石田貴子
2015年11月27日03時00分
西原義一県教育長は、26日の県議会で、2017年4月に統合により開校する二つの県立高校の校名について「小豆島中央高校」「観音寺総合高校」とする方針を明らかにした。来年2月の定例県議会に県立学校条例の改正案を提案する。
17年春には、小豆島高校と土庄高校、観音寺中央高校と三豊工業高校がそれぞれ統合することが決まっていた。西原教育長は小豆島中央高校について「小豆島という島の名前が全国的に知られている。校地が小豆郡の中央部に位置する」、観音寺総合高校は「商業系列、食物系列、人文・国際系列や工業科など、さまざまな教育内容を持つ総合的な高校となる」とし、それぞれの新しい校名が適切であると説明した。
県教育委員会によると、事前に各校の同窓会やPTA、生徒、教職員に校名について意見を聞き、県教委が案を出した。校名から土庄という自治体名が消えることや、高校野球で全国的に知られた観音寺中央高校の校名が変わることなどに対して惜しむ声もあったという。
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