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政府 南スーダンのPKO 自衛隊の派遣8か月間延長へ
1月28日 6時44分

政府 南スーダンのPKO 自衛隊の派遣8か月間延長へ
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政府は、アフリカの南スーダンでの国連のPKO=平和維持活動に参加している自衛隊について、来月末でとなっている派遣期間を、10月末まで8か月間、延長する方針を固めました。
激しい内戦の末、スーダンから分離独立した南スーダンでは、5年前から国連のPKOが展開しています。日本も、国連の要請を受けて、平成24年1月から陸上自衛隊の施設部隊を派遣し、首都ジュバ周辺で道路整備やほかの国の部隊の宿営地の整備などに当たっています。
こうしたなか、政府は、来月末までとなっている派遣期間について、現地から活動の継続を要望する声が強く出ているなどとして、8か月間延長し、10月末までとする方針を固めました。延長期間を10月末までとするのは、国連の安全保障理事会が、南スーダンのPKOの派遣期間を7月末までとしていることから、仮に安保理が撤収を決めた場合の準備期間などを考慮しているいうことです。派遣期間が延長されるのはこれで6回目で、政府は、来月、閣議で正式に決定することにします。
南スーダンでの国連PKOに派遣される部隊を巡っては、先に成立した安全保障関連法で新たに定められた、他国の部隊などを救援する「駆け付け警護」という任務を、政府が、ことしの秋以降、付与するかどうかが注目されています。

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