったほうがフリーの選手も出てきてますから日本は。
≫ファウルですか…。
≫イラクボールのフリーキックになります。
≫遅れてたからね。
どうしてもいきたいですよね。
ただ、きれいにボールにはいってんだけどね。
≫こういうのはちょっといやですよねああいうところでバウンドさせるのは。
≫まずディフェンスが判断しないほうがいいですよね。
キーパーが声を出してそれでプレーを選択したほうがいいです。
≫しかもグラウンドのでこぼこがあったりするとどうバウンドするかわからないですからね。
ノーリスクでいきましょうね。
≫日本ボールのスローインです。
後半途中から起用されているオナイウ阿道が中山さん、1つ難しいボールをキープしてうまくリズムに乗ってゲームに入っていきましたね。
≫体は使えてますよね。
だからあそこにボールを当てていくというのも1つ、日本としては攻撃に使えることが証明されましたから。
どう使っていくかですねあとは。
≫イラクの10番の選手が倒れています。
今、イラクのアブドゥルガニ監督も副審に詰め寄っているようなしぐさを見せているんですけれども。
何があったでしょうか…。
≫恐らく、南野と少し接触するようなシーンがあったようなんですが南野は逆に先ほど主審に10番のほうが押してきたというようなジェスチャーでした。
≫これは、体が普通に…。
≫ちょっとパスの中で揺れてぶつかった感じですよね。
≫でも、どうでしょう。
松木さん、これはイラクの選手からすると体力的にも厳しい時間帯に入ってきているとみていいですかね。
≫でも、このチームはときたまいろいろやってくれる選手なんで。
ちょっと、なんかやったほうがいいかなと思ったんじゃないですか。
≫室屋と当たったようですね。
≫でもそんな強い当たり方じゃなかったですよね。
見た感じはね。
≫首かなんか押さえてたでしょ。
首には当たってないから。
≫この間にイラクの選手たちが休みを取っていますよね。
水を取って体を回復させようというストレッチを見せています。
≫副審であったり第4のレフェリーもちゃんと確認してるわけですから。
≫ゲームが再開されます。
イラクは今1人少ない状況です。
この時間帯から松木さん日本はどういうところが大事になってきますかね。
≫まず自分たちのよさというか今ちょっと気になってるのはもっと両サイドを広く展開したらいいなと思います。
あとは、ちょっとマークもルーズになってきているのでもう1回、確認し合うというのも大事になってきますね。
≫前半は、ほとんどイラクにスペースを与えていなかった日本のディフェンス。
ここにきて少しずつ中盤にスペースができています。
ピッチが中山さんバウンドするんですよね。
≫そうですね。
≫あとは、やっぱり相手のディフェンスが体、寄せてくるので。
その辺で神経質になっちゃうんですよね。
≫とった瞬間とあとは落として蹴る瞬間ですね。
そのときに前線の選手が動き出したいんですよね。
ちょっと遅れているんですよね動き出しが。
≫その理由としては中山さん体力的な問題もありますかね。
≫それもあるでしょうね。
≫全部のボールに対してスプリントを全部ダッシュをしていくというのはなかなかきつい状況ですね。
≫あとはフォワードとしては自分のタイミングで出たいというのもあるんですよ。
自分でこのタイミングでと決めている部分があるのでそれと違うタイミングで蹴られるとなかなかいけないというのもあるんですよね。
≫オナイウは元気だからどんどん使ってっていいんじゃないか。
≫体をぶつけてくるんでちゃんと準備しておいたほうがいいね。
≫ちょっとずれましたね。
≫まあ、ナイスアイデアだね。
≫日本は、やはりイラクからボールを奪ったあとのカウンターというのを今日の試合チームの1つの形として中山さんみんなが共有意識として持っていますね。
≫そうですね。
≫コーナーか。
≫コーナーキック。
集中して守りたい。
オリンピックをかけた日本対イラクのゲーム。
ゴールキーパー櫛引押さえました。
今も動き出し中山さん、早かったですね。
≫早かったですね。
理想は中島に当てて久保に落とすという形だったと思うんですが、ボールがちょっと浮いてしまいました。
≫イラクは準々決勝から中2日でこのゲームを迎えています。
日本は中3日でこのゲームを迎えています。
浅野が松木さん呼ばれました。
≫きましたね、浅野ね。
よくいったな、今…。
≫50m5秒台。
今大会3試合出場してまだ得点はありませんがスピードを生かした存在感を発揮しています浅野拓磨。
去年の年末クラブワールドカップでも中山さんすばらしい活躍を見せた選手ですよね。
≫もう去年からずっと調子を維持していますからねいい調子を。
これをここでまた出してもらいたいですね。
≫出してくれるでしょう。
≫松木さん、ベンチからすると点を取りにいく勝負を決めにいく采配ですね。
≫そうですね。
しかも、風上でボールに追いつかないんじゃないかといっても追いついちゃう選手ですから。
そのスピードを生かしてね。
≫よく体に当てました。
あとはコーナーキック集中を切らさずに守りたい日本。
≫よく対応してますよ。
≫どうやらフォワード11番の久保に代えて浅野が入るようです。
≫久保も相当動いていますよね。
≫風の影響もある非常にキーパーにとってはいやなコンディションです今日のゲーム。
日本はこの後半、風上でゲームを進めています。
今日、先制ゴールの久保裕也がここでベンチに戻ります。
松木さん、あとはこの浅野のスピードをうまく使っていきたいですね日本は。
≫2点目ですね。
≫鈴木武蔵のクロスに対してニアサイドで久保がうまく合わせていきました。
≫今度は久保の代わりに浅野がやってくれるでしょう。
≫コーナーキックになります。
ちょっといやな、中山さん流れが続いていますね。
≫ここちょっと耐えたいですね。
しっかりとマークついて人につきたいですね。
ついて、まず人にいってそのこぼれをしっかりと反応したいです。
≫まず自分のマークする相手をしっかりと抑えていきたい日本。
日本ボールになります。
浅野が入ってすぐいいプレッシャーをかけました。
≫最初のボールを触れるっていいですよね。
交代したばかりの選手がね。
いいと思います。
日本が中盤でボールを持ったときに出しどころに中山さん、困るような場面がありましたから。
≫そうなった場合は、困ったならディフェンスの裏にスペースに大きく蹴り出せば浅野がいきますからね。
≫五分五分のボールに対しては絶対的な強さを見せる浅野。
イラクの選手が倒れていますが日本ボールコーナーキックになります。
今は浅野の持ち味を中山さん見せましたね。
≫ルーズボールいけますからね。
≫日本ボールの今度はコーナーキックになります。
イラクのセンターバックディフェンダー5番のファイズが倒れています。
今、ようやくファイズが起き上がろうとしています。
日本はヘディング高さに自信があるセンターバックの植田、そして奈良。
この2人が前線に上がってきています。
初戦の北朝鮮との一戦ではコーナーキックから植田が足で合わせていきました、日本。
≫これ、チャンスですよ。
浅野も入っているしね。
≫ちょっと手がね。
≫南野にイエローカードが出されます。
これは仕方がないプレーではありますが。
≫特に10番スピードがありますから裏へとられたくないということで。
≫危ない!≫フリーで合わせて助かりました。
最後は、背番号4番のイラクのムスタファが2列目から飛び出してきました。
助かりました。
≫後ろの人間ですからね。
≫中盤の守備的なポジションをとっているムスタファが…。
≫飛び出してきたもんね。
≫深いポジションから一気に前線まで上がってきます。
リオオリンピックをかけた戦い。
この試合に勝てば日本、イラクともにオリンピック出場が決まります。
イラクも2004年アテネオリンピック以来のオリンピック出場をかけた戦いになります。
3大会ぶりの出場を狙ってきます、イラク。
このAFCU‐23アジア選手権の上位3チームにオリンピックの出場権が与えられます。
ホイッスルが鳴っていました。
≫日本ボールだね。
≫原川が倒されます。
日本ボールのスローインです。
室屋、南野、浅野。
3人が1つ、連動した動きを見せました。
フラッグが上がって日本ボールですか。
室屋、すばらしい戻りです。
12番の室屋。
唯一のこの中で大学生プレーヤー。
明治大学の体育会サッカー部でプレーしています室屋成。
このクロスは合いませんでした。
そしてイラクは進藤さん、11番のタリクが準備をしていますか。
≫左利きの小柄なA代表17歳でデビューした選手です。
≫2012年イラク代表としては史上最年少で代表デビューを果たしたタリクが7番のワリードに代えて投入されます。
≫11番、きますからね。
気をつけないとねこの時間帯でね。
≫2014年のアジア大会日本戦でも得点を挙げた選手。
日本も浅野というカードを切ってきました。
このまま同点ということになれば15分ハーフの延長戦に突入します。
オフサイドフラッグが上がっています。
ディフェンスラインは松木さん、ここは落ち着いてラインコントロール見えていますね。
≫見えてますね。
これは終始、始まったところからきっちりとできていますから。
あとは集中力だけです。
≫日本からしても松木さんここで決めておきたいところですね。
≫ここで決めれば、もう、ほぼ。
ですから残り時間2〜3分ですか。
≫手元の時計ではまもなく後半の42分という時間帯です。
タリクはオーバーアクションをする選手でもあります。
中山さん、レフェリーも今しっかりと見ていましたね。
≫タリク、ヒスニここは気をつけたいところです。
≫日本ボールになります。
イラクボールになります。
もう1つ速いテンポで中山さん、中島がボールを出してもいいという話がありましたが。
≫ただ、サポートが相手の影に隠れてしまってるんですよね。
≫クロスでいいんじゃないかなと思うんだよね。
苦しんだら周りの選手を使うんじゃなくてクロスで相手のゴール前にボールを供給するということも大事ですよね、この時間帯。
≫フラッグが上がっています。
ゴールラインを割ってしまいました。
≫この形はただ、今大会松木さん日本が得点を取ってきた形ではありますよね。
≫今もね、うまくね、山中が抜けたんですけどね。
ここでね。
≫タイとの一戦でした。
原川からのクロスを矢島が決めるシーンがあったんですがちょっとこれは最後コントロールが乱れました。
ただ、この時間帯日本もイラクゴールに迫る攻撃を見せています。
日本ボールになります。
相手のミスというのをうまく生かしたいですね。
イラクボールのフリーキックになります。
イラクの選手が前線に上がってきます。
あとは松木さんこのロングボールが入ってくる…。
≫こぼれたところね。
≫こぼれたあとのセカンドボールを集中して守りたい日本。
≫みんな飛び込んできますから。
≫日本ボールになります。
このまま同点で終われば延長戦という形になります。
日本ボールのコーナーキックになります。
さあ、きました。
このコーナーキックに思いを込めて最終ラインから選手が上がってきます。
≫さっきは植田が完全にフリーになっていましたから。
≫後半のアディショナルタイムは3分という表示です。
ゴールの近くに山中がいます。
キッカーは原川。
もう一度日本ボールのコーナーキックになります。
このコーナーキックにオリンピックへの思いを込めていきます。
どこに合わせてくるか。
イラク、ここで選手を代えます。
10番のヒスニに代えて14番のマジンが入ります。
イラクの10番のヒスニは松木さん、今日何度も日本を脅かしていた選手ではありますよね。
≫向こうのチームとすれば攻撃の主になる選手ですから。
ただ、これに代わってくる選手ですから延長も見据えての交代だとは思うんですが。
≫イラクはもう全ての交代カードをこれで切るという形になります。
日本はまだ1枚交代カードを残しています。
ここで試合を決めることができるか日本。
≫一発シュート打ってくれ!シュート!≫やったー!≫後半のアディショナルタイム!原川が、決めてくれた!日本、オリンピックに近づく見事な勝ち越しゴール!≫もういいだろ、これで!≫原川が見事に決めてくれました。
≫見事だな!ナイスゴールだ!≫慌てなかった。
最後まで落ち着いてイラクゴールを揺らしていきました。
≫南野がいいクロス。
これで相手を引きつけて…。
≫後半のアディショナルタイム。
ついに日本、勝ち越しゴール!≫ここ、締めていきましょう。
最後、時間ないですよ。
≫あと何分?≫ここからはオリンピックに向けた時間になります。
イラクはもうパワープレー。
前線にロングボールをシンプルに蹴ってきます。
不要なファウルは避けたい日本。
今、顔を蹴られました。
松木さんここはただ、相手のラフプレーにつきあってはいけませんよね。
イエローカードが出ます。
≫言葉も含めてね。
≫ディフェンダー4番のムスタファにイエローカードが出ます。
豊川が呼ばれました。
日本はまだ1枚交代のカードを残しています。
後半のアディショナルタイム日本に原川が得点をもたらしてくれました。
オリンピックへの思いを込めたゴールがイラクのゴールネットを揺らしました。
日本ここで10番の中島に代えて14番、準々決勝のイラン戦先制ゴールを奪った豊川を投入します。
10番の中島も今日は前線で松木さん起点を作ってくれましたね。
≫本当に、今までのゲームでも本当に活躍してますよ。
しかしさっきの原川のこれは…。
しかも、いいコース飛んでるよ!これ、日本のサポーターたちも大喜びですよね。
≫まだ試合は終わっておりません。
≫ここから集中して守っていきたい日本。
勝てばオリンピック出場が決まります。
試合終了のホイッスル!日本、6大会連続オリンピック出場を決めました!やりました!谷間の世代といわれた世代が苦しんで、苦しんで見事につかんだオリンピックの切符。
今まで勝てなかったイラクに勝って見事、オリンピックの出場権。
そして、ファイナルの舞台へと進みます。
松木さん!≫本当に立派だな!最高!≫この大会を通じて本当に楽な戦いというのは松木さん1つもありませんでした。
≫ないですね。
本当によく頑張ったな。
しかも、最後見事じゃないですか。
≫中山さん、本当にこの大会を通じてこのチームが成長を続けてくれていますね。
≫一戦一戦勝つごとに大きくなっていってくれてますよね。
≫今日も厳しいゲームでした。
後半のアディショナルタイムコーナーキックから最後は原川。
キャプテンの遠藤の目が真っ赤です。
思いがあります。
主将として、キャプテンとして。
とにかく、この世代は世界で戦う権利すらつかめなかった世代です。
今まで、20歳以下のワールドカップ、準々決勝でイラクの前に敗れてきました。
世界の前に立ちはだかっていたそのイラクを打ち破って見事に世界への切符を手に入れました。
≫放送席、手倉森監督です。
肩を回していましたが心地いい痛みじゃないですか?≫今日は今朝から肩が痛くて難しい試合になるかなと思ってたんですけど今日は90分で勝ちたかった。
そのとおりになってまあ、しびれましたね。
≫それにしても、こんな劇的な決まり方ってあるんですね。
≫本当、ドラマのようなね年代の選手たちですから。
できすぎなぐらいのシナリオですけどオリンピック、決めました。
≫決めた、本当に今の気持ちを教えてください。
≫本当、難しいとか厳しいとか言われた中でも僕自身が、彼らの可能性を信じてやってきて彼らもおとなしい世代ですけどいつか、やってやるんだってね。
その気持ちが実を結んだ神様からのプレゼントだろうなと思います。
≫就任3年目の本当に大勝負でここまできている選手たちどう思いますか?≫これから日本はもっと強くなると。
その使命感を持ってこの世代を鍛えたいと思います。
≫最後、決まってピッチに飛び込んでいって1つの固まりになりました。
どんな思いだったんですか?≫大和魂。
魂の塊です。
≫次々に今大会これまで悔しい思いをしてきた相手にリベンジ返り討ちにしてきました。
あと1つです。
≫ここ数年、日本サッカーはアジアで勝てないとか言われている中で僕らが日本がアジアのトップなんだというようなところをみんなと一緒に国民と一緒に勝ち取りたいと思います。
≫それにしてもドーハでアディショナルタイムに決めるってすごいですね。
≫歴史は本当、この年代はリベンジのための大会をしてるような感じで。
日本サッカー界のことを思えばドーハの悲劇からロスタイムで取るあたりも歴史を逆転させていくいい勝ち方だなと思います。
≫あと1つ楽しみに待っています。
≫優勝します。
≫ありがとうございました。
続きまして、原川選手です。
オリンピック決めてくれてありがとうございます。
≫僕もとりあえずほっとしています。
≫決まった瞬間の気持ち覚えていますか。
≫1つの目標でしたしとてもうれしいですね。
≫今日は先制をしてそのあと追いつかれてどんな90分だったですか。
≫やっぱり苦しい時間のほうが多かったですけどみんなで耐えられたことが勝利の要因かと思います。
≫最後、試合が終わるまで原川選手はどんなことを考えながらプレーしていましたか?≫勝つことしか考えていないですしそれが実現できてチームとしてより成長したかなと思います。
≫ゴールの流れのシーン、少し振り返ってみてください。
思い出せますか?≫あまり覚えてないですけどいいところにこぼれてきたのでふかさないように抑えてシュートを打って枠に入ってよかったです。
≫いろんな思いをこれまで各年代でしてきてイラクという相手に勝ってオリンピックを決めた。
どんな思いですか?≫僕自身もイラクに勝ったのは初めてなのでこういう舞台で勝てて非常にうれしいです。
≫試合が終わってチームみんなが集まったときというのはどうだったんでしょう。
≫上に乗られてきつかったんですけどうれしかったです。
≫さあ、これでオリンピック決めました。
もう1試合ありますね。
≫やっぱり1位でオリンピックに行くことが大事ですし、6勝してオリンピックにいきたいです。
≫それにしてもこのチームの強さはどこにありますか?≫まとまりが一番いいと思うのでいい風が吹いているかなと思います。
≫そのままの勢いでぜひ楽しみにしています。
≫ありがとうございます。
≫続いて植田選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫イラクに勝ってオリンピックにいきたいとおっしゃっていました。
そのとおりになりましたね。
≫厳しい戦いなるのはわかってたんですけど最後までしのぎきって何かを起こしてくれるんじゃないかと思ってたので後ろから。
しっかり決めてくれてとてもうれしいです。
≫ディフェンスが後ろでしっかり踏ん張ったからこそ動けたんじゃないでしょうか。
≫でも、1失点してしまっているのでまだまだ次の課題は残っているんですが勝てたことは本当に大きいです。
≫今日は奈良選手とコンビでしたね。
どんなことを考えてどんなふうにプレーしたんですか?≫相手が蹴ってくるのはわかっていたので2人で考えて2人で話していました。
≫しかし今大会まだ2失点ということで守備の成長ということがオリンピックにつながったんじゃないでしょうか。
≫試合を重ねるごとに日々、成長しているのは感じていましたしあと1つ決勝残っていますので、そこで無失点でいきたいと思います。
≫この世代のチャンピオンを決める試合があと1試合残っていますがどんな試合にしたいですか?≫無失点で必ず守って相手を圧倒して勝ちたいです。
≫おめでとうございます。
≫ありがとうございました。
≫植田選手でした。
放送席、続いて久保選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫オリンピック、決まりました。
今の気持ちは?≫率直にうれしいです。
みんなに感謝したいです。
≫あのゴールが決まった瞬間決勝点の瞬間はベンチからもみんな飛び出してきましたね。
あのときどんな気持ちでした?≫最高にうれしかったですし力が決めてくれたということでより一層うれしかったです。
今日のゲームは久保さんのゴールが試合を動かしましたよね。
そのシーンを振り返っていただけますか?≫武蔵から絶対くると思ってましたしいいボールがきたので僕は合わせるだけでしたけど。
よかったです。
≫鈴木武蔵選手も足を痛めながら頑張っていましたしフォワード陣が頑張って点を取ったそんな感じですよね。
≫前線の選手が点を取れたことはうれしいですし怪我をしながらも出て僕にアシストしてくれたので感謝しています。
≫アジアチャンピオンになりたいと試合前に話してくれました。
あと1試合ありますが。
≫絶対ここであと1勝してアジアチャンピオンになって帰りたいと思います。
≫次も期待しています。
≫ありがとうございます。
≫久保選手でした。
放送席、キャプテン遠藤選手です。
決まりましたね。
≫よかったです。
≫ちょっと目が少し赤くなっているようにも見えますが今、どんな気持ちですか?≫本当にいろんなプレッシャーがある中で自分がキャプテンとして何ができるのかということを考えながらプレーしたつもりでなかなかうまくいかないこともありましたけど、しっかりこの大会で結果を残せて今、リオオリンピックを自分たちで手にできたというのは本当にうれしいです。
≫なかなか世界の舞台に行けない世代だと言われる声ももちろん聞こえていたと思うんですがそういうチームをキャプテンとしてどんな思いでここまでまとめてきたんですか?≫何ができたかというのはわからないですけど自分はしっかり選手から信頼される選手であるべきだと思ってずっとやってきたんでそこは変えずにというかブレずに自分の中でやってきて。
本当に自信を失いかけるときもありましたけどしっかりこの大会は失点をせず今日1失点してしまいましたけどこられていたので。
本当に最後は、絶対に点を取ってやるという気持ちが乗り移った力のゴールだったかなと思います。
≫その同じボランチの原川選手のゴールが決まった瞬間というのはキャプテン、どんなふうに見ていました?≫もう、残り時間少なかったのであれが入った時点でちょっと泣きそうになっていたんですけど。
全員で喜んでうれしかったです。
≫今日、でもピッチサイドから見ていても、本当に遠藤選手がみんなに声をかけているシーンがすごく印象的でした。
どんなことを考えながら今日、ピッチに立っていました?≫厳しい戦いになるのは間違いないというのはわかっていましたし。
自分のできることをやろうというところと本当にそれはチームを鼓舞することとしっかりゲームをコントロールすることだと思うのでそれをしっかりやっていたという感じです。
≫これでオリンピックが決まりました。
この大会、あと1試合残っています。
もう1試合どんな試合にしますか?≫優勝してオリンピックにいくだけなので最後の試合、しっかりいい結果を残して日本に帰りたいと思います。
≫今日、日本でもテレビでたくさんのファンが見てくれています。
最後にキャプテンとして見ていたサポーターに声をかけてもらえますか。
≫本当に熱い応援ありがとうございました。
リオオリンピックを決めることができてほっとしていますけど内容的な部分だったりまだ決勝も残っているのでまた更に熱い声援を日本から送ってください。
よろしくお願いします。
≫本当におめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫見事にオリンピックの出場権を手に入れました。
サッカー中継を延長してお送りしています。
松木さん、本当にたくましくなった強くなった…。
≫本当にそうですね。
しかも今日の最後の決勝点は、本当に甘いスイート以上の甘さがありました。
おいしい1点でした。
本当によく頑張った。
≫中山さん、ドーハ・カタール。
アディショナルタイムの勝ち越しゴール。
≫たまらないですね。
本当たまらないです。
この展開は。
これをまた1つ力に変えて決勝臨んでもらいたいですね。
≫次は日本は1月の30日土曜日に決勝を迎えます。
2016/01/26(火) 22:25〜00:30
ABCテレビ1
サッカー リオ五輪アジア地区最終予選 準決勝 日本×イラク[デ][字]

リオ五輪出場をかけた“絶対に負けられない戦い”は、いよいよ準決勝!!勝てば五輪出場が決まる!!相手は、この世代最強と呼び声高い“イラク代表”!日本の運命は果たして!?

詳細情報
◇番組内容
準々決勝で強豪イラン相手に、豊川、中島のゴールで、延長戦までもつれた激闘を制した日本!この準決勝に勝利すると、リオ五輪出場が決まる!!
準決勝の相手は、リオ五輪世代で“アジア最強”との呼び声高いイラク。速さ、高さ、強さを兼ね備えた、イラクの強力攻撃陣を日本は止められるのか!?
若き日本、いざ決戦!!
◇出場予定選手
【GK】櫛引政敏(鹿島アントラーズ)、杉本大地(京都サンガFC)、牲川歩見(サガン鳥栖)
【DF】松原健(アルビレックス新潟)、山中亮輔(柏レイソル)、亀川諒史(アビスパ福岡)、奈良竜樹(川崎フロンターレ)、室屋成(明治大学)、岩波拓也(ヴィッセル神戸)、植田直通(鹿島アントラーズ)、三竿健斗(東京ヴェルディ)
◇出場予定2
【MF】大島僚太(川崎フロンターレ)、遠藤航(浦和レッズ)、原川力(川崎フロンターレ)、矢島慎也(ファジアーノ岡山)、中島翔哉(FC東京)、豊川雄太(ファジアーノ岡山)、南野拓実(ザルツブルク)、井手口陽介(ガンバ大阪)
【FW】久保裕也(BSCヤングボーイズ)、鈴木武蔵(アルビレックス新潟)、浅野拓磨(サンフレッチェ広島)、オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)
◇出演者
【解説】松木安太郎、中山雅史
【実況】吉野真治(テレビ朝日アナウンサー)
【インタビュー】進藤潤耶(テレビ朝日アナウンサー)

☆東京スタジオ
寺川俊平(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜レクウィア・スタジアム(カタール・ドーハ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/soccer/u-23rio/

※試合終了まで放送
※この番組は放送時間が変更になる場合があります
◇おしらせ2
☆日本サッカー応援宣言 やべっちFC
毎週(日)深夜0時10分から放送!!
※放送時間変更の場合あり
【HP】http://www.tv-asahi.co.jp/yfc/

☆テレビ朝日 サッカー
【HP】http://www.tv-asahi.co.jp/soccer/

ジャンル :
スポーツ – サッカー
福祉 – 文字(字幕)

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日本語
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