また、BBCは「日本の国民的アイドルSMAPが解散説についてテレビ番組で18日に正式謝罪したのも、日本の芸能事務所の力を示す端的な例だ」と紹介した。
木村拓哉を除くSMAPのメンバー4人は所属するジャニーズ事務所と確執があり、独立したマネージャーと共に同事務所を出ようとした。しかし、日本のエンターテインメント業界で最大手と言えるジャニーズ事務所の強大な影響力に逆らえず、メンバー4人は残留することになったという。
BBCは「彼らの謝罪は、ファンと事務所創設者ジャニー喜多川氏のためのものだった。彼らは事務所をやめようとしたことについて謝罪した」と報道した。
ジャニーズ事務所の創設者ジャニー喜多川氏(84)は1974年から2010年まで所属アーティストの曲を232曲もシングルチャート1位にし、3つのギネス世界記録を作った、日本のエンターテインメント業界の最高実力者だ。
日本国内では「雇用主である芸能事務所社長の意向に服従しているという点では、国民的アイドルのSMAPも『会社の奴隷』と呼ばれるサラリーマンと変わらない」という声もあったとのことだ。
BBCは「韓国や日本の若者にとって華やかなアイドルたちは非常に魅力的な存在だが、最近のこうした出来事によりファンの間でもアイドルに対する夢と現実の違いが取りざたされている」と報じている。