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「相対的現象・現実」と「自我機能」2
自己観察(思考観察)「自我機能」「自己機能」「意識機能」の区別ができるよ
うになると、「私」「自分自身」という枠組みが外れ始め、「エネルギー体」と
しての感覚が出てくる。このエネルギー体としての感覚が「全体性」への溶け込
みを覚知することとなる「体感覚知」ができるようになるのである。この段階で
「私」「自分自身」という枠組みが消える。ただ全体性の感覚のみなる。「無」
「空」という感覚が既にあることに気づく。
時空を超える体感・体験がもたらされる。
※「私」「自分自身」が消えるとは、一般的な死ぬことではない、体感・体験と
して起きてくる現象のことを言う。
「自分自身が消える」という感覚は、区別ができ、エネルギーの覚知ができる様
になると生じる。最終的に「体感覚知」することとなる。この過程はジルボルト
・テイラーの体感・体験と同じである。古今東西の「悟り」の体感・体験者と同
じである。「右脳」の活性化に伴う「新世界の始まり」でもある。
※ 「悟り」現象までの過程 1-区別 2-エネルギーの覚知
3-「体感覚知」
「区別する」ということは、「悟り」後の「意識操作の基本」となるものである
。とにかく「区別」することができるように自己観察(思考観察)に慣れる事で
ある。今までやったことがないことをやるわけであるから難しく感じて当り前で
あるが、先にも述べてが「身体感覚」に意識を向ける生活をしていくと容易にで
きることである。
「身体感覚」に意識を向けるとは「体感のワーク」である。
「
区別」することは「眼差し」が「自我機能」から「自己機能」そして「意識機能
」へとシフトしていくことになる。この眼差しの変化を「目覚め」とも言う。
「悟り」現象は「職人技の修得・自得」に類似していることは、これまでに語っ
てきているが、自分自身の意識をプロ化することでもある。
もたらされる結果または現象を提示すると次の通り(私の場合)
身体的現象 1-嗜好性が変わる⇒食生活の変化 減食傾向⇒必要以上の食をとらなくなる
興味・関心を向ける方向が変わる
2-体型の変化 3-老化現象が遅くなる 健康長寿の現象化
4-物事を見抜けるようになる 5-常に智慧の世界にあることを
確信する
6-「相対的現象・現実」「絶対的現象・現実」がわかる
7-「存在」することの意味がわかる。現象の全てがわかるように
なる
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