こんにちは、エンジニアをやっているござ先輩と申します。
先日、自分の甥っ子や大学の後輩から「エンジニアになりたい」「プログラミングをやってみたい」と立て続けに連絡があって驚きました。エンジニアになるにはプログラミングという一見敷居の高いスキルが必要となりますが、僕の肌感では未経験から転職するハードルはかなり低いです。 僕のまわりでは、営業/人事/バンドマン/薬剤師と様々なバックグラウンドの方が、未経験からエンジニアとして活躍しています。
プログラミングを攻略する
なにはなくとも、全くプログラミングが出来ないとエンジニアに転職することは出来ません。プログラミングが上達するポイントはひとつだけです。「自分の書いたプログラムが意図したように動いてくれた!面白い!」と感じられるかどうか。これだけです。 同じようなプログラムでも技術の進歩に伴い最適解が変わります。新しい手法に触れる度に「こうなるのか〜 面白いな〜」と感じていられるから、技術の変遷を自分なりに楽しめるので続けられます。
お使いのパソコンがMacの場合は、アプリケーション→ユーティリティ→ターミナルを起動し、下記のコマンドを入力するだけプログラミングを体験することが出来ます。
$ python
>>> 1 + 1
2
以下は画面キャプチャです。このような感じになります。
このプログラムは1+1を計算するだけのプログラムです。「2」と表示された時に「おお〜ちゃんと動いたよ〜」と達成感を感じられる方は、 プログラミングの適性がとてもあります。「1+1が出来てもな〜」と感じられる方は、ちょっと向いていないかもしれません。
このプログラム自体にさしたる価値はありませんが、プログラミングは「小さな達成感」を積み重ねて上達するものです。Web上に自分の作ったサイトやサービスを公開するには覚えなくてはいけないことがたくさんあり、一気にすべてを覚えることは出来ません。小さな成功体験を積み重ねていく必要があります。ちょうどこの画像のように、小さな粒がいくつも重なってひとつの実をつけるイメージです。
学習曲線としては、最初の数ヶ月はあまり上がりません。わかったようなわからないような時期が続きますが、きっかけを掴むともやもやが晴れてグンと伸びます。よくわからない時期は絶対にありますので、よくわからない自分を責めないで欲しいです。ここで挫折する方も多いように見受けられます。全てを理解しようとせず、「こういうもんなんだな」で割り切ってください。
プログラミングの学習過程で挫折する最大の原因は「プログラムがエラーとなる原因がわからない」です。その時はとにかくエラーメッセージでGoogle検索して、情報収集を行って原因究明に努めてください。初学者の場合は本やサイトに書いてあるプログラムを書き写すことから始めることが多いので「スペルミス」と「全角英数文字の間違い」「書き忘れ」の3つが多いです。
入門教材の選び方
色んな切り口がありますが、どんな道を歩むにせよ「ターミナルというアプリを使って、コンピューターを操作する」ことから逃れることは出来ません。プログラムは文字で書かれており、それをコンピューターに解釈させて動くものです。なので、ターミナル上でプログラムを試し打ちできる言語を選ぶと一石二鳥で良いでしょう。いくつかありますが、Pythonがオススメです。本を買ってもいいですし、下記の「ドットインストール」という入門サイトの動画を繰り返し見るのも有効 です。
[参考]Python入門 (全24回) /ドットインストール
ブログを書こう
プログラミングの学習の過程をブログに書くことをおすすめしています。ひとつには、自分が何を学んだのか出来るようになったのかを文章化することで、自分の理解度を推し量ることが出来ます。頭の整理にもなるでしょう。
もう1つには、ブログに書くことで他の誰かが間違いの指摘を頂いたり、同じ内容が困ってる人のお役に立つことで、自分に色んな情報が入ってくる為です。
僕の友人の例です。8年ぐらい前の話。彼はプログラミングが出来るようになりたくて入門書を買ってその学習内容をブログに書いていました。当時は東北にいたと記憶しています。ある時、彼は自分の買った入門書の著者のブログを見つけて、軽い気持ちでコメント(トラックバックだったかも)をしたそうです。そこから著者のエンジニアがオンライン家庭教師となりました。その輪が広がって複数のエンジニアが彼のブログをチェックするようになり、最終的にはエンジニアとして働き出すようになりました。
ブログだけではなくTwitterなども有効です。その著者の方がTwitterをやっていれば、思い切って質問してみてください。エンジニアの場合は何かしらSNSやブログで自分のアカウントを持っていますので。 著者からすれば、読者からわざわざTwitterで質問が来ただけですごく嬉しいはずです。
エンジニアになる人が増えて欲しい
未経験からエンジニアになることは決して難しいことではありませんし、SNSの発展のおかげで「顔は見たことがないけれど、プログラミングの学習をともに行う仲間」を作りやすくなっています。もしこの記事を読んで、エンジニアになろうとしてプログラミングを始められた方がおられたら、とても嬉しく思います。
著者プロフィール
ござ先輩
生活雑貨のメーカー・卸業の会社でITシステムを構築し運用しているWebエンジニア。ブログGoTheDistanceでエンジニアのキャリアをメインに色々書いています。
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