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「相対的現象・現実」の選択 2

 投稿者:アルベア  投稿日:2016年 1月26日(火)11時16分43秒
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  「相対的現象・現実」の選択 2

「二律背反状況」からの「離脱」については、カールヤスパースが「実存開明」

の中で、その重要性を展開している。つまり「目覚め方」を具体的に述べている

のです。「損得勘定」からの離脱でもあります。そこに釈尊の「悟り」現象が求

められるのだということです。それは自らの「悟る」という体験により「救済し

ていく」ということにより、強固な自他の相反する状況が消えるということがも

たらされるからです。

「損得勘定」を離れ、「満たされた、足る」を知る(気づく)ことが「悟り」体

感・体験だということなのです。

思考による思い込みや信じ込みではない、現実としての救済なのです。

相反する自他の関係は「悟る」(目覚める)ことにより即「救済」へと意識がシ

フトするのです。「損得勘定」は何により、どのように「目覚める」方向に向く

のかが重要なポイントとなります。

「目覚め」のポイントは、相反する自他の「損得」に共通する話題・テーマは「

得する事」です。両者が「得」することを促すことです。自分事として受け入れ

やすい事です。それが「感動」「喜び」であり、平易な言葉にすると「勇気と希

望」となるのです。「自分自身の得になること」とは「幸福」であり「満たされ

ている実感」を言います。その方法の促しが「悟り」への促し、「気づき」の促

しとなるのです。「自分事」とは、正直・素直になりやすいのです。

「勇気」「希望」は思考・概念ではない「体感」現象なのです。

残念ながら、「勇気」「希望」「感動」「喜び」を促す人がいなくなっている現

実が、そこ、ここにあるのです。リーダーの不在は、人々の内面的貧困による投

影・反映なのです。だから常に「相反する」弁証法的現象が当り前に稼働してい

るのです。「智慧」がない、「智慧」がもたらされないことを気づかぬうちに選

択しているのです。

世俗化・腐敗・堕落は、他者に対する愚痴、不平不満、悪口、隠ぺい等は、自分

の都合が常に優先されているから起きている現象なのです。「自分自身の思う通

りにいかない」という現実があるのです。そこには「正直さ」「素直さ」はあり

ません。相反する世界からの離脱は「正直さ」「素直さ」があるから「気づき」

がもたらされるのです。こうした見方、人間観は「離脱」体感・体験がないとも

たらされないのです。

「自分の存在」という概念は、必要ないことに気づけないから愚考が続くのです。

「自分自身」に身を置くことが生まれて以来、学習され自得されている現象が条件

反射的に根付いているから、「うまくいかない」「思う通りにいかない」ことを

現象化させているのです。「手放す、」「自分自身を捨てる」「自分を離れる」

等は古今東西の教訓や宗教等で共通して伝えられている「生き方の智慧」なので

す。しかし人間の意識に「定着化しない」「定着できない」ということが意識の

向上を阻んでいるのです。だから「目覚め」や「悟り」ということを渇望してい

るのです。ということは「目覚め」「悟り」の現象が「もたらされる時節」が訪

れていることを意味しています。
 
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