僕たちはいつも、何においても「足りない」という思い込みに陥っているような気がする。
わかりやすいのは「お金」。
自分が幸せに生きていくのに必要な経済力を持っていたとしてもそれを失ったり、他のだれかに奪われたりすることを想像すると、心は「不安」でいっぱいになり、“もっと、もっと”お金が必要になってくる。
“いつ、何がおきるか分からない”ことを考えて、不安な感情にフォーカスすると、きりがない。
ぼくたちは いつも"足りない"という思い込みに支配されているのかもしれない お金 仲間 時間 健康 愛や希望まで "不足"を前提にするのではなく すでに満ち足りている"充足"を素に動けば、きっと世界は変わる
— 平和な地球の歩き方@濵田直翔 (@hamachan_peace) 2016, 1月 27
もちろん、お金だけじゃない。
仲間 時間 健康 名誉
愛や希望までも、僕たちは「不足」していると、思い込んでいないだろうか?
きっと、その強烈な思い込みの潮流が、今の世界を創っている。
“70億人全員が幸せに生きるのに、地球の資源では足りない”そうなると、僕たちは奪い合い、争い合う。
栄養のある食事 心地よい睡眠 愛する人との一時 これが揃えばきっと誰もが幸せ 70億人が満たされるのに 地球の資源は充分すぎる
— 平和な地球の歩き方@濵田直翔 (@hamachan_peace) 2016, 1月 27
マザーテレサが教えてくれること
カトリック教徒として、実践する姿で世界に「愛」のメッセージを伝えた、マザーテレサ。彼女の言葉と、生き方が僕たちに生き方を見直させる。
「世界には二つの飢餓があるといった。ひとつは食べれない飢餓、もうひとつは心の飢餓。この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。」
マザーテレサは、決してお金を貯蓄しなかったそうだ。
世界102か国で400以上、数億万ドル規模の孤児院を運営していた彼女。
「自らの資金調達方法は祈る事であり、神は常に過不足なく必要なものを与えてくださった」と語っている。
マザーテレサは決して貯蓄することなく、世界102カ国400以上、数億万ドル規模の孤児院を運営していた。 「資金調達の方法は祈ることであり、神は常に過不足なく自分の必要とするものを提供してくださっていた」 世界への絶対的な信頼が、不可能を可能にするのかもしれない。
— 平和な地球の歩き方@濵田直翔 (@hamachan_peace) 2016, 1月 27
つまり、彼女は「必要なものは必ず与えられる」と、世界を絶対的に信頼していた。
それこそが、僕たちが“不可能”と考えてしまうことを“可能”にする力なのかもしれない。
7世代先の子供たちのために生きる
なにか大切な決断をするときは、必ず「7世代先の子供たちのために」決断しなさい。
これは、ネイティブアメリカンの人たちが大切にしている教えだ。
関連記事:【虹の戦士】ネイティブアメリカンから学んだ。これからの平和をつくるのはどんな人? - 平和な地球の歩き方
先住民の人々は、「地球はすべての命の母」という考え方を持っていることが多い。
「おかあさん」と「地球」が同じ言葉だったりする。
“わたしたちは母なる地球に生かされている”という価値観を胸に生きている。
だから、生きものは全て兄弟であり、家族。
生活や、命を繋ぐために必要な狩りや採取をするときは、対話と祈りをかかさなかった。
そんなネイティブアメリカンの人々が、僕に教えてくれた、彼らの大切な言葉がある。
「ミタクェオヤシン(We are all related.)」
わたしたちは、みな繋がっている。
僕たちが母なる地球の繋がり上で“生かされている”のなら、この世界に“不足”しているものなんて何一つないはずだ。だから、その繋がりを絶えることなく先の世代まで繋いでいくことが、今を生きる僕たちの役割なんじゃないだろうか?
すべては「感謝」からはじまる
マザーテレサの生き方も、ネイティブアメリカンの生き方も、共通していることがある。それは、すべてに「感謝」しているところだ。
神への感謝、グレートスピリットへの感謝、母なる地球への感謝、命の繋がりへの感謝。僕たちがそれを実践するのが難しければ、そんなに壮大なものが対象じゃなくてもいい。
周りにいる家族、職場の仲間、友達、お金、自分の大切な時間、食事。今、目の前にあるもの一つ一つ感謝することができれば、それがすべてだ。
ぼくたちの社会は「不足」の思想で回っている。
「不足」から「充足」へ変えることができるのは、僕たち一人一人だ。
「不足」の価値観で広がっていく砂漠に
みんなで「感謝」。そうだ、木を植えよう!!
枯渇していく大地も、満たされていく!!
この植林活動はコチラをチェック↓
世界で広がっている問題は、僕たち一人一人が「満たされていく」ことで解決していける。
“絶望”だと思い込んでいる世界は、“希望”だと知ることで変える事が出来る。
新しい世界への一歩を踏み出すのは、今だ。
平和への旅はつづく
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