中部国際空港（愛知県常滑市）を運営する中部国際空港会社のホームページ（ＨＰ）が２７日午前６時５分ごろから、閲覧しづらい状態になっている。同社は、意図的に大量のアクセスを集中させる「ＤＤｏＳ（ディードス）攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃を受けているとみて、愛知県警に相談した。

　同社によると、ＨＰには空港を発着する航空機の運航情報などを掲載している。ＨＰ以外のシステムに影響はなく、航空機の運航に支障はないという。

　同社ＨＰは２０１５年１０月１０日にも、大量のアクセスが外部から寄せられ、８時間半にわたり断続的に閲覧できない状態になった。県警の調べで、国際的ハッカー集団「アノニマス」のサイバー攻撃だった可能性が指摘されている。

（中日新聞）