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ルーチンワーク
ルーチン (routine)とは、決まり切った手続きや仕事の事。
初場所で琴奨菊が悲願初優勝した。
琴奨菊は優勝インタビューで「毎日のルーティンを続けてくれた若い衆のおかげ
です。(今日は)1日中ルーティンでした」と語っていたことは、TVを見てい
た方々は知っていると思う。
?去年8月から、トレーナーの塩田宗廣さん(38)の指導のもと筋力強化のト
レーニングを続けてきました。体幹強化(中心軸)である。
②メンタル面では2011年7月の名古屋場所終盤で連敗し、大関昇進のチャン
スをつぶしたことがきっかけだった。精神面の弱さを克服するため、NHKの企
画でメンタルトレーニングの第一人者、東海大体育学部の高妻容一教授のもとを
訪ねたことにより、呼吸を整え、気力を前に出すということで「琴バウアー」の
ポーズが誕生した。
善き人との出会いで、才能を伸ばし、開花することができた実例である。非二元
の思考観察・坐禅等の修行、職人の技の修得には必ず「ルーチンワーク」がある
。そこにはリードするガイド・コーチ・トレーナーと言われる人がいる。親方・
師匠等と呼ばれる人たちである。
また事故や病気により障害を負った場合等、リハビリが毎日行われ、機能回復を
目指すことなども「ルーティン」である。指導するのは、理学療法士・言語療法
士・医師・専門看護士等である。
リハビリでは身体機能の回復訓練が目的であるが、障害が固定することもあり、
生活スタイルが発症前と大きく異なる。
私は、リハビリは「リライフ」⇒「生き直し・やり直し」の自得により促進され
ると確信している。人は誰でも「生き直し」「やり直し」を抱き生活している。
「リライフ」は思考・概念ではない。
1-今、できないことが、できるようになる。
2-今、わからないことが、わかるようになる。
3-今、嫌な事が、嫌でなくなる。
身体機能・身体感覚にアプローチする技法が機能の回復改善をもたらせているの
である。
「悟り」の現象も同じである「ルーティン」で行っていくから、常にもたらされ
る結果が上昇していくのだ。
そこには他者への不平不満・悪口・他者との比較等は無い。なぜならば自分事だ
からだ。
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