人工知能、初めて囲碁プロ負かす
グーグル開発のソフト
2016年1月28日 03時10分
従来の囲碁ソフトと「アルファ碁」の違い 【ワシントン共同】米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー「ディープマインド」(英国)は、開発した囲碁のコンピューターソフト「アルファ碁」がプロ棋士を相手に勝利を収めたと、英科学誌ネイチャーに27日発表した。プロが公式戦で使うフルサイズの19路盤でハンディなしで勝ったのは世界初としている。
囲碁はその複雑さから、チェスや将棋よりも格段にソフト開発が難しいとされるが、AIの新技術で判断力を大幅に高めた。
対戦相手は2013~15年の欧州チャンピオンで中国出身のファン・フイ氏。アルファ碁は15年10月に5戦し全勝した。