【ソウル聯合ニュース】核開発の制限履行に伴う国際社会の対イラン制裁解除を受け、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がイラン訪問を検討している。青瓦台(大統領府)の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官が27日、明らかにした。
朴大統領のイラン訪問が実現すれば、韓国大統領としては初めてとなる。訪問時期は決まっていないものの、4~5月になると予想される。訪問の際には、ロウハニ大統領と初の首脳会談を行い、韓国企業のイラン進出支援問題をはじめ、両国間の経済協力拡大策を協議するとみられる。
イランは制裁解除を受け、インフラ整備や経済開発を進める予定。世界各国からは同国市場への進出を模索するための訪問が相次いでおり、22~23日には中国の習近平国家主席が訪れている。