フェレットの「ルー」を飼ってから半年が過ぎました。最初は「ペットを飼いたい」という軽い気持ちで飼い始めたわけですが、半年飼ってみると日常生活が一変。ペットを飼うだけで人生が豊かになった3つの理由をまとめてみました。
1:家に帰るのが楽しみになった。
フェレットって懐くの?と思っている方も多いみたいなんですが、我が家のルーは徐々に懐いてくれるようになりました。
犬みたいに嬉ションしたりハアハア言いながらダッシュで寄ってきたりはしないんですが、気づくと足元にちょこんと寝ていたり、遊びたい時はめちゃ弱く甘噛みしてきたりします。
ボールなどのおもちゃで遊んでいると「ククククッ」と非常に小さな鳴き声(笑い声?)をあげて喜ぶ姿も時々見せてくれるのも嬉しいところ。そんなルーと遊びたいなぁと思って、ワクワクしながら帰るようになりました。家に居るのが楽しくなるって素晴らしいです。
2:気にかける家族が増え、家族に対する視点が変わった。
フェレットって本当にやんちゃです。部屋に放すと、ささささー!っと走って、グルグルと部屋を駆け回っています。ただ駆け回るだけならまだ良いんですけど、好奇心旺盛で気になったものを部屋の隅っこやゲージに隠してみたり、ゴムのような噛み心地のものを噛んで、誤飲してしまいそうになったり、床に落ちている水滴を所構わずなめていたり。
下手すると病気になりかねないので、誤飲などが起きないように気をつけています。ちょうど赤ちゃんの誤飲に注意している感じです。大変かと言われれば大変なのですが、気にかける家族が増えて楽しいという気持ちの方が強いです。
時には飼いフェレットに手やら足やらを噛まれることもありますが、こちらが気にかけた分だけルーがなついてくれるのがうれしく、家族のあったかさというか絆みたいなものを今まで以上に感じられるようになりました。
3:命の大切さについて考える機会を得られた。
この記事は上記の飼い主さんのエントリーを見て書こうと思ったのですが、最期を看取るって本当に辛いことですよね。この記事を読んで、私が飼っているフェレットも時が来たら死んでしまうんだと思ったら、本当に悲しく涙が出てきました。
きっとどんなに頑張っても後悔する点が出てきてしまうとは思いますが、最小限の後悔で済むように一生懸命面倒をみてあげたいと思っています。そう思っているうちに、「死」について深く考える機会を持つことができました。
忙しい日常生活の中では、なかなか目を向ける機会のない「死」という問題。よくよく考えると、自分の家族が事故や事件に巻き込まれて亡くなることだって可能性としてありえるんですよね。だからこそ、後悔のないように毎日を過ごさなくちゃと、命について考え直すきっかけを得ることができました。
ペットを飼うと人生が豊かになる。
photo by lincolndisplayimages.com
最後は重い話になってしまいましたが、ペットを飼うってとても人生を深く豊かなものにしてくれます。自分以外に大切にできる存在が増えるって本当にすばらしいことなんですね。ルーを飼って本当に良かったです。
もちろん動物を飼うには、時間の確保やスペースの問題、自分が面倒を見られない時に代わりに見てくれる人の確保などの問題があります。ペットもあなたもしあわせになれるよう、これらの問題をクリアにした上で、ペットを迎えるかどうか検討してみてくださいね。
以上、「フェレットを飼って人生が豊かになった3つの理由。家族として、最期の時までしっかり寄り添ってあげたいですね。」でした。
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