【世宗聯合ニュース】購入したばかりの新車に欠陥があった場合、車を交換・返品できる制度が韓国で整えられる見通しだ。
韓国国土交通部は27日に発表した2016年の業務計画で、新車
の交換・返品および補償の基準を明示した消費者保護基準を上半期に設け、これを下支えする自動車管理法改正案を下半期に国会に提出する方針を示した。
新車の無償修理期間内に主要装置・部品を4回以上修理したか、購入後1カ月以内に所定の回数を超えて不具合が発生した場合を、交換・返品の基準として検討している。原動機や動力伝達装置などが主要装置・部品にあたる。
これまでは新車に不具合があっても交換・返品はほぼ不可能だった。公正取引委員会の「消費者紛争の解決基準」は勧告にとどまり強制性が無く、重大な不具合が頻繁に発生してもメーカーが交換・返品に応じるケースは少なかったためだ。