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高浜原発3号機あす再稼働へ 新規性基準で2か所目1月28日 5時00分
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福井県にある高浜原子力発電所3号機について、関西電力は29日午後、原子炉を起動し、再稼働させる計画です。新しい規制基準のもとで再稼働するのは、鹿児島県にある川内原発に次いで2か所目になります。
高浜原発は去年2月、3号機と4号機が原発事故を受けて作られた新しい規制基準の審査に合格し、このうち3号機は、29日午前から再稼働の前の最後となる原子炉の核分裂反応を抑える制御棒の検査を受ける予定です。
検査に問題がなければ、関西電力は、29日午後から核分裂反応を抑える32本の制御棒を順次、引き抜いて3号機の原子炉を起動し、再稼働させることにしています。
起動からおよそ12時間後の翌30日の朝にも、核分裂反応が連続する「臨界」の状態になり、起動から3日後の来月1日には発電と送電を始め、その後、徐々に原子炉の出力を高め、来月下旬に営業運転に入る計画です。
新しい規制基準のもとで再稼働するのは、去年2基が再稼働した川内原発に次いで2か所目で、合わせて3基になります。
また高浜原発3号機では使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を使うプルサーマルが行われる予定で、プルサーマルは、高浜原発3号機が運転を停止して以来、およそ3年11か月ぶりになります。
3号機が4年近く運転を停止していることから、関西電力は設備に異常がないか慎重に確認しながら起動後の操作を行うとしています。
検査に問題がなければ、関西電力は、29日午後から核分裂反応を抑える32本の制御棒を順次、引き抜いて3号機の原子炉を起動し、再稼働させることにしています。
起動からおよそ12時間後の翌30日の朝にも、核分裂反応が連続する「臨界」の状態になり、起動から3日後の来月1日には発電と送電を始め、その後、徐々に原子炉の出力を高め、来月下旬に営業運転に入る計画です。
新しい規制基準のもとで再稼働するのは、去年2基が再稼働した川内原発に次いで2か所目で、合わせて3基になります。
また高浜原発3号機では使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を使うプルサーマルが行われる予定で、プルサーマルは、高浜原発3号機が運転を停止して以来、およそ3年11か月ぶりになります。
3号機が4年近く運転を停止していることから、関西電力は設備に異常がないか慎重に確認しながら起動後の操作を行うとしています。