済州空港が正常化 足止めされた乗客の輸送完了

【世宗聯合ニュース】大雪などの影響で滑走路が一時閉鎖された韓国南部の済州島・済州国際空港で、足止めされていた乗客の輸送が26日夜に完了した。済州島発の臨時便運航も終了した。空港が完全に正常化したことになる。

 済州空港は大雪と強風のため滑走路を閉鎖し、23日午後から25日午後まで航空機の運航を中止していた。

 国土交通部の資料によると、運航再開から27日午前0時過ぎまでに431便の国内便・国際便が済州空港を離陸した。島に滞在していた人と正常運航再開後の定期便の乗客を合わせ、7万3100人が搭乗した。

 国土交通部はできるだけ多くの旅客を運ぶため、ソウル郊外の金浦国際空港と釜山郊外の金海国際空港の深夜運航制限を一時的に解除した。

 過去に例のない夜を徹しての運航となり、済州空港は25日夜、一時は1分40秒ごとに旅客機の離着陸が行われた。

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