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福岡市 複数の配水池を結び断水回避1月27日 18時18分
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冷え込みによる水道管の破損で九州各地で断水が続くなか、福岡市では、市内に8つある配水池のうち、水道管からの水漏れの影響で1つの配水池の水が無くなりましたが、ほかの配水池の水を供給するシステムを使って断水を回避していました。
福岡市博多区にある「水管理センター」では、市内に8つある配水池の水の量などを管理していますが、このうち南区にある配水池の水位が今月24日の夕方から下がり始めたのを職員が確認しました。この配水池から水を供給している地域で冷え込みのため水道管が破損し水漏れが相次いだことが原因とみられ、翌25日の午後10時ごろには配水池の水が無くなったことが確認されました。
このため水管理センターでは、速やかに断水を防ぐための措置を取りました。福岡市では、8つの配水池の水を互いに供給し合えるよう各地を配水管でつなぐ対策を取っていて、職員がこのための配水管の弁をセンターから遠隔操作で開けた結果、断水を免れたということです。
福岡市は水道管の復旧を併せて進め、今のところ断水のおそれはないとしていますが、まだ各地で水漏れが多発しているとして節水を呼びかけています。断水を防ぐためのこのシステムは昭和53年の大渇水を教訓に福岡市が導入したもので、東京でも同様のシステムが整備されているということです。
このため水管理センターでは、速やかに断水を防ぐための措置を取りました。福岡市では、8つの配水池の水を互いに供給し合えるよう各地を配水管でつなぐ対策を取っていて、職員がこのための配水管の弁をセンターから遠隔操作で開けた結果、断水を免れたということです。
福岡市は水道管の復旧を併せて進め、今のところ断水のおそれはないとしていますが、まだ各地で水漏れが多発しているとして節水を呼びかけています。断水を防ぐためのこのシステムは昭和53年の大渇水を教訓に福岡市が導入したもので、東京でも同様のシステムが整備されているということです。