- 01.電気自動車(EV)のバッテリーも残しながら、家庭への給電をすることはできますか?
- EVパワー・ステーションでは、バッテリーの残量率を設定することができます。
(初期設定は30%ですが、下限値は10%まで設定できます。) - 02.停電時はどのように作動しますか?
- 停電時の給電は、停電の原因や周囲の安全を確認し、手動による切換え操作をしてください。充電中に停電が発生した場合は、一旦充電を停止しスタンバイ状態になります。スタンバイ状態から給電を開始する場合も、手動での操作が必要です。
- 03.接続された機器の消費電力の合計が6kWを超えるとどのようになりますか?※
- EVからの給電を停止し、電力会社からの電気に切り替わります。停電時は安全機構が作動し、停止します。 [片相で30A(高機能モデルの場合は片相40A)を超えることが予想される場合にも、全体が電力会社からの電気に切換わりますのでご注意ください。なお、いずれの場合も2相合計60A未満。]
- 04.使用している家電製品の使用電力の合計がEVパワー・ステーションの給電能力を超えた場合、どのようになりますか?※
- EVからの給電を停止し、電力会社からの電気に切換わります。なお、使用電力がEVパワー・ステーションの給電能力範囲内に戻った場合は、約10分程度で自動的にEVからの給電に切換わります。★1
★1コンセトモデントモデルは、消費電力が約10分後にEVパワー・ステーションの給電能力内に戻っていても自動的にEVからの給電には切り換わりません。 - 05.使用できない機器はありますか?
- 消費電力が大きい機器(例:家庭用エレベータ、井戸水ポンプ、オフィス向け複合機)等は、ご使用できないことがあります。その場合は回路分岐をしていただく必要があります。PLC(電力線通信)ネットワークアダプタ、PLCドアホン等、電力線を通信回線として利用する機器は使用できません。
- 06.給電の切換え時に使用している電気機器に影響はありますか?※
- 照明器具やテレビなどが一瞬消灯したり、ドライヤーや電子レンジの出力が一時的に低下する場合がありますが、異常ではありません。その際、一部の家電製品において電源が切れる場合(瞬時停電)もあります。録画機器やパソコンなどの記録機器の使用においてはご注意ください。瞬時停電で影響の出る家電製品は、バックアップ電源(UPS)などの利用をお奨めします。
- 07.太陽光発電で発電した電力も蓄電できますか?
- 蓄電いただけます。但し、充電に使える電気量は太陽光発電能力によって変わります。また停電時は、太陽光発電からの出力が非常時コンセントに限定されるため、EVパワー・ステーションからEVへの充電はできません。
- 08.既に購入、使用している日産リーフに対して、EVパワー・ステーションは使えますか?
- EVパワー・ステーションをご使用いただくには、日産リーフの車両側のプログラムの変更が必要となる場合があります。詳しくは日産の販売店にご相談ください。
- 09.設置に際し、どのような工事が必要ですか。
- EVパワー・ステーション「本体」の屋外据付けと、「中継ボックス★2」の屋内壁面への設置と、専用配線工事が必要です。
★2コンセントモデルは不要です。 - 10.屋外設置はできますか?
- 本体は屋外設置仕様ですが、設置場所については、特に粉塵が多い場所、直射日光が当たり高温になる場所等では、製品性能や耐久性への影響などを考慮する必要があります。
- 11.雨や雪が降っていても使えますか?
- 雨や雪の中でも使えます。ただし、次のことにご注意ください。感電や漏電を防止するため、濡れた手でコネクタに触れたり、抜き挿しすることはしないでください。万が一、コネクタが濡れてしまったときは、布などで水分を拭きとってください。また暴風雨や雷が予測されるなかでの充電はしないでください。
- 12.事務所や店舗など消費電力の多い場所にも設置できますか?
- 設置は可能ですが、EVパワー・ステーションの給電能力を超える電力消費が予想される場合は、分電盤増設工事等が必要です。※
- 13.設置に際し、電力会社との契約電力を変更する必要はありますか?
- ご使用状況によっては、契約の変更が必要になる場合があります。
契約電力については工事会社へご相談いただき、変更が必要になった場合は電力会社へご相談ください。 - 14.電力契約は何Aが必要ですか?
- EVパワー・ステーションの倍速充電機能を十分にお使いいただくためには、EVパワー・ステーション用に200V30Aが必要になります。家側のブレーカーが60Aを超える場合は回路分岐が必要です。コンセントモデルは200V30Aが必須となります。
- 15.設置後の定期メンテナンスは必要ですか?
- お客様で簡単なフィルタ交換(1年に1度)をお願いします。フィルタ5枚と延長補償をセットにした安心メンテナンスパックもご用意しております。
- 16.保証期間はどのくらいですか?
- 無料保証期間は1年ですが、有料で5年間の延長補償(安心メンテナンスパック)をご用意しております。★3
★3安心メンテナンスパックご加入は設置後1年以内です。 - 17.EVパワー・ステーションの給電の仕組みについて教えてください。
- ビデオでご説明いたします。
- 01.EVパワー・ステーションの設置工事を完了しましたが、給電ができません。
- EVパワー・ステーションの給電機能を使用するためには、日産リーフの車両側のプログラムの変更が必要となる場合があります。詳しくは日産販売店にお問い合わせください。
- 02.EVパワー・ステーションで充電をすると、満充電にならずに停止します。
- 充電はEVのバッテリーをロングライフ状態でご使用頂くために、EVが推奨するバッテリー容量まで充電すると停止するように設定されています。満充電をされたい場合は満充電機能をお使いください。
- 03.充電に時間が長くかかる時がありますが、なぜでしょうか。※
- EVパワー・ステーションの充電時間は、各家庭の電力契約および充電中に使用される家電機器の使用電力の影響を受けて変動し、充電時間が延びる可能性があります。
- 04.給電時間が短いように思います。
- 初期設定はバッテリー残量率30%までの給電となっています。手動による非常時給電設定により、バッテリー残量率10%までの給電が可能です。
- 05.EVパワー・ステーションの動作が不安定なのですが。
- リセット操作をお試しください。リセット操作の方法について、ビデオでご説明いたします。
- 06.表示器のバックライト消灯までの時間を変更したら給電が不安定になりました。
- オフライン設定画面で表示器のバックライト消灯までの時間の変更を行った場合は、リセットの操作が必要になります。リセット操作の方法につきましては、取扱説明書P43をご確認ください。
またビデオでもご説明いたします。 - 07.EVパワー・ステーションから電気を供給しているのに、電力メーターが回っています。
- EVパワー・ステーション自体を駆動させるための電力は系統から供給しています。停電時には日産リーフの電力により駆動させる仕組みになっています。
- 08.定期的に本体から警告音が鳴ります。
- タイマー設定された時間に日産リーフと接続されていないと、10分毎に接続を促す警告音が鳴ります。タイマー設定の解除、または日産リーフに接続していただくようお願いします。
- 09.給電しようとすると「本体異常」が表示されます。
- 日産リーフのパワースイッチがONになっているかご確認願います。もしONになっていた場合はOFFにしてください。
(補足説明)タイマー予約運転機能について
- タイマー予約運転機能
- タイマー運転は充電の場合は1パターン、給電の場合は2パターンの時間設定ができます。
- タイマー予約運転機能に関する注意事項
- タイマー予約運転機能を使われる際は必ず設定を有効にしてください。有効ボタンが押されないとタイマーは動作しません。
- 開始、終了時刻を変更した場合は、決定ボタンを押してください。決定ボタンを押さないと変更した時刻が保存されません。
- 手動操作優先の為、タイマー給電中に手動で給電を停止した場合は設定時間内であっても給電は再開されません。同様にタイマー充電中に手動で充電を停止した場合は設定時間内であっても充電は再開されません。
- タイマーを有効にできるのはEVパワー・ステーションの待機時のみです。
- タイマー設定時間内で有効が押された状態でコネクタが日産リーフに接続されていないと設定時間を過ぎると10分ごとに警告音が鳴りますので外出される際はご注意ください。警告音を鳴らさないためにはコネクタを日産リーフに接続するかタイマーを無効にしてください。
- Q3は標準モデル、高機能モデルの機能であり、コンセントモデルは対象外です。
- 標準モデル(型番:ZHTP1580R)、高機能モデル(型番:ZHTP1900R)、コンセントモデル(型番:1700R)の詳細については【こちら】をご参照ください。