プロフィールの資料や写真は、所外への持ち出しが禁止されているルールなので顔写真は目に焼き付ける。資料はメモ書き程度が許されているので必要な部分を簡単に書き写す。

「しばらくしたら戻って参りますのでお返事をお聞かせ下さい。」

そう言うと担当者は部屋を出て行った。

あらためてプロフィールに目を通すが、断る理由がない。特別にタイプの顔立ち!というわけではないが、顔立ちが。。の理由にもならない。

そもそも資料の中身があとは趣味が読書ということと、簡単な自己PRだけだったので判断をするにも材料がなさ過ぎるのだが。

「失礼します。さあ、いかがですか麻美子さん。」

「はい、喜んでお受けします。いえさせてください!」

「ははは。承知しました。ありがとうございます。では先方様に連絡を取りましてお見合いの日時の調整ですね。」

「そうですね。でもこんなことってあるんですね。今ちょうどお付き合いしてる人がいるのに。」

「これもまたご縁ですからね。どなたとどうなるかわかりませんが、ご縁があればのってみるのは一つだと私は思いますよ。」

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