Kポップに熱狂し、韓国料理が好きな韓流ファンが、世界86か国で、合わせて3500万人を超えていることがわかりました。
公共外交専門機関である韓国国際交流財団は、韓国外交部や海外105か国にある在外公館と共同で世界各地での韓流の現状について調査を行い、このほど、「2015地球村韓流現況」をまとめました。
それによりますと、去年、海外で活動している韓流同好会は、86か国で合わせて1493団体で、おととしに比べて21%増えました。
同好会の会員として活動している人は、3559万人で、おととしに比べて63%増えています。
韓国国際交流財団の関係者は、「去年の韓流現象でみられる特徴は、Kポップの人気が依然として高いことと、韓国料理のブームが起きていることだ。また、韓国のウェブドラマやコリアンヒップホップのいわゆる‘キップホップ’がブームとなり、‘新韓流’を巻き起こしている」と説明しました。
韓流同好会の会員数を大陸別にみますと、アジア・大洋州が2620万人で最も多く、次いでアメリカ758万人、ヨーロッパ163万人、アフリカ・中東17万人の順となっています。
特に、アメリカでは、おととしに比べて1.8倍となり、増え方が目立っています。