眠いのに寝付けない、寝ようと思うのに目が冴える……そんな眠れない夜は辛いものです。アルコールや薬に頼るのは体によくないし、開き直って夜中に起きていると翌朝がきつくなるだけ。
そこでアメリカの医学博士で健康医学研究者が提唱し、安倍総理も行っていると報じられた、巷で話題の“4-7-8呼吸法”をご紹介しましょう。
■4-7-8呼吸法とは
4-7-8呼吸法は、アメリカの医学博士・アンドルー・ワイル氏が提案するもので、アメリカのさまざまなメディアなどでも広く紹介され、アンドルー氏がインターネットで紹介する動画は、再生回数200万回以上になっています。
この呼吸法は古代インドにおいてヨガの中で取り入れられていたもの。肺が酸素で満たされることで副交感神経が優位になり、心身がよりリラックスできることが特徴です。
アンドルー氏は、朝起きたときと夜寝る前にこの呼吸法を行っており、一日に2回以上を行うことを勧めています。
■4-7-8呼吸法のやり方
では、4-7-8呼吸法のやり方をご説明します。
(1)まず、口から息を吐き出します。「フー」と音を出しながら全身の息を吐ききります。
(2)口を閉じ、4秒かけて鼻から息を吸います。
(3)7秒間息を止めます。
(4)8秒かけて(1)と同様に音を出しながら口から息を吐き出します。
(2)~(4)を繰り返します。呼吸法を行うときは目を閉じ、立ったままでも横になったままでもどんな態勢でも構いません。ただ息を吐くときは吸うときの2倍の時間をかけて、ゆっくり全部の息を吐くようにします。
■体験してみた結果は?
筆者も眠れない夜にこの方法を思い出し、布団に横になって目を閉じながらこの呼吸法を試してみました。その結果、知らないうちに寝入っており、気づいたら朝になっていました。
この呼吸法が眠りに導いてくれたのか、それとも偶然だったかはわかりませんが、数をカウントすることに集中していたせいか、よけいなことを考えずに済んだようです。
眠れないときだけでなく、瞑想して心を落ち着けたいときや緊張するときに、この呼吸法を取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
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【参考】
※ How to Perform the 4-7-8 Breathing Exercise – Andrew Weil, M.D.
【画像】
※ Dmitry Melnikov / Shutterstock