【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車傘下、起亜自動車が27日発表した2015年通年の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は2兆3543億ウォン(約2316億円)で前年に比べ8.5%減少した。
売上高は49兆5214億ウォンで前年比5.1%増加。当期純利益は12.1%減の2兆6306億ウォンにとどまった。
起亜関係者は「世界的な景気停滞にもかかわらず、『K5』や『スポーテージ』など新車の発売と、『ソレント』や『カーニバル』など多目的レジャー車(RV)の販売が好調で、売上高が増加した」と説明した。営業利益については、通年でマイナスとなったが、下半期は前年同期を上回ったとした。
昨年1~3月期の営業利益は前年同期比30.4%減、4~6月期は15.5%減。しかし7~9月期に19.6%の増加に転じると、10~12月期もプラスとなった。
10~12月期の営業利益は5144億ウォンで前年同期比2.8%増加した。売上高は12兆7917億ウォン、当期純利益は4308億ウォンと集計された。