UFOに関する機密資料、CIAがその一部を公開
スカリー、UFOはやっぱりいたんだよ!
UFO、それは終わらないミステリー。数々のSF作品に登場し誰もがその存在を聞いたことがあるのに、実際に何なのかはあまり知られていません。そんな中、なんとCIA(中央情報局)がUFOに関する調査資料の一部を公開しているのです!
Take a Peek Into Our #XFiles
5 docs for Mulder & 5 for Scully
#TheTruthIsOutThere
https://t.co/TeK6vN1SBS pic.twitter.com/PEb3fhFNJK
— CIA (@CIA) 2016, 1月 24
む、この写真…やっぱりUFOじゃないか! CIAは資料の中から特に興味深いものを、海外ドラマ「Xファイル」にかけて「モルダーやスカリーへ」として公開しています。しかし、残念ながら政府と地球外生命体とのコンタクトがあったかについては明かされませんでした。そこが知りたかったのに…!
そもそもUFO(Unidentified flying object)とは「当局によって把握できていない飛行物体」の略で、それが宇宙船なのかどうかは判断基準ではありません。ですので、ただの空飛ぶコーヒーカップであっても把握されていなければUFOなのです。宇宙船であって欲しいけど。
これらの資料は1949年〜1953年に集められたもので、UFOの目撃例やその解説に焦点が当てられています。また、当時すでにアメリカと対立を深めつつあった旧ソ連の脅威に関する記述も見られます。
Flying saucers or Soviets?
Tips on how to investigate a #UFO
https://t.co/1KYKIqRJ1t
#ProjectBLUEBOOK
#XFiles pic.twitter.com/92N0uwc65l
— CIA (@CIA) 2016, 1月 25
資料では「空飛ぶ円盤の調査方法」についての説明もあります。「1.調査と目撃の評価のためにグループを作る」「2.調査の目標を定める」「3.専門家に助言を求める」「4.情報の整理のためにレポートシステムを作る」「5.誤検知を取り除く」…などなど。要は、空飛ぶ円盤が目撃されても慌てず、客観的に情報を収集せよ、という内容になっています。
私などはUFOといえばXファイルを思い浮かべる世代ですが、現在アメリカのFOXチャンネルではXファイルの新シリーズが放送中。CIAの情報公開もそれに合わせたものと思われます。さらに、Xファイルの新シリーズは日本でも今夏に放送開始! 「THE TRUTH IS OUT THERE(真実はそこにある)」がまた聞けるのか…放送開始が待ちきれないぞ!
source: Inverse
(塚本直樹)