27日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で、安藤優子アナウンサーが、理化学研究所(理研)の元職員・小保方晴子氏の手記「あの日」に対して、厳しいコメントを連発する一幕があった。

番組では、小保方氏がSTAP細胞を巡る一連の騒動について綴った手記「あの日」の発売にあたり、その内容に迫った。手記の中で、小保方氏は「200回STAP細胞を作った」とする発言については、200回実験をトライしたという意味で。(STAP細胞の)作製に完全に成功しているわけではない」と主張しているのだとか。

こうした小保方氏の主張に、安藤アナは「(小保方氏は記者会見で)はっきりおっしゃってましたよね。自分自身では200回ぐらい、STAP細胞の作製に成功してますと」「それを今さら、言葉のあやだって言われても私たち、納得がいきませんよね」と厳しく批判した。

また、小保方氏は「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた」「一連の発表は(中略)周到に準備され張り巡らされた伏線によって仕掛けられた罠」と綴っているという。

こうした小保方氏の見解を受けて、安藤アナは「一体あの騒動はなんだったのかということも含めて、改めて関係者全員が口をそろえて、どういうことだったのかについてきちんと説明してもらいたいと思いました」とコメントしていた。

【関連記事】
古舘伊知郎氏、小保方晴子氏への処分に異論 「理研の不祥事でもあったはず」
伊集院光が、「小保方晴子氏を陥れた人物」の存在をラジオ番組で示唆する
ビートたけしが小保方氏騒動に持論「証拠を見せなきゃ」