知っトク地図帳「神社・寺院」 2016.01.27


それではまた会おう!地きゅう上のさまざまな場しょを記ごうや文字などであらわした地図。
そこにひめられたなぞ。
水道橋博士がてっていかい明!すると地図のむこうによの中が見えてくる今回たずねたのは東京都の北ぶにある北区王子。
きょうのテーマは「神社・寺院」。
でもおぼうさんやぐうじさんのしごとをしょうかいするわけではありませんよ。
町を歩いていた博士あるものを発見。
(水道橋博士)見てください。
これはイベントのこく知ではなくて「貸して下さい、あなたの力」。
ボランティアぼしゅうのポスターなんです。
この町では大みそかにいなり神社の祭りが行われます。
町に参加をよびかけるポスターをはるなどじゅうみんたちの手で祭りを作り上げていきます。
博士さっそくじゅんびをすすめるげん場に。
おやおやこれは子どもたちがおけしょうをしてるんですね。
このお祭り王子狐の行列とよばれ参加者ぜんいんが狐にふんして町をねり歩きます。
祭りのきっかけはおよそ150年前にえがかれたこちらの絵。
当時の画家歌川広重がこの町につたわる狐のでんせつをえがいたものです。
大みそかの夜いなり神社に狐たちがあつまりとなり村の神社に初もうでをしたんだそうです。
その絵にヒントをえて町おこしのための祭りがきかくされました。
でんせつにちなんで人々は狐にふんしゴールの神社を目ざします。
参加者は300人にも上ります。
祭りをささえるのは行列が通る3つの町の皆さん。
お店をいとなむ人も多くじゅんびにはしごとの合間をぬってあつまります。
よろしいですか?このメンバーをきちっとあつめていただいて。
こちら祭りがはじまった当しょから19年間実行委員長をつとめている…大井さんがさしているこのひょう。
これが行列にかかせない図ひょうです。
300人もの大人数をあんぜんにうごかすくふうがつまっているそうですが。
この紙には行列の先頭から最後尾までの配置が1枚におさめられています。
四角いわくは人が立ついちをあらわします。
つまり参加者の配置や行列の形が一目でわかる見取り図になっているのです。
さらにおはやしやかごに乗る狐など行列内での役割や必要な道具もわかるようになっています。
役割分担がわかり持ち物のじゅんびにも役立つ。
それだけじゃありません。
さらに…。
おはやしのかかりとして出牛くんあと横手くんですね。
おはやしの方は今回は何人くらいで?子どもが5人ですね。
だれがどこに並ぶのかひとりずつの名前を書きこみます。
300人もが参加する祭り当日。
じょうほうをてきかくにまとめ皆できょうゆうすることがあんぜんにつながるのです。
1月は初もうで。
一年のぶじをいのる町の人たちの列は鳥いの外にまでつづきます。
2月には初午。
ほう作をねがって地元のしゅふがいなりずしを作り神社におさめます。
8月はのう作ぎょうのぶじをいのって町の人たちがみこしをかつぎます。
町の人たちによってふっこうした…しゅうかくの秋を前に神社にほうのうします。
12月は熊手市。
よくとしのしょう売はんじょうをねがう人たちがこぞって買いに並びます。
王子の町で生まれそだった大井さんは70年つづくざっか店の2代目です。
大みそかの行列が町の人たちをむすびつけるきかいになることをねがって20年近くせわ役をつとめてきました。
祭りが1週間後にせまったこの日。
いしょうのしちゃくをしにある家ぞくがやって来ました。
ことしはじめて行列に参加ししゅ役の狐にふんする…大井さんたちのねっ心なさそいにこたえことしはしごとのつごうをつけて参加することにしました。
地域のつながりをぜひ子どもたちにも感じてほしいと家ぞく5人で参加します。
大井さんははじめて行列にくわわる家ぞくがあん心できるよういっしょに歩ける配置を考えました。
12月31日大みそか。
行列の本番です。
大井さんけいご担当のスタッフとうけもつ場しょをかくにんします。
皆地元出身のボランティアたちです。
カメラで写真をとりたいと車道のほうに出てくるのでそれをちょっとおさえていただくと。
300人の参加者がきめられた場しょについているか大井さんがかくにんをはじめました。
実行委員たちと編成図を見ながら参加者ぜんいんがそろっているか最後のかくにんをしていきます。
ぜんぶそろいました。
300人の狐が通りを歩きます。
はじめて参加した新井さん。
お面をつけてどうどうと歩いています。
4さいのすえっ子はねてしまわないようにお昼ねをたっぷりして参加。
おかあさんも町の人たちがきつけてくれたきものすがたで歩きます。
大井さんは行列のあんぜんを気にかけながら見まもります。
ぜんいんぶじに目てき地の神社にとうちゃくしました。
新井さんにとっても心に残るお祭りになったようです。
どうもありがとうございました。
町の人たちの力をあつめた300人の行列がことしもぶじにおわりました。
神社をあらわすのはこちらの記ごう。
これは神社にある鳥いの形そのものです。
一方お寺をあらわすのはこちら。
日本では「まんじ」とよばれています。
元はぶっ教というインドのおぼうさんがはじめたしゅう教でつかわれるしるしで平和や栄えることをあらわすものでした。
今でもお寺にかけられているぬのやぶつぞうにはこのしるしが入っているものがあります。
神社とお寺どちらの地図記ごうも120年ほど前にとう場していらい形はかわっていません。
(博士)しょうがいにわたって2016/01/27(水) 09:55〜10:05
NHKEテレ1大阪
知っトク地図帳「神社・寺院」[解][字]

今回は「神社の祭り」の舞台裏を徹底取材!300人もの行列を一枚にまとめた編成図の工夫とは?地域を一つにまとめあげる実行委員の努力を徹底取材!地図記号は神社・寺院

詳細情報
番組内容
「地図の向こうに社会が見える!」知っトク地図帳。今回は「神社の祭り」の舞台裏。東京都北区王子では大みそか、伝説をもとに300人がキツネにふんして練り歩く祭りが行われる。祭りの安全を支えるのが行列を1枚にまとめた編成図。すべての情報を1枚にまとめた図表の工夫とは? 祭りを支え、地域をまとめる実行委員長の陰の努力を水道橋博士が徹底取材! 地図記号は神社・寺院の記号の由来。【ナレーション】TARAKO
出演者
【出演】水道橋博士,【語り】TARAKO

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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