news every. 2016.01.27


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
けさ、福岡県大牟田市に到着した一隻の船。
こちら、三池港では給水のための船が止まっています。
訪れた市民のポリタンクに水を入れる作業が続いています。
西日本各地で深刻な問題となっているのが、断水です。
寒波の影響で、水道管が凍るなどし、破損するなどの被害が相次ぎ、大牟田市ではおよそ2万9000世帯が断水してしまっています。
全国の水道事業を所管する厚生労働省によりますと、北日本の場合は、凍らないよう、地中深くに水道管を設置しているといいます。
一方で、西日本などの温暖な地域は、配管内の水が凍るほどの寒波を想定しておらず、寒さが伝わりやすい浅い位置に水道管があるため、被害が拡大している可能性があるといいます。
大牟田市の住宅では。
やっぱり出ない。
ああ、やっぱり出ない。
水が出ないため、野菜も洗えず、困っていました。
この日の昼食は、調理不要の食パン。
食料品店も品薄で、弁当なども手に入りづらいといいます。
熊本県荒尾市の温泉施設には、断水が続く福岡県の大牟田市から、多くのお客さんが訪れていました。
お風呂はもう2日ぶりで、もう我慢できなくて。
気持ちよかったですよ。
もう、4日ぐらい入っていなかったから。
愛媛県四国中央市の小学校に到着した給水車。
四国中央市は、おととい夜から、1000世帯以上が断水となっています。
きのうとかはウエットティッシュとかでやっていたので、困りました。
市の水道局が用意したおよそ2トンの水は、手洗いや歯磨きなどに使われるといいます。
冷たい。
いつもよりかは、ちょっと水がなくて不便です。
四国中央市は、地区内の水道管を調べるなどして、復旧を急いでいますが、断水は来月2日まで続くと見られています。
NNNのまとめでは、青色をつけた府県で断水が起きていて、福岡県で6万3825世帯、長崎県で4万7000世帯など、全国16府県81市町村15万3523世帯で断水が続いています。
一方、徐々にですが、復旧も進んでいます。
福岡県の大牟田市でも、一部が復旧しました。
お風呂で髪洗えたりして、水が出なかったら、洗えなくて、なんか頭がかゆくなったりしたけど、水が出たら、洗えてうれしかった。
一方、大雪による死亡事故も。
島根県浜田市では、除雪作業をしていた男性が、倒れてきた建物の柱に当たり、病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
事故当時、屋根にはおよそ20センチの積雪があり、警察は、雪の重みで屋根が倒壊したと見て調べています。
鳥取県の日南町では、雪下ろし中の男性が転落し、死亡しました。
また広島県北広島町の高校では、野球部の雨天練習場の屋根が、雪の重みで崩落しました。
雪が降ったおとといは、休校だったこともあり、けが人はいなかったといいます。
この練習場は、自分たち野球部にとって大切な施設なんで、それが潰れてしまったってことで、チーム全員、みんなショックを受けている感じです。
九州地方は、あすから土曜日にかけて、まとまった雨の予報が出ています。
あさってから再び雪のおそれがあり、引き続き注意が必要です。
こんばんは。
きょう未明、東京・大田区のマンションで、3歳の男の子が心肺停止となり、その後、死亡した事件で、警視庁は、男の子に暴行を加えたとして、母親の交際相手の男を逮捕しました。
男の子の顔には、複数のあざがあり、警視庁は、虐待を受けていたと見て捜査しています。
きょう午後、傷害容疑で逮捕された永富直也容疑者。
その隣でポーズを取っているのが、亡くなった新井礼人くんです。
永富容疑者はおととい、同居していた礼人くんに暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
発覚のきっかけはきょう午前0時過ぎに、母親から消防に入った通報でした。
子どもが熱があって反応しない。
通報を受けた救急隊が駆けつけると、布団に横たわる礼人くんを発見しました。
礼人くんは病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
発見されたときには、礼人くんはすでに心肺停止の状態で、体には複数のあざがあったといいます。
容疑を認めているという永富容疑者。
きょう未明、東京・大田区のマンションで、心肺停止の状態で見つかり、その後、亡くなった3歳の新井礼人くん。
母親の交際相手で、同居していた暴力団員の永富直也容疑者がきょう午後、礼人くんへの傷害容疑で逮捕されました。
警視庁によりますと、永富容疑者はおととい夜、マンションの部屋で、礼人くんにおよそ1時間半にわたって、殴る蹴るの暴行を加え、頭蓋内出血などのけがをさせた疑いが持たれています。
発見されたとき、礼人くんの顔は変色していて、顔やお尻にけがをしていたということです。
警視庁によりますと、通報で駆けつけた救急隊が、布団の上で、あおむけで横たわっている礼人くんを発見。
礼人くんの両ほほには、殴られたような痕があったほか、耳からは出血、さらにお尻にもけがをしていたということです。
このとき、母親は礼人くんの隣に座っていましたが、永富容疑者はその場におらず、玄関の外でメールをしていたということです。
死因は、頭を強く打ったことによる硬膜下血腫と見られていて、診察した医師が、虐待の可能性があるとして、警察に通報。
警察が、永富容疑者と母親に、事情を聴いていました。
母親と礼人くんの様子について、近所の人は。
仲よかったよ。
すごく仲よかった。
いい親子だなって、あ、お母さんやってるなって感じ。
こんにちはとか、子どもとすごく仲よく。
虐待をしてるような様子みたいのは?
いやぁ、ないですね。
見たことないです。
大田区によりますと、母親は乳幼児の健診も欠かさず受診させていたといいます。
一方、永富容疑者については。
一回も見たことないですね。
お母さんと子どもしか見たことないですね。
実は今月8日ごろから、礼人くんの母親の部屋で、同居を始めたばかりだった永富容疑者。
わりと若い人で、ことば悪いんですけど、昔、悪いことしてたかなってイメージの人。
調べに対し、永富容疑者は。
俺にガンをつけたから、頭にきて、やってしまった。
その一方で、人生に悔いはないなどとも述べていて、反省のことばはないということです。
どのような人物なのでしょうか。
真面目でした。
礼儀も正しい、あいさつもできるし、そういうことしそうな人じゃない。
また事件の報道を見て、礼人くんの母親と連絡を取ったという友人は。
連絡して、大丈夫かって聞いたら、自分がしっかりしなきゃいけなかったのに、死んでしまったみたいなことを言って、たぶん結構、ショックなんだと思いますけど。
警視庁によりますと、母親は止めに入ったものの、自分も暴力を振るわれたと話しているということです。
大田区によりますと、これまでに児童相談所などへの虐待の相談や通報はなく、おととい、保育園で礼人くんが着替えをした際には、体にあざなどはなかったということです。
警視庁は、永富容疑者が暴行を加えた詳しい経緯や、死亡との因果関係を調べています。
金銭の授受を巡る疑惑について、甘利経済再生担当大臣があす、会見を開きます。
甘利大臣自身は、建設業者から直接、金銭を受け取っていないと説明すると見られることが分かりました。
甘利大臣はこれまで、みずからが金銭を受け取っていたかについて、記憶があいまいなところがあると話していました。
関係者によりますと、あすの会見で、甘利大臣は、みずからは受け取っていないと、否定すると見られることが分かりました。
秘書がお金を受け取っていたかや、口利きをしていたかについては、引き続き調査する方針を示すにとどまる見通しです。
安倍総理大臣は、甘利大臣を続投させたいとの考えを示しました。
今後、速やかに必要な調査を行い、みずから説明責任を果たしていただけるものと考えています。
その上で、希望を生み出す強い経済の実現に向け、経済再生、TPPをはじめとする重要な職務に、引き続きまい進してもらいたいと考えております。
政府は来月、ニュージーランドで行われる、TPP・環太平洋経済連携協定の署名式に、甘利大臣を派遣する方針です。
しかし、野党側は、甘利大臣による説明がされていない中では、認められないと、強く反対しています。
STAP細胞論文の不正問題を巡り、論文を書いた小保方晴子氏が、一連の騒動について記した手記を出版することが分かりました。
小保方氏がまとまった主張を公表するのは、おととしの会見以来、初めてです。
あす出版される手記のタイトルは、あの日。
手記につづられた、その胸中とは、一体どんなものだったんでしょうか。
おととし1月、世紀の発見として華々しく登場した、小保方晴子氏のSTAP細胞。
夢の若返りも目指していけるのではないかと考えております。
しかしその後、論文に不正があったと認定され、撤回という事態になりました。
STAP細胞はあります。
私自身、STAP細胞は、もう200回以上、作製に成功しています。
おととし4月の反論会見以来、公の場に姿を見せていなかった小保方氏が手記を出版しました。
あす発売される手記のタイトルは、あの日。
消えてしまいたい、死にたいという思いが押し寄せ、あらがうことができなかった。
体を動かすことも、水を飲むことも困難な日々が続いた。
一連の騒動について、小保方氏の胸の内がつづられていました。
私の心は正しくなかったのか。
これまでの生き方全部が間違っていたのか。
そう自問し、ただただ涙がこぼれた。
STAP細胞が、誰かの役に立つ技術にまで発展させていくんだという思いを、貫いて、研究を続けていきたいと考えております。
STAP細胞論文に研究不正があったとされた、小保方晴子氏。
あす発売される手記で、こう釈明しています。
STAP細胞論文の執筆過程においても、私は誰かをだまそうとして、図表を作成したわけでは決してありません。
一片の邪心もありませんでした。
不勉強であったことを、心から反省し恥じています。
疑惑が深まっていたさなか、STAP細胞を再現する検証実験が行われ、小保方氏本人も参加しました。
実験は、監視カメラが付いた部屋で、第三者の立ち会いのもと、行われましたが、STAP細胞は再現できませんでした。
身動き一つ制限されることへの精神的な負担が、肉体的な痛みだけでなく、思考力や記憶力までも、少しずつ奪っていった。
1人になれるのは、トイレの個室の中だけだった。
実験していても、目も見えにくくなり、音も聞こえにくくなっていた。
体中が針で刺されるように痛い。
立っていられない。
温度も感じられなくなっていた。
おととし12月、調査委員会は、STAP細胞とされたものは、実は別の万能細胞、ES細胞が混入したものである可能性が高いと結論づけました。
残存資料を調べたかぎりでは、すべてES細胞に、既存のES細胞に由来していた。
STAP細胞というものはなかったというものは、科学的検証からはほぼ確実だと。
失敗に終わった検証実験について、小保方氏は。
私が発見した未知の現象は、間違いがないものであったし、若山研で私が担当していた実験部分のSTAP現象の再現性は、確認されていた。
小保方氏は、当時、理化学研究所にあった、若山照彦氏の研究室で行った実験は、一部再現できたと言います。
しかし。
若山先生の実験によって証明された、キメラマウスの作製が、検証実験では成功しなかったために、検証実験のすべては失敗に終わり、STAP細胞の存在は確認されなかったと結論づけられてしまった。
若山先生に検証実験参加を打診したが、断られたと聞いた。
共同研究者の若山氏が、検証実験に不参加だったため、失敗に終わったと言います。
STAP現象が再現されなかったのではなく、目視で判定できるようなキメラマウスが出来なかったが、実際に行われた検証実験の結果の説明だと、私は考えている。
理化学研究所から、懲戒解雇相当の処分とされ、早稲田大学からは博士号を取り消された小保方氏。
不思議と、今でも実験をしている夢を見る。
でも、その夢から覚めたとき、思い描いていた研究はもうできないんだなと思うと、胸が詰まり、涙が勝手に込み上げてくる。
2016/01/27(水) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
番組ホームページ
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