NHKニュース7 2016.01.27


23年前の悲劇。
その年に生まれた選手たちが。
シュート!決まった!
同じ地で、劇的な勝利を収めました。
こんばんは、ニュース7です。
大雪と記録的な寒さの影響はきょうも続いています。
島根県で雪の重みが原因と見られる建物の倒壊で、男性が死亡しました。
そして、水道管の破裂などが原因の断水は、きょう夕方になっても全国14の県で、17万世帯以上に上ります。
復旧を進めても、水はどこからか漏れ続けています。
断水作業始めます。
よろしくお願いします。
福岡県太宰府市です。
きょう午後から、時間を区切っての断水に踏み切りました。
水道の使用量がきのう突然、平年のおよそ1.6倍に跳ね上がったのです。
気温が上昇して、それまで凍結していた水道管から、新たな水漏れが多発したためと見られ、今夜からあす朝にかけても、計画的な断水が行われます。
復旧作業を進めても、どこからか漏れ続ける水。
原因の一つと指摘されるのが、人口減少や高齢化で増加する、空き家です。
福岡県中間市です。
空き家を市の職員が訪ねて回ると、やはり、水漏れが起きていました。
ない?
ない。
水を止める栓は、雑草に覆われてなかなか見つかりません。
業者がようやく探し出し、水を止めました。
およそ2万9000世帯で断水が続く、福岡県大牟田市。
このうち1万2000世帯では、復旧にあさってまでかかる見通しです。
各地で断水が長期化。
市民にも疲れが見え始めています。
NHKが午後5時半の時点でまとめたところ、断水は14の県のおよそ17万7600世帯に上っていて、九州を中心に、影響はあすも続く見通しです。
こうした中、九州最大の都市、福岡市は、断水を回避していました。
多くの自治体の断水は、破裂した水道管の水漏れなどで、水をためる配水池の水位が急激に下がり、各家庭に水が供給できなくなったことで起きました。
一方で、福岡市の水道システムでは、どこかの配水池の水が水が底をついても、違う配水池から水を融通して、別ルートで配水管に供給できます。
タンクが空でも断水しません。
過去の大渇水を教訓に導入されたこのシステム。
福岡市ではおとといの夜、南区にある配水池の水がなくなりましたが、状況を確認していた職員が、ほかの配水池から水を回して、断水を免れたということです。
一方できょう、雪で亡くなる人が相次ぎました。
島根県浜田市で、製材所の建物が倒壊し、近くで除雪作業をしていた男性が死亡しました。
警察は、屋根の雪の重みで、建物が倒壊したと見て調べています。
また鳥取県日南町では、牛舎の屋根の雪下ろしをしていた作業員3人が、転落して雪に埋まり、77歳の男性が死亡しました。
町や警察によりますと、現場は60センチほどの積雪があったということです。
フィリピンを親善訪問している天皇皇后両陛下は、きょう、歓迎式典に臨まれました。
国賓としての一連の公式行事は、このあと、アキノ大統領主催の歓迎の晩さん会が始まり、天皇陛下がおことばを述べられます。
大統領府のあるマラカニアン宮殿で行われた歓迎式典。
天皇陛下が、儀じょう兵の栄誉礼を受け、整列した兵士たちを巡閲されました。
このあと、両陛下を迎えたのは、大阪万博のテーマソングです。
両陛下は、フィリピンの人たちの演奏に、にっこりとほほえまれていました。
両陛下は、アキノ大統領と会見されました。
宮内庁によりますと、アキノ大統領がフィリピンでは自動車の需要が急増し、日本車の人気が高いですなどと話すと、天皇陛下は、両国の交流がますます盛んになっていることをうれしく思いますと述べられたということです。
両陛下はこのあと、太平洋戦争などで犠牲になったフィリピン人の兵士が祭られている無名戦士の墓を訪ねられました。
先の大戦で、フィリピン人の犠牲者は、合わせて100万人以上に上るともいわれています。
両陛下は、深く長く拝礼をして、犠牲となった人たちを悼まれました。
無名戦士の墓は、両陛下の意向で、訪問先に加えられたということです。
マラカニアン宮殿では、このあと、アキノ大統領主催の歓迎の晩さん会が始まります。
大統領のスピーチに続いて、天皇陛下がおことばを述べられます。
まもなく、歓迎の晩さん会が開かれるマラカニアン宮殿の一角です。
両陛下の54年ぶりの親善訪問について、けさの地元の新聞は、1面に写真を掲載して、大きく伝えています。
歓迎の様子に加え、今回、70年前の戦争の犠牲者を追悼することも、訪問の大きな目的になっていることが紹介されています。
太平洋戦争ではここフィリピンで、50万人を超える日本人が命を落としています。
また、フィリピンの人たちも、マニラの中心部で行われた、日米の激しい市街戦などの戦闘に巻き込まれ、多くの市民が亡くなっています。
天皇陛下はきのうの出発に際して、戦争で多くのフィリピン人が犠牲になったことに触れ、このことを常に心に置き、このたびの訪問を果たしていきたいと述べられました。
このあと行われる晩さん会では、日本とフィリピンの友好関係の発展を願うおことばを述べられます。
次はサッカー男子のリオデジャネイロオリンピックアジア最終予選。
日本は劇的な勝利で、6大会連続のオリンピック出場を決めました。
その舞台となったカタールの首都、ドーハといって思い出すのが、こちら、ドーハの悲劇ですよね。
そうですね。
あれから23年。
悲劇の舞台は歓喜に包まれました。
手元の時計は今、45分を超えました。
あとはレフェリーの時計だけ、ショートコーナーです。
センタリング、要注意、ディフェンスに入る。
きた!また入った!入った!同点!
試合終了間際、得点を奪われ、ぼう然とする日本の選手。
ワールドカップ初出場を逃したドーハの悲劇です。
このときの対戦相手はイラクでした。
あれから23年。
同じドーハで、対戦相手もイラクです。
今回はオリンピック出場を懸けて挑みました。
同点で迎えた終了間際。
チャンスだ、原川、シュート!決まった!
日本勝ち越した。
ここで試合終了!
ドーハの悲劇のときには、まだ生まれていない選手が多い世代が、見事、オリンピックの切符をつかみました。
ドーハの悲劇のあと、日本のサッカー男子は、5大会連続でオリンピックに出場してきました。
ワールドカップにも5大会連続で出場しています。
しかし、今回の23歳以下の日本代表。
アジアで勝てない世代と言われ続けてきました。
アジアの大会ではことごとくベスト8で敗退。
その大きな壁になっていたのが、イラクでした。
準決勝前日に行われた記者会見では、こんな質問も。
これまでの借りを返す。
強い気持ちで臨んだイラクとの対戦。
フォワードの鈴木が、中盤で相手ボールを奪って。
久保だ!先制、日本!
徹底的に練習してきた素早いカウンター攻撃が、大一番で決まりました。
あっと、危ない!ブロックする!もう一度!あー!
しかし、イラクに追いつかれた日本。
それでも集中力を切らさず、終了間際。
クロスだ、ファーサイド。
チャンスだ、原川、シュート!決まった!日本、勝ち越した!
悔しさをばねにつかんだ勝利です。
アテネオリンピックで代表監督を務めた山本昌邦さんは、勝因をこう分析します。
また幼い子どもが犠牲になりました。
きょう未明、東京・大田区のマンションで、3歳の男の子が意識不明の状態で見つかり、死亡しました。
警視庁は、男の子に暴行したとして、母親の20歳の交際相手を逮捕。
男は、にらみつけてきたので、頭にきて暴行したなどと供述しているということです。
新井礼人くん3歳。
マンションの部屋の布団の上で、意識不明の状態で見つかり、まもなく死亡しました。
頭を強く打っていました。
マンションではふだんから、礼人くんと20代の母親が一緒にいる姿が目撃されていました。
しかし、亡くなった礼人くんの顔や尻にはあざ。
さらに、耳から血が出ていたということです。
警視庁は、母親の交際相手で、暴力団員の、永富直也容疑者を、礼人くんを殴ったり蹴ったりして、頭に大けがをさせたなどとして、傷害の疑いで逮捕しました。
今月に入って同居するようになったという永富容疑者。
警視庁によりますと、夕食中ににらみつけてきたので、頭にきて暴行したなどと供述し、容疑を認めているということです。
幼い子どもが暴行を受けて死亡する事件は、今月、埼玉県狭山市でも起きていました。
この事件では、女の子が乳幼児健診を一度も受けていないなど、虐待を疑わせるサインがありました。
一方、今回の事件では、礼人くんは区が行っている健診をすべて受けていました。
おととい、保育所にもふだんどおり来ていて、不審な点は見られなかったといいます。
警視庁の調べで、永富容疑者による暴行は、1時間以上にわたっていたことが分かりました。
礼人くんの母親は警視庁に対し、止めようとしたが自分も暴行を受けたと説明しているということです。
警視庁は、永富容疑者の激しい暴行で死亡した疑いがあると見て、調べています。
5年近く続く、シリアの混乱と内戦。
その終結を目指した和平協議が、およそ2年ぶりに、今月29日にも始まる予定です。
アサド政権、反政府勢力、過激派組織IS・イスラミックステートによる戦闘が激しさを増す中、和平への道筋は描けるんでしょうか。
ロシアの支援を受ける政府軍。
徹底抗戦を続ける反政府勢力。
そして過激派組織IS。
戦いが激しさを増しています。
26日には、反政府勢力が支配してきた南部の町を、政府軍が激しい戦闘の末、奪還したと発表。
アサド政権を支持する人が多い中部の町では、車の爆発で19人が死亡。
ISが犯行を認める声明を出しました。
こうした中、和平への道筋は描けるのか。
国連安保理の決議に基づいた和平協議が、およそ2年ぶりに、今月29日にも始まる見通しです。
協議は当事者のアサド政権側と、反政府勢力側の代表で行われます。
今回の協議、アサド政権を支援するロシア、穏健な反政府勢力を後押しするアメリカなどが、枠組みを作ったはずでしたが、協議を目前に、その関係国が綱引きを繰り広げています。
それは、どの反政府勢力を協議に参加させるかです。
ひと言で反政府勢力といっても、シリアには代表的なものだけでも、数十ものグループが乱立しています。
その中からどの勢力を代表とするかは、国連が関係国と協議して決めます。
サウジアラビアは、影響力を及ぼしやすいスンニ派の過激なイスラム勢力を代表に入れるべきと主張。
欧米から反発を買っています。
またアサド政権を支援するロシアも、対立が続くトルコをけん制する思惑なのか、反政府勢力のメンバーについて言及。
ロシアの外相は、トルコと対立する組織を協議に参加させるべきだと主張しました。
これに対し、トルコの外相は反発。
関係国の複雑な思惑が浮き彫りになりました。
こうした事態を受けて、国連も協議の参加者に送る招待状を、誰に発送するのか、明らかにしていません。
ただ、協議の内容について、担当の特使は次のように述べました。
さて、外国人観光客が急増する中、都市部を中心に、ホテルなどの宿泊施設は、休日などに予約が取りにくくなっています。
こうした中、注目されているのが、住宅の空き部屋などを有料で貸し出す民泊です。
東京・大田区は、2020年の東京オリンピックも視野に、国家戦略特区を活用した民泊を、全国で初めて認めることになり、きょう、事業者向けの説明会を開きました。
羽田空港がある東京・大田区。
説明会の会場には、立ち見も出るほどの事業者が集まりました。
説明会は、政府の国家戦略特区の制度に沿って、全国で初めて民泊を認めることになり、開かれました。
事業者の準備も進んでいます。
外国人のお客様を意識して、ちょっと小物に関しては、結構、和のテーストを残したものっていうのを用意しております。
築60年のこの建物。
賃貸住宅として活用されてきましたが、入居者がいない時期もあって、今回、民泊用の宿泊施設に生まれ変わることになりました。
この民泊、地元、大田区の人たちは、どう感じているのでしょうか。
大田区では、条例やガイドラインなどで、民泊を行う事業者に対し、事前に近隣の住民に周知することや、苦情を受け付ける緊急の連絡先を玄関に表示することを求めるなど、ルール作りも進めてきました。
大田区での民泊は、早ければ来月にも始まります。
一方、民泊は旅館業法で原則、認められていないのに、すでに全国各地で広まっている実態があります。
厚生労働省と観光庁では、共通のルールが必要だとして、旅館業法でカプセルホテルの形態に近い、簡易宿所と位置づけ、許可を取るよう求めるための検討も進めています。
次は国会です。
甘利経済再生担当大臣は、みずからの事務所が、建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことについて、事実関係を確認したうえで、国民に疑惑を持たれないよう、説明責任を果たしていく考えを強調しました。
衆議院本会議の代表質問です。
公明党の井上幹事長は、一億総活躍社会を取り上げました。
共産党の志位委員長は、甘利大臣の事務所が、建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことについてただしました。
おおさか維新の会の馬場幹事長は、憲法改正について質問しました。
一方、衆議院予算委員会の理事懇談会で、与野党は、あさって委員会を開いて、新年度予算案の趣旨説明を行うことで合意しました。
実質的な審議は、週明け以降に持ち越される見通しとなりました。
ニュースを続けます。
政府が去年9月、沖縄県との対話を継続するために提案していた、基地負担の軽減策などを話し合う新たな協議会が、あす、総理大臣官邸で開かれることになりました。
この中で翁長知事は、移設計画を巡る対立にかかわらず、政府と沖縄県が、基地負担の軽減策や振興策などを話し合っていきたい考えを伝えることにしています。
協議会を巡っては、今月24日の宜野湾市長選挙で再選された佐喜真市長が参加を求めていて、協議会に宜野湾市を加えるかどうかについても、意見が交わされるものと見られます。
バターの不足が続きそうです。
乳業メーカーなどで作る業界団体によりますと、バターの国内の生産量は、新年度6万6700トンとなり、見込まれる需要に対して、8200トン不足する見通しです。
農林水産省は、必要な供給量を確保するため、新年度は7000トンのバターを輸入することを決めました。
ただ、毎年のように一部の店頭でバターが品薄になっていることから、必要に応じて、さらに追加の輸入を行う検討も進める方針です。
気象情報です。
きょう、東京は5日ぶりに10度を超えました。
最高気温は3月並みという所、多くありました。
今、南からは、暖かな空気が流れ込みやすくなっています。
ただ同時に、湿った空気も流れ込んできています。
雲の様子を見ますと、西側から大きな雲が近づいてきています。
このため天気はゆっくりと下り坂です。
あすは前線に近い、九州や中国、四国地方では、雨が降る見通しです。
そして、この雨の範囲があさってにかけては東へと広がります。
特にあさっては、気温が低い東日本の内陸や山沿いで雪が予想されています。
この雪の範囲は、もう少し広がることも考えられますので、今後の情報に注意をしてください。
2016/01/27(水) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▼断水復旧せず・市民生活へ影響▼両陛下フィリピンで公式行事▼サッカー日本・劇的勝利▼3歳男児・暴行され死亡か▼和平協議前にシリア情勢は▼民泊説明会に多数の参加者

詳細情報
番組内容
▽日本と世界のきょう ▽ニュースの背景 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】寺川奈津美
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】寺川奈津美

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