小島監督がQuantic Dreamを訪問し技術探求の旅を終える―旅で再確認した事柄を独白
January 28, 2016(Thu) 19:43 / by G.Suzuki
小島監督が訪れたスタジオは、VASG(Visual Arts Service Group)やSCEA本部、Sucker Punch Productions、SCE Bend Studio、SCE London、Guerrilla Games、Media MoleculeのQuantic Dreamを含めた8つです。
なお、Quantic DreamはE3 2015にて新作SFタイトル『Detroit』を発表しており、アンドロイドが社会に深く浸透した世界を舞台に、アンドロイドに芽生えた感情というテーマが描かれます。
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マークさん(@cerny )とQUANTIC DREAMのGUILLAUMEさんとDAVID CAGEさんと。 pic.twitter.com/xrSQlfKwBr
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QUANTIC DREAMのみなさん、ありがとうございました。 pic.twitter.com/CvZ0HVeGGm
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探求の旅はここパリで終了。 pic.twitter.com/ZARCJashHt
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今回のスタジオ巡り(最先端テクノロジー探求の旅)を終えて感じたこと。
「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」。
そう言ったのはSF作家のアーサー・C・クラーク。
続く pic.twitter.com/UeHZQj3o9L
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「ゲーム創り」とは、まさに最先端の「技術」を使って、現実世界に「魔法」をかけることではあるまいか。現実世界に生きる人々の「夢」を「魔法」で叶えてあげることではあるまいか。しかし、「魔法」をカタチにするには「技術」だけでは無理。
続く pic.twitter.com/UEpIHjrSRY
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「技術」を使う「人材」と彼らの能力を引き出す「環境」が必須となる。そして最も重要なのは「技術」「人材」「環境」を束ねて導く、スタジオ側のビジョン(夢)が明確でなければならない。これらを持ってして、はじめて最先端技術は「魔法」となる。 pic.twitter.com/d1XuEl9mJp
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そして今回の再確認した一番の収穫。新たなスタジオを立ち上げる。スタッフを募集し、事務所を構え、組織を構築し、最先端技術を取り込み、新たな「魔法創り」というチャレンジに踏み出す。というとゼロからの再スタートに聞こえるかもしれない。続く pic.twitter.com/jjMUhtZnI4
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しかし、世界中にサポートしてくれている仲間が、夢を共有している朋友たちが、今も応援してくれているユーザー達がいる。だから決してゼロからの再スタートではない。30年間やってきた最先端のゲーム創りをこれからも続けるだけ。これまで道理。 pic.twitter.com/XD3BpDzwa7
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KONAMI、聞いているか?
>>2
遊ばないで「面白い遊び」って作れるの?
期待してるぞ、監督