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相撲協会の理事候補選 定員10人に立候補11人
1月28日 13時54分

日本相撲協会の理事になる候補者を選ぶ選挙は、10人の定員に対して11人が立候補し、29日、投票が行われることになりました。
日本相撲協会は28日、東京・両国の国技館で、親方の中から理事になる候補者を選ぶ選挙の立候補受け付けを行い、定員10人に対し、元横綱・北勝海の八角理事長や元横綱・貴乃花の貴乃花親方など11人が届け出ました。
このため29日、99人の親方全員による投票が行われることになり、開票はその日のうちに行われます。
今回の選挙を巡っては、事前に「一門」と呼ばれる6つのグループ内でそれぞれ調整が進められてきましたが、北の湖前理事長を出していた出羽海一門が前回より1人多い4人の候補者を立てたことから、選挙が行われることになりました。
一方、前回は落選し今回再び立候補する意欲を見せていた元横綱・千代の富士の九重親方は立候補を届け出ませんでした。
29日に行われる投票で得票が上位10人の親方が理事の候補者に選ばれ、3月28日に開かれる評議員会で正式に理事となって、その中から、次の理事長が選ばれることになっています。
相撲協会の理事は2年が任期で、選挙が投票となるのは公益財団法人移行前を含めて今回で4期連続です。

立候補した11人

日本相撲協会の理事候補選挙に立候補したのは次の11人です。
出羽海一門からは元関脇・栃乃和歌の春日野親方、元小結・両国の境川親方、元幕内・小城乃花の出羽海親方、元幕内・巌雄の山響親方の4人です。出羽海一門は北の湖前理事長が亡くなり現在の理事2人も定年を迎えることから、全員が新たな顔ぶれとなりました。
二所ノ関一門からは、いずれも今の理事で、元大関・琴風の尾車親方と元大関・若嶋津の二所ノ関親方の2人です。
伊勢ヶ濱一門からは、現理事で元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方と、定年となる現理事の友綱親方を引き継ぐ形で元関脇・高望山の高島親方の2人が立候補しました。
あとの3つの一門はいずれも現職の理事1人が立候補し、高砂一門が元横綱・北勝海の八角理事長、時津風一門が元関脇・多賀竜の鏡山親方、貴乃花一門が元横綱・貴乃花の貴乃花親方です。

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