警笛に激怒し5回追突繰り返す報復運転、45歳男を逮捕

 違法なUターンをした際、ほかの車が警笛を鳴らしたという理由で、追い回して5回も衝突するという報復行為をした40代の男が警察に逮捕された。

 京畿道盆唐警察署は26日、報復的な運転によってほかの車を破損し、運転者にけがを負わせて逃走した容疑で、エアコン設置技術者A容疑者(45)を逮捕した。警察によると、A容疑者は昨年11月24日午後4時ごろ、スポーツタイプ多目的車(SUV)を運転していて、城南市盆唐区二梅洞のトルマ第2トンネルの手前で違法なUターンをした。対向車線を走行してきた車の運転者Jさん(45)は驚いて警笛を鳴らし、A容疑者の車を避けた。するとA容疑者は、Jさんの車を200メートルほど追い、片側2車線のトンネル内でJさんの車のリアバンパーや運転席のドアに衝突した。Jさんの車が止まると、今度は前をふさぎ、バックして運転席のドアに3回衝突した。Jさんは腰の痛みなど全治2週間のけがを負い、車の修理費も400万ウォン(約39万円)ほどかかった。

 A容疑者は、Jさんの車のブラックボックスに収録されていた事件当時の映像を基に追跡に乗り出した警察によって検挙された。警察の調べに対しA容疑者は「道を間違えたためUターンしたが、対向車に警笛を鳴らされカッとなった」と供述した。

城南= 権祥銀(クォン・サンウン)記者
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