国際情報
韓国で虐殺ベトナム人慰霊像設置予定 作者は慰安婦像製作者
2016.01.26 07:00
ちなみに、ベトナム戦争への参戦を決断した当時の韓国の大統領は、朴槿恵大統領の父親である故・朴正熙氏である。だからこそ、この“第二の銅像”は、朴槿恵政権へ強烈なダメージを与える可能性を秘めているのだ。
ベトナムピエタの像を製作している韓国の彫刻家、キム・ソギョン氏とキム・ウンソン氏は、なんとソウル日本大使館前の慰安婦像の製作者である。韓国のハンギョレ新聞ウェブ版が1月15日に伝えたところによると、2人は、
「ベトナムを訪問して虐殺された多くの無名の子供を見たし、その姿がトゲとなり目を刺した」
「謝罪と反省の意味を込めて、理由も分からずに殺された人々を記録して慰霊したかった」
と銅像の製作意図を語っている。つまりこの銅像は、韓国軍によって虐殺されたベトナム人を慰霊するためのものということだ。
また、2人は、
「韓国政府は日本軍『慰安婦』被害者問題に関して、日本政府に正確に謝罪を要求し、受け取らなければならない。また、ベトナム戦争における民間人虐殺に対しても正確に謝罪しなければならない。現在韓国政府は2つともできずにいる」
とも語り、ベトナムピエタ像の製作は、慰安婦問題の追及とセットであるとの認識を示している。
※週刊ポスト2016年2月5日号
ちなみに、ベトナム戦争への参戦を決断した当時の韓国の大統領は、朴槿恵大統領の父親である故・朴正熙氏である。だからこそ、この“第二の銅像”は、朴槿恵政権へ強烈なダメージを与える可能性を秘めているのだ。
ベトナムピエタの像を製作している韓国の彫刻家、キム・ソギョン氏とキム・ウンソン氏は、なんとソウル日本大使館前の慰安婦像の製作者である。韓国のハンギョレ新聞ウェブ版が1月15日に伝えたところによると、2人は、
「ベトナムを訪問して虐殺された多くの無名の子供を見たし、その姿がトゲとなり目を刺した」
「謝罪と反省の意味を込めて、理由も分からずに殺された人々を記録して慰霊したかった」
と銅像の製作意図を語っている。つまりこの銅像は、韓国軍によって虐殺されたベトナム人を慰霊するためのものということだ。
また、2人は、
「韓国政府は日本軍『慰安婦』被害者問題に関して、日本政府に正確に謝罪を要求し、受け取らなければならない。また、ベトナム戦争における民間人虐殺に対しても正確に謝罪しなければならない。現在韓国政府は2つともできずにいる」
とも語り、ベトナムピエタ像の製作は、慰安婦問題の追及とセットであるとの認識を示している。
※週刊ポスト2016年2月5日号