世の中はさ、大なり小なり心の傷を持っている人がいてね。それでも生きているんだなって感じる時がある。
自分は心が壊れそうになってしまってさ。これから先、どうやって生きていこうか分からなくなってしまってね。
ぽっかりと穴があいてしまった日々を過ごしたことがあったんだ。笑おうとしても笑えないしさ。
何かを見ても感動することができなくてね。たぶん無感動な状態になっていたんだと思う。
大草原に大の字で寝そべっているイメージだけが浮かんできては消えてさ。自分はとてもちっぽけな存在のような気がした。
それでも人間って不思議でね。時間が経つにつれて少しずつ傷が消えていってさ。
もう一度、立ち上がってみようかなってなったんだ。だからなのかな、今はとても苦しかったり身体や心が悲鳴をあげていたとしてもね。
時間が癒してくれる場合もある。当時は思い出したくもない出来事だったとしても、今なら人生のひとつとしてとらえることができたりする場合だってあったでしょ。
だからこれでもう終わりだとかさ、こんなことしたらお先真っ暗とかね。決めつけない方がいいよ。
それでも今はどうしてもがんばれないならがんばらなくていいしさ。好きなだけ休んだっていいんだよ。
人間は休んだら回復する生き物だからね。むしろ世間からこう思われるから無理してでもがんばらなくちゃとかなってさ。
無理した結果、よけい身体も心も壊れてしまうぐらいならね。そこから遠ざかった生活をする選択があっていいんじゃないかな。
人間なんて、みんなが思うほど精神的にタフな人って多くないはず。どこかで無理をすれば、それが積もり積もって爆発してしまうことだってありえる。
結局のところ、自分の身を守るのは自分だからさ。あっという的に自分のことを信頼することができるのは自分しかいないんだよ。
自分のことを分かっているのは自分だからね。触覚で生きろとは言わないけどさ。
感覚的にこのままじゃまずいとか、やばいとか、つらいとか感じたものからは無理をせずに遠ざかるぐらいの気持ちでいい。
何かふわふわーとした内容になってしまったけどね。自分はこれからも、そういう感覚で生きていこうと思っています。
さいごに、自分の身体と心が壊れそうになった時、この内容を読み直して自分を励ましたいです。
書くことは心のサプリなのかもしれない 。また自分の書いたものを読み直すのも心のサプリなのかもしれない。