日本の伝統的なスポーツ競技・相撲の正規大会で10年ぶりに日本人が優勝した。これは、24日に東京・両国国技館で行われた大相撲初場所で、福岡出身の琴奨菊和弘が優勝したもの。2006年以降、相撲の正規大会ではモンゴル出身の選手が56回優勝するなど、外国人選手が優勝を独占してきた。
琴奨菊の優勝に日本の主要紙は「10年ぶりの日本人優勝」と大きく報じた。しかし、専門家の中には「相撲はすでにグローバル化されているのに、日本国内の出身者だと強調しているのは民族主義をあおる可能性がある」と指摘する声もある。