【世宗聯合ニュース】昨年の韓国の航空交通量は前年同期比7.9%増の67万5653便で過去最高を記録した。1日当たりの平均は1851便だった。国土交通部が27日発表した。
中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大に見舞われながらも、韓国の空港を利用した国際線の航空機は約39万6000便で前年比6.7%、国内線は約23万3000便で同9.0%、それぞれ増加した。
昨年、韓国の空港で航空機が最も混み合った時間帯は午前10時台で、1時間当たり平均144便が運航された。
2006年からの10年間、航空交通量は原油高とリーマン・ショックの影響で一時的に落ち込んだのを除いては、年平均6.3%の増加ペースを維持している。
同部は国内外での旅行需要の増加や格安航空会社(LCC)の運航路線拡大などが、航空交通量の増加につながったとみている。
また、韓国の航空交通量については周辺国の空港との競争激化、為替レートの変動など不確実性はあるものの、振り替え休日の施行や短距離路線の需要拡大により、当面は増加傾向が続くと見通した。